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馬毛島は種子島の西方12kmの東シナ海にある島で、長さ4.5km、幅2.7km 周囲16.5kmの無人島である。種子島と同じく海底が隆起した島で地勢は低くて平らで最高地点は島中央部の岳之越の71.7m、である。島には河川がなく地質は農業に適さない為、漁師がトビウオ漁の時期に1-2カ月ほど小屋に泊り込み、漁業基地としていた他は殆ど定住者は居なかった。
日本で2番目に広く平坦な無人島である馬毛島は1974年(昭和49年)、平和相互銀行(平和相銀)により馬毛島開発株式会社が設立され、1975年(昭和50年)に島ごと買収。当初はレジャー施設石油備蓄基地、自衛隊の超水平線レーダー用地、日本版スペースシャトル (HOPE)の着陸場、使用済み核燃料中間貯蔵施設など様々な馬毛島の利用案がもちあがったがいずれも実現しなかった。
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2009年(平成21年)12月には、沖縄県宜野湾市にある普天間飛行場の移設候補地としても検討されたが、2010年(平成22年)、防衛省は「新たな自衛隊施設の整備」として、馬毛島の自衛隊基地化が始動した。2011年(平成23年)同施設は、併せて米軍のFCLP施設として使用される旨記載た。
FCLP(Field-Carrier Landing Practice)とは、空母出港前に空母艦載機パイロットの資格を回復するために必要な訓練です。
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FCLP訓練は、年間概ね1~2回。硫黄島で実施されている訓練は1回当たり10日間程度で、訓練は日中から深夜にかけて実施。なお、事前の準備を含め1回の訓練期間は、約1ヶ月間実施されている。

FCLP(空母艦載機着陸訓練)は、空母ミッドウェイが横須賀を母港化した昭和48年に三沢、岩国の各飛行場で開始され、昭和57年からは主として厚木飛行場で実施していたが、市街化が進展したため、特に夜間の訓練(NLP)による深刻な騒音問題が発生。米側も厚木飛行場では十分な訓練ができないとして、 代替訓練場の確保を要請。暫定措置として平成3年から硫黄島での訓練の一部を開始。平成5年度以降、本格的な訓練を実施した。米側は硫黄島は厚木飛行場から約1,200㎞の遠距離に所在し、緊急時の代替飛行場もないことなどから訓練に種々の負担・制約があり、安全面等から早期の代替訓練場の確保を強く日本政府に要請が行われた。2007年(平成19年)に硫黄島に代わる空母離着陸訓練(FCLP)に利用する可能性が報道された。日本政府は、馬毛島を施設整備を進め、





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全島が自衛隊基地となっていつのは硫黄島南鳥島対馬島の北端、鰐浦の北約1kmに位置し、対岸の韓国を臨む航空自衛隊の分屯基地がおかれている 海栗島(うにじま)などがあります。
全島が軍事基地というと、昭和38(1963)年生まれの私と世代の人間は1973年(昭和48年)~1974年(昭和49年)まで、フジテレビ系で放映されたゼロテスター人工島指令基地を連想し、妄想バロメーターが大きく跳ね上がる。おそらくご同慶の人も多いと想います…。公開された資料をもとに、少しばかり妄想が入りますが、理想の馬毛島基地を予算の縛りなし考えでみました。


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人工島指令基地 

『サンダーバード』の日本版権者だった東北新社が「和製サンダーバード」をコンセプトとして企画し、子会社である創映社(後のサンライズ)の第2号作品として制作させた。

初期はゼロテスターは異変調査やサンダーバードのような・救助任務であったが結果的に戦闘に至るシナリオになっていたが、度重なる路線変更で戦闘色を強めていった。なお、メカニックデザインとしてクレジットされている「ジョン・デドワ」は架空の人物で、その実態はスタジオぬえの事実上の前身であるSF企画会社クリスタルアートスタジオであり、現スタジオぬえ関係のものとしては最初のテレビアニメである。ゼロテスターは隠れた日本SFアニメの金字塔である。ゼロテスターが日本版サンダーバードである名残の一つが人工島指令基地である。
サンダーバードの数ある魅力の一つが絶海の孤島の秘密基地であった。馬毛島基地建設はオタク心を刺激します・
ゼロテスターもその登場メカで人気なのは人工島指令基地で、馬毛島基地の妄想の素となった。
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実際の馬毛島基地はどうなるかに
馬毛島(まげしま)における施設整備について

