Ddogのプログレッシブな日々@ライブドアブログ

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日英伊共同開発の次期戦闘機の模型が初公開

高橋浩祐英軍事週刊誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員
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初公開された日英伊共同開発の次期戦闘機の模型(高橋浩祐撮影)

日英伊3カ国が共同開発を進めている次期戦闘機の模型が、15日に開幕した日本最大の防衛装備品の見本市「DSEI JAPAN」で初公開された。2019年11月以来2度目の開催となる今回の「DSEI JAPAN」の目玉の展示となっている。

次期戦闘機は、第5世代戦闘機の代表であるアメリカのステルス戦闘機F22やF35を上回る「第6世代戦闘機」(ベン・ウォレス英国防相)と位置づけられている。

ジャーナリスト高橋浩祐の「狼たちへの伝言」

次期戦闘機の計画は「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP=ジーキャップ)」と呼ばれる。三菱重工業と英航空・防衛大手のBAEシステムズ、イタリアの防衛大手レオナルドの3社が機体の開発を進めている。エンジン部分は日本のIHIと英国の航空機エンジン製造大手ロールスロイスが中心で、イタリアで航空機エンジンを手がけるアビオも加わる。電子システムは三菱電機、伊レオナルド、レオナルド英国法人が担当する。欧州の軍事大手MBDAもミサイル開発で参画する。

次期戦闘機の模型を紹介した筆者のツイートには、「無尾翼のラプターって感じ」「行き着く先はF-22か・・・」「やっぱラプターチックになっちゃうんですね」といったように、米軍のF22ラプターと形状を比較する反応が目立っている。

GCAP=ジーキャップ?私はジーシーエーピィーと読んでいたのでジーキャップはなんか・・・
違和感がある。せめてグローバルキャップではどうかなぁ?爺さんのキャプテンより世界的キャプテンの方がいいんじゃないかなぁー

日本唯一の防衛・セキュリティ総合展示会

DSEI Japanは日本で初めて開催された大規模な防衛・セキュリティ総合展示会です。

当展示会は、最新の設備やシステムの調達を支援し、国際関係の発展に寄与するとともに、日本と海外のビジネス機会やパートナーシップを生み出す日本の防衛コミュニティが国際防衛産業と出会う場となります。

次回のDSEI Japanには世界中より250以上の出展者が参加する見込みです。また、参加者は充実したカンファレンスやセミナー、国際的に活躍する講演者を交えた二国間会議に参加いただくことができます。

(※本展示会は本展示会に関連するビジネス関係者の方及び官公庁の方に限り入場可能です。)

(※本展示会は本展示会に関連するビジネス関係者の方及び官公庁の方に限り入場可能です。)
私はDSEI2021に申し込んだが、軍事ブロガーでは入場出来なかった。車椅子生活の現在幕張メッセまで行って見学できるか自信が無く、DSEI2023は申し込みすらしなかった、仕方がないので防衛技術シンポジウム2022を自室で視聴した。

模型の画像と私が一番実物に近いと思って当ブログでは頻繫に引用し皆さんに紹介しているimaginary -wingsさんの展示室の画像と比べてみます。imaginary -wingsさんのCGはエンジン排気口がP&W(プラット&ホイットニー)社のF135ターボファンエンジンに似た感じであったが模型のエンジン排気口はF22のF119エンジンの2次元式推力変向排気口に似ている。エンジン排気口以外は模型とそっくりである。

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http://www2.tbb.t-com.ne.jp/imaginary-wings/
展示室

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高橋氏の動画より切り抜き
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エンジン排気口についてはimaginary -wingsさんはP&W(プラット&ホイットニー)社のF135ターボファンエンジンに似た感じであったがF22のF119エンジンの2次元式推力変向排気口に似ている。

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高橋氏の動画より切り抜き
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高橋氏の動画より切り抜き
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高橋氏の動画より切り抜き
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高橋氏の動画より切り抜き


