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AD-SAMHGV対処用誘導弾

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AD-SAMHGV対処用誘導弾



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新たな脅威HGVに対処するための研究開発 防衛装備庁航空装備研究所誘導技術研究部 誘導システム研究室 米倉 和也

ロシアのアバンガルド、中国のDF-ZF、北朝鮮の火星8号といったHGV滑空弾を迎撃するのは現状では非常に困難である。HGV滑空弾を迎撃するHGV対処用誘導弾がどうしても必要である。

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我が国日本列島はおよそ3000kmあり大都市に人資産が集中しているが重要インフラは全国に広く分散
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都市圏大都市圏14・地域都市圏の中心市22地域・原子力発電所17・100万Kw以上火力発電所57
製油所21・自衛隊司令部16・自衛隊主要艦艇基地5・自衛隊航空基地12・レーダーサイト28
空港89< 会社管理空港4・国管理空港19特定地方管理空港5・地方管理空港54 その他7>



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非常に幅広い弾着可能地域がある。
脅威を長遠方で迎撃する能力、航空において脅威の軌道変更に対応できる能力を持つミサイルが求められている。
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長射程迎撃ミサイル(AD-SAM:AreaDefence-Surface-to-Air Missile)の開発を急ぐ必要がある。
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・開発の肝→大型ロケットモーター SM-3Block3のロケットモーター(我が国が製造できる最大の安全保障のモーター)の数倍の固体燃料を搭載
・空力加熱問題→目法に近づくまでドームカバーで守り→接近し目標を探知する際カバーを外した後、赤外線センサーを高温から守る光波ドーム技術2029年度まで開発
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HGVは高度2万m(20km)~3万m(30km)~8万m(80km)を飛翔する。飛行空力操舵をするには空気が薄く、サイドクラスターで方向変換するには空気が濃い。→高々度飛翔複合制御技術。既にA-SM用に開発済
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迎撃ミサイルシステムに必要なのは
長距離センサ技術
ネットワーク構築技術
「低RCS対処ミサイル誘導制御技術の研究
低RCSな目標を遠距離で且地表に近いので地表からのクラッターを除きつつ目標を探知するのは非常に困難

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短時間で遠方への到達と高空での高機動化の為AD-SAMは大推力の大型ロケットモーターを有す。

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AD-SAMは脅威との会合前にロケットモーターを分離しキルビークル形態に移行

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サイドクラスターで姿勢制御とダイバート旋回 (迂回旋回)を行い
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ドームカバーを分離
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センサで目標を捉え
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高い機動力を生かし捉えた脅威に直撃する

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衛星により脅威の発射を感知
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前方展開した艦艇のレーダーが脅威を探知

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射撃用長距離レーダーが脅威を捕捉

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HGV対処用誘導弾/AD-SAM:AreaDefence-Surface-to-Air Missile発射

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射撃用長距離レーダーの支援を受け脅威に接近

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キルビークル分離

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サイドクラスターと操舵翼による複合制御

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ドームカバー分離
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迎撃ミサイルセンサで目標探知

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脅威の機動に合わせダイパート旋回

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直撃





JSF氏の情報を私はいつも参考にさせていただいていますが、今回はJSF氏が私の記事を参考にしていただいたかもしれません。