出版元河出書房新社のHP↓
ブリューゲル怠け者の国/地上の楽園。伝説の国コカーニュ。
【UG# 248】2018/09/16 『ホモ・デウス』本当に人は戦争・疫病・飢餓を克服できたのか?
脳溢血で倒れる前読もうと思っていた本である。2年前くらいにに当ブログで書評 (ネタバレ記事)を書く予定にしていた本である。岡田 斗司夫氏が絶賛していて、読みたくてしかたなかった。まずネットにnogacchi氏が要約したものがありましたので、紹介します。
ホモデウスは人類の歴史と未来について考察した一冊であり、現代社会における科学技術の進歩や人工知能の発展が人類の未来に与える影響について論考しています。著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏は1976年生まれのイスラエルの歴史学者今年47歳である。ザッと読み終えこれから記事にするために読み込むのだが、まずハラリ氏は話題のチャットGPTが世の中に出現する直前によくぞこの絶妙なタイミングでこの本を書いてくれたと思った。ただ、コロナ禍直前、ロシアのウクライナ侵攻戦争前である為いくつか突っ込み処があることも事実だ。ホモデウス=「神になる(なろうとしている)人間」確かに中世の人間からすれば、今我々が享受している恵は神のごとくだ・・・だが、ハラリ氏が言うように、飢餓・戦争・伝染病は本当に克服されるのであろうか?そして人間は不死へと向かうのであろうか?私はハラリ氏の説に懐疑的だ。第一不老不死は本当の神様でもないかぎり絶対にありえない。なぜなら地球はいづれ太陽に飲み込まれるし太陽にも寿命がある。恒星間の移動が可能となる文明レベルまで文明が発展したとしても、宇宙にも終わりがあるかもしれない。ハラリ氏が言うように150歳までなんか生きたくない。私は車椅子生活の身体障害者だが自殺しないまでもいいかげん早く死にたい。こんな体で生きていくのは苦痛以外のなにものでもない。輪廻転生があるのであれば飢餓・戦争・伝染病が完全克服された未来に健康な体で生まれかわりたいものです。
脳溢血になった後病院や高齢者施設で生活しているが、ただただお迎えが来るのを待つだけの日々はある意味地獄です。認知症も発症し子供のようにお家に帰りたいと泣く老人達。もはや配偶者、子や孫に囲まれお迎えを待つことができる人はごく少数の幸せ者です。皆独りで死んでいくのです。
ホモデウスを読む限り中世には転生したくはない。バベルの塔を描いたブリューゲルが描いたコカーニュの国。常に飢えと闘いつづけていた中世の人々現代の日本はまさにコカーニュの国である。
ブログ記事をチャットGPTに「ホモデウス」のブログ記事を3000字で書いてくださいと依頼しての記事人類の歴史と未来について考察した一冊であり、現代社会における科学技術の進歩や人工知能の発展が人類の未来に与える影響について順次しています。「ホモ・デウス」とは、「神となる人間」を意味するラテン語であり、この書籍は人間の進化や文明の発展を、宗教、経済、政治、科学、そして人工知能の重みから分析ししています。書籍の序盤では、人類が進化してきた歴史について解説されています。届いたかを明らかにしています。そして、人類は現代に至るまで、科学の発展によって、生命の延命や知識の誤り、さらには人間自身を改造することが可能となった。書籍の後半では、人工知能が人間社会にもたらす影響について究明しています。人工知能の発展によって、現代社会がどのように変化していくのか、そして人間の生活にどのような影響を与えるのかを詳しく解説しています。また、人工知能の進歩に伴い、人間自身が「改良」されていく可能性についても継続しています。 具体的には、人間が生物的な限界を超え、長寿化や身体機能の向上、知性や感情の増幅が可能になるという点です。
第1章 人類が新たに取り組むべきこと生物学的貧困線/見えない大軍団/ジャングルの法則を打破する/死の末日/幸福に対する権利/地球という惑星の神々/誰かブレーキを踏んでもらえませんか?/知識のパラドックス/芝生小史/第一幕の銃第1部 ホモ・サピエンスが世界を征服する第2章 人新世ヘビの子供たち/祖先の欲求/生き物はアルゴリズム/農耕の取り決め/五〇〇年の孤独第3章 人間の輝きチャールズ・ダーウィンを怖がるのは誰か?/証券取引所には意識がない理由/生命の方程式/実験室のラットたちの憂鬱な生活/自己意識のあるチンパンジー/賢い馬/革命万歳!/セックスとバイオレンスを超えて/意味のウェブ/夢と虚構が支配する世界第2部 ホモ・サピエンスが世界に意味を与える第4章 物語の語り手紙の上に生きる/聖典/システムはうまくいくが……第5章 科学と宗教というおかしな夫婦病原菌と魔物/もしブッダに出会ったら/神を偽造する/聖なる教義/魔女狩り著者ユヴァル・ノア・ハラリ (ハラリ,Y.N)歴史学者、哲学者。1976年イスラエル生まれ。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻し博士号を取得。現在、ヘブライ大学で歴史学を教授。『サピエンス全史』『ホモ・デウス』『21 Lessons』。翻訳家。早稲田大学卒業。ハラリの3部作のほか、訳書にドゥ・ヴァール『道徳製の起源』、リドレー『繁栄』、リフキン『限界費用ゼロ社会』、ファンク『地球を「売り物」にするひとたち』など多数。
【下巻目次】第6章 現代の契約 7銀行家はなぜチスイコウモリと違うのか?/ミラクルパイ/方舟シンドローム/激しい生存農争第7章 人問至上主義革命 33 内面を見よ/黄色いレンガの道をたどる/戦争についての真実/人間至上主義の分裂/ベートーヴェンはチャック・ペリーよりも上か?/人間至上主義の宗教戦争/電気と過伝学とイスラム過激派3部ホモ‥サビュンスによる制御が不能になる第8章 研究室の時限爆弾 103どの自己が私なのか?/人生の意味第9章 知能と意識の大いなる分離132無用者階親/八七パーセントの確率 /巫女から君主へ/不平等をアップグレードする第10章意識のの大海 189心のスペクトル/恐れの匂いがする/宇宙がぶら下がっている釘第11章 データ教 209権力はみな、どこへ行ったのか?/歴史を要約すれば/情報は自由になりたがっている/記録し、アップロードし、シェアしようー・/汝自身を知れ/データフローの中の小波謝 辞 247
訳者あとがき 250
原 証 269
図版出典271
索引284
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