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航空機掩体
発電施設として菱重工業が超小型原子炉(マイクロ炉)+ 原子力発電所で水素エネルギー製造→交戦時ガスタービンエンジン発電→レールガン高出力レーザシステムへ電力供給



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「中国が南沙諸島で建設した人工島ジョンソンサウス礁
サンゴ礁を海底の砂を吸い上げた人口基盤の人工島の地盤は軟弱でメインテナンスを怠ったり巨大な熱帯低気圧が直撃したら水没する可能性が高い。また飛行場に攻撃を受ければ穴が開き海水が流入し修復は難しく地下掩体の構築は難しい。
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日本地形千景プラス鹿児島県:馬毛島の海成段丘鹿児島県:馬毛島の海成段丘
一方
馬毛島は種子島とでき方が一緒で堆積岩でできた頑丈な地盤で堆積岩を掘削し地下格納庫を掘削可能であり。地表の建物の地下にシェルター的な地下施設が建設されるという妄想が出来ます。
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1飛行場支援施設等
基地の運用支援に必要な施設(運用支援施設) 飛行管理棟 消防車庫
管制塔 庁舎 通信局舎 

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馬毛島基地イメージ
地上掩体にはC2 スタンドオフミサイル母機
C2 スタンドオフミサイル母機が実現したら1番の配備候補地であろう。
C2 スタンドオフミサイル母機は地下格納庫には無理だから大型航空機掩体に2機収納となるだろう。平時は馬毛島と本土を結ぶ輸送機としても使える。

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地下格納庫は1航空隊戦闘機24機+オスプレイ/その他ヘリコプター10機+UAV
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無人ヘリ
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FFMのユニコーンの通信塔レーダーを第三東京市のように地下へ収納できたら更にかっこいい。

基地防空

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イージスアショア、AN/SPY-7ロッキード・マーチン「LRDR=Long-Range Discrimination Radar/長距離識別レーダー」

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大量のVLSを島内地下に設置可能だ。


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03式中距離地対空誘導弾(改善型)能力向上かPAC-3 MSEの配備が望ましい

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武装 統合ミサイル防衛関連装備

防衛省・自衛隊:統合防空ミサイル防衛について (mod.go.jp)


弾道弾を中間段階の宇宙空間ミッド・コースフェイズで撃破するのはSM-2/SM-3を運用するイージス艦やイージス・システム搭載艦の役目であるが、従来の宇宙空間域ではなく成層圏と宇宙空間の間の領域を飛行する低軌道弾道弾/変則軌道弾道弾や、極超音速滑空体( Hypersonic glide vehicle, HGV) 極超音速巡航ミサイル(HCM=Hyper-Sonic Cruise Missile)については新12DDもイージス艦やイージス・システム搭載艦と共同して対処すると思われます。

SM-6についてはイージス艦やイージス・システム搭載艦に搭載されると思いますが、新12DD。新艦対空誘導弾が担当し、「SM-6(最大射程:約370km以上最大射高:30km以上)並み」その外側成層圏THAADミサイル担当空域を新艦対空誘導弾(能力向上型)」と外側400km以上成層圏~宇宙空間を無数の低軌道衛星をつかって感知し、AreaDefence-Surface-to-Air Missile)/日米共同開発の極超音速滑空迎撃ミサイルGPIGlide Phase Interceptorを搭載。滑空弾、極超音速巡航ミサイルを迎撃する高々度飛しょう体迎撃ミサイルとして米国と共同開発で極超音速滑空迎撃ミサイルGPIGlide Phase Interceptorが対応するので新艦対空誘導弾新艦対空誘導弾(能力向上型)GPIをVLS内に搭載するだろう。


