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私は4月3日月曜日から職場に正式に復帰した。
朝5時に起床して6時過ぎに部屋を出て6:20のバスに乗り橋本駅からJR横浜線に約50分乗り関内駅下車である。帰りは関内からJR横浜線に乗って橋本駅で下車して帰るが食事は食べて帰るか弁当を買って帰るかの選択となる。、月曜は日高屋でレバニラ定食を食べてバスに乗って9時前にアパートに辿り着いた。火曜日はお弁当を買いアパートで温めて食べた。
問題は初日に起きた、自宅を出る前トイレに行き十分水分を絞り出した。本社に行った際も長時間の乗車乗り換えではあったが問題はなかったので過信していた。乗車して30分を過ぎた頃だろうか、徐々に膀胱に負荷を感じ始めたのだ。横浜駅を過ぎてまだ大丈夫と思っていた。桜木町、関内、徐々に体の緊張感がなくなり始めた。関内駅に到着。トイレに行こう!と決断した、多機能トイレが塞がっていたら杖で歩行して男子用小便にすれば良いかと考えた。
多機能トイレは・・・使用中、男性トイレも人が並んでいる。多機能トイレの戸を比較的強くトントンと叩いた。「ラッキー」戸が開いた。アラフォー女性が口紅を塗った後のくちの動きでトイレから出てきた・・・・明らかに多機能トイレで化粧をしていたそぶりだった。
私は少し語気を荒げて「勘弁してよと」言った。まあ女性も心の奥で悪いと思って直ぐ開けてくれたのだろうと思いましたが、ご婦人は「皆のトイレでしょ」と言う。
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「確かに皆のトイレだけれど・・・」と言って私はドアを閉め便器に向かいましたが、ベルトの取り外しに手間取り若干下着を濡らしてしまった・・・こんなこともあろうかと・・・替えの下着をカバンに入れ用意しておいたのでたので会社のトイレで下着を履き替えたが若干ズボンにしみていた。
車椅子は一度電車に乗ってしまうと途中下車はできない。帰路駅員さんに尋ねた。万が一トイレの我慢が出来なくなった時「SOSボタンで乗務員に連絡して途中下車できますか?」と尋ねたところ可能だと言う。どうぞご遠慮なくどうぞと言う「体調不良・・・」の一種ではありますから・・・再度私は質問した。「SOSボタン」で乗員とだけ話せるかと聞くと、それは無いと言う。「SOSボタン」押すと全線に信号が行き後続車両は緊急停止する場合もあると言う。「SOSボタン」なんて私は押せない!

夕飯は日高屋でレバニラ炒め定食を食べた。アパート前のバス停に止まるバスの時間が迫っていたのでトイレへ行かずそのまま乗った。アパートに着いた。「間に合った!甘い甘い甘かった!・・・・トイレに入った途端緊張が一気に抜け、ズボンに小便がかかってしまった・・・背広のズボンは交換せざるをえなくなった。
翌火曜日より事前に尿漏れパッドを下着に装着することにした。乗車前にトイレに入り乗車した到着後も事前に予防的にトイレに入った。

火曜日橋本駅到着後、夕飯用の弁当を買った。バス乗車前に多機能トイレに入ろうとした。地下には多機能トイレが無く、一階の多機能トイレに入ろうと思った。「使用中」、2階までエレベーターに乗り降りて更に奥の多機能トイレへ向かったまた「使用中」・・・尿漏れパッドはしていてもズボンが濡れたら・・・「タマラン」エレベーターに乗り5階紳士服売り場まで上がった。多機能トイレは・・・空いていた。助かった。傾向として多機能トイレに女性が入っている確率が高いのかも?

本日朝、私が多機能トイレに入ろうとした。なんと横から妙齢の女性が横入りで入ろうとした、私は「多機能トイレは皆のトイレであるけれども・・・健常者の方はご遠慮していただけませんか」と言うと私の顔を睨みつけ「チッ!」と、言う。だいたい明らかに私の方が優先権がある。私は多機能トイレを占有できたた。関内で再び多機能トイレへ行った。幸い空いていたので多機能トイレに入る。私は素早く用を済ましトイレの戸を開けた。すると・・・怪我で車椅子に乗った青年が待っていたいやちょうどトイレに駅員に伴われ到着したタイミングにも見えた。「どうぞ」と私が言うと青年は安堵の顔をした。

多機能トイレはみんなのトイレではあるけれど・・・・「みんなのトイレ」のネーミングはちょいと車椅子の私からすると困ったものだやめてほしい、せめて「多機能トイレ(思いやりトイレ)」に変えてほしい!



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https://www.mirairo.co.jp/blog/post-2020062301



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2003年に放送されたドラマ『大奥』(フジ)。大奥のイメージってこんな感じの方が多いのでは?


4月5日水曜日 復職が決まり水曜日は毎週14:10に会社を早退し、16:00~入浴と決め会社も了承してくれた。本日14:10ちょうどに退社。通常どう考えてもアパート到着は16:15の予定だったが。幸運に幸運が重なりなんと16時前に到着することができた。すると玄関に妙齢なご婦人達がたむろしていた。水曜日の入浴は訪問看護の看護婦さんに入浴も見ていただき血圧等の体調チェックもお願いするようケアマネージャーさんと復職が決まった後手配した。本日がその初日であった。お願いした訪問看護会社所属の社長の看護婦ミズホさん他所属5人のうち4人までもが来られていた。私は生まれて初めて4人の妙齢なご婦人に囲まれ真っ裸になりお大名気分で入浴を楽しんだ。お大名様は奥女中に囲まれ入浴したのはこんなかんじだったのか?いやはやいい経験をした。写真を撮り忘れたのが心残りである(笑)