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高橋氏の動画より切り抜き
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次期戦闘機GCAPはウイングマン無人戦闘機を複数機引き連れ多様なミッションに臨む
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http://www2.tbb.t-com.ne.jp/imaginary-wings/tenji/F3A04/F3A17.jpg
空対空戦闘を行う無人戦闘機は、従来の遠隔操作型の偵察/攻撃型無人機に比べAI技術を駆使して高次元の自律飛行能力が求められる。アニメ機動戦士ガンダムの世界では、複数の子機(ファンネル)を動かして戦うように戦闘が進化していく。複数の子機(ファンネル)戦うにはニュータイプという一種の超能力者のみ可能との設定だった。空自の戦闘機パイロットは確かにニュータイプっぽい才能がある人でないと務まらないかもしれませんが、空自の戦闘機パイロットは超能力者ではないので、無人戦闘機の操作性は簡易でなくてはならない。
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高橋氏の動画より切り抜き
 防衛装備庁技術シンポジウム2022の動画(3:30:41~参照)音声と操作レバータッチパネル、ARゴーグル等で操作しているがあなり慌ただしい。
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高橋氏の動画より切り抜き
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ARゴーグル 高橋氏の動画より切り抜き
費用分担はまだ正式に決まっていないはずだが、ルカさんの情報だと「費用分担がイギリスと日本で4割ずつ、残りがイタリアだそうです」イギリス40%と日本で40%イタリアが20%は妥当な線だと思います。次期戦闘機GCAPは日本の技術が中核となるはずですが、日本との協力に対する英Telegraph紙の評価は「日本の防衛産業界がもつ技術力」よりも「日本政府の豊富な資金力」に高いポイントを与えている


これは狡猾で誇り高いアングロサクソンの言い分に過ぎません。GCAPのビデオを見る限りは協力協調して事業に臨みますという印象を与える動画でしたが・・・日本人は甘いし国益という意識無さそうなので英国とイタリアに・費用分担が決まったとしてもかなり美味しいところを持っていかれると思います。国内ネット世論も沸騰することもあるかもしれません日本も突っ張るところは突っ張ると思います。↓CGのように2035年までにすんなり量産化できるかどうか?

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高橋氏の動画より切り抜き
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高橋氏の動画より切り抜き
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コメント

 コメント一覧 (13)

    • 1. ルカ
    • 2023年03月16日 13:52
    • 費用分担がイギリスと日本で4割ずつ、残りがイタリアだそうですが、開発費の負担通りなら日本もそれほど多く開発に携われるということでしょうか?日本の技術がないと大部分進まないのもあるので日本の資金だけをということはできないでしょうし、日本はステルス機体、レーダーやセンサー類、ウェポンベイ辺りを担当、データリンク、システム統合、エンジンの調整開発がイタリア、イギリスといったところでしょうか?
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      • 2.  Ddog Ddog
      • 2023年03月16日 18:58
      • >>1
        ご心配ごもっともです、日本との協力に対する英Telegraph紙の評価は「日本の防衛産業界がもつ技術力」よりも「日本政府の豊富な資金力」に高いポイントを与えている
        https://grandfleet.info/japan-related/britain-to-participate-in-the-development-of-japans-next-fighter-the-aim-is-not-japanese-technology-but-funding/

        誇り高いアングロサクソンの言い分に過ぎません。バトルオブブリテンの救国戦闘機スピットファイアやハリケーンがオーストラリアやビルマ上空で次々と撃墜されていた時も負け惜しみを言っていたと記憶しています。出所不明うる覚え
        GCAPのビデオを見る限りは強調して仕事するよって感じでしたが・・・日本人甘いし国益という意識無さそうだし・・・
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      • 3. ルカ
      • 2023年03月16日 20:44
      • >>2
        しかし現状その3カ国の中で必要なハードの要素技術を持つのは日本だけです。テンペストはようやくコンセプトがかたまり、構想ができた団塊で搭載するレーダーの試作に取り掛かってる中既にステルス機体、ウェポンベイ、機体軽量化、主翼、素材、センサー、レーダー、エンジンと日本は必要な要素技術の大部分を習得してます。日本の技術がなければ進みませんし否応がな日本がある程度の主要な部分を担うことになるとは思います。
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      • 4.  Ddog Ddog
      • 2023年03月17日 02:11
      • >>3
        結果としてGCAPは防衛装備庁が研究してきた23DMU~26DMUベースの日本製戦闘機そのものになるような気がします、それでいいじゃないですか 
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      • 6. ルカ
      • 2023年03月17日 12:14
      • >>4
        そうなれば最良過ぎる結果ですな
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      • 9.  Ddog Ddog
      • 2023年03月17日 13:35
      • >>6
        英国のテンペストチームはGCAPにおんぶにだっこで乗っかり実質F-2の後継機となる次期戦闘機「F-X」をテンペスト戦闘機と呼ぼうと思って当初は日米共同開発の次期戦闘機「F-X」に乗っかったと私は思っていますよ。
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    • 5. 筋肉オヤジ
    • 2023年03月17日 09:56
    • 三菱のレーザー兵器には驚きました!
      MAVに搭載されているとは。
      自社開発との事でしたが、予算付けて欲しいですね。
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      • 7.  Ddog Ddog
      • 2023年03月17日 13:28
      • >>5
        20kwの対ドローン高出力レーザ兵器は MAVではなく高機動車搭載ですが「車両搭載型レーザ装置(近距離UAV対処用)の研究」としてですが令和3年度概算要求額に約33億円予算がついています。
        http://ddogs38.livedoor.blog/archives/24759446.html
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    • 10. 海自1尉の父
    • 2023年03月17日 20:58
    • GCAPとFCASの位置づけがサウジアラビア参画以降まったく分からなくなっていますが、どのような場合でも日本が持つ技術要素は戦闘機の手足部分に過ぎず、統合技術やテジタル開発技術といった基幹部についてはユーロファイター開発国の欧州勢に依存しなければならないのが残念です。
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      • 11.  Ddog Ddog
      • 2023年03月17日 22:24
      • >>10
        FCASは2018年頃独仏主導に英が加わる欧州統一の第6世代戦闘機になる構想がありましたが、英国はテンペスト計画として独仏と袂を分かち、独仏西のNGF計画チームと、英伊瑞のテンペスト計画の2チームに分かれて開発計画が進められました。
         日英伊が2022年12月9日、英伊が英国のTempestを元に進めてきたFCAS計画と日本が進めてきたF-X計画を統合して、2035年運用開始を目指したGCAP計画として進めることで合意 スウェーデンはFCAS計画だけに参加としてGCAP計画には不参加
        サウジアラビアが英国主導でイタリアとスウェーデンが参加する次期戦闘機計画FCASに参加するとして、3月1日にLoIに署名した。
         しかしながらサウジとの合意は日英伊が進めるGCAP計画とはTempest次世代機は共通でも別で、GCAP計画にスウェーデンは参画していない。
        http://www.dmrsc.com/FB/EuroNGF_201x.htmlが詳しいです。
        今のところGCAP計画ではF3とTempestは姉妹機となりそうです。英国がサウジを引き込んだのはGCAP計画の主導権を握る為と輸出先の確保だと思います。

        英国が日本のFX計画に乗っかったのは日本が持つ技術要素を非常に高く評価した為だと思いますが、日本は資金的問題が主で必ずしも、統合技術やテジタル開発技術といった基幹部について欧州勢に依存しなくてはならないわけではないように思います。
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      • 12. ルカ
      • 2023年03月18日 04:24
      • >>10
        ステルス機体、ウェポンベイ、機体設計、レーダー、センサー、AI、火器統合システム、エンジン、電子戦等、日本が獲得済みのこれらの要素技術を英伊は未だに持ち合わせていないので技術的な依存度で言えばむしろ英伊の方が高いです。日本の技術がなければGCAPは進みませんしこれらをひとつにまとめた時のインテグレーションも日本は今ひとつ経験不足もあるのでだからこそお互いウィンウィンなんですよ。
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      • 13.  Ddog Ddog
      • 2023年03月18日 08:47
      • >>12
        http://www.dmrsc.com/FB/EuroNGF_201x.htm
        を見ると、戦闘機開発はちょっと戦国時代みたいに諜報戦ですね
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    • 14. からあげ
    • 2023年03月25日 18:37
    • ミサイル搭載量が多ければ多いほど航続距離が長ければ長いほど空対空戦闘では有利、という研究結果が出たにも関わらず内装8発程度しか積めなさそうな大きさでがっかり
      F-22と2発しか変わらんやんっていうね
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