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2021年04月10日
2021年04月07日



「新艦対空誘導弾」は陸上自衛隊の「03式中距離地対空誘導弾(改)」と海上自衛隊の「07式垂直発射魚雷投射ロケット」のブースターを組み合わせて長射程化を図った艦対空ミサイルになります。またレドームは変更され、データリンク装置が追加されます。

 新艦対空誘導弾のミサイル誘導方式は03式中距離地対空誘導弾(改)と同じく、火器管制レーダーによる中間指令誘導とミサイル自身に装着されたアクティブレーダーシーカーによる終末誘導という組み合わせになります。

予定通りならば新艦対空誘導弾はおそらく「24式艦対空誘導弾」と命名されることになるでしょうう。





護衛艦用長射程化、2次契約で100億4400万円

防衛装備庁は先頃、対艦ミサイル装備の航空機に対処するため長射程化を図って国内開発している護衛艦搭載向けの「新艦対空誘導弾」(その2)を三菱電機と100億4400万円で契約した。これは2017年度予算による約88億円の「新艦対空誘導弾」(その1)契約に続く第2次契約で、開発総額は224億円とされる。開発計画は2017年度から2023年度まで試作、2017年度から2024年度まで試験の計画となっている。

新空対艦誘導弾は海上自衛隊の護衛艦に搭載するもので、陸上自衛隊が装備している03式地対空誘導弾(改)と共通のミサイルを使用して、動揺の大きな艦上からの発射や、長射程化のための中間誘導などが技術開発目標となっている。海自の護衛艦は現在、米国から導入したESSM艦対空ミサイルを装備しているが、防衛省ではより遠方から敵航空機に対処できる能力を持つ長射程の艦対空ミサイルを国産開発することにした。周辺諸国で長射程の空対艦ミサイルの装備化が進展している情勢に対処するもので、航空機のほか、対艦ミサイルそのものの迎撃破壊も行う構想で開発を進めている。装備化により護衛艦の防空能力の強化、海上優勢の獲得を図る。 

※画像=新艦対空誘導弾の構想図(提供:防衛省)

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新型艦対空誘導弾(イメージ)

新型艦対空誘導弾の射程については弾道弾迎撃の終末段階(ターミナル・フェイズ)も可能RIM-174スタンダードERAM SM-6と同程度との噂です。英語版WikiによればSM-6の射程は、公式130 nmi(150マイル; 240 km)ですが、実際には200 nmi(230マイル; 370 km)から250 nmi(290マイル; 460 km)と記載されています。


GPI
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GPIとはGlide Phase Interceptorの略語で、マッハ5以上で飛行する極超音速滑空ミサイルを迎撃する滑空段階迎撃用誘導弾のことだ。防衛省によると、両国は2030年代前半にこの開発を完了する計画だ。

防衛省によると、米国では今、レイセオンとノースロップの2社と契約の上で、両社を競合させてコンセプト検討などを実施中で、高性能で低コストのGPIを開発することを目指している。開発段階でその2つのコンセプトから1つを決定する。その決定を行うのが2030年ごろと言われている。

防衛省は、今回要求した750億円がGPIの基本設計段階の2つのコンセプトにおいて、日本側が担当する部位の試作や製造、試験のための経費だと説明した。しかし、両社どちらかの選定結果にもより、全体的な経費は未定のままだと述べた。

その上で、防衛省担当者は「あくまで予定だが、日本側はロケットモーター(1段目)とかキルビークル(2段目)の推進装置を主に担当する予定。2030年代前半での開発完了を目指している。部隊配備はまだ先のことで時期は決まっていない」と述べた。

基地防衛用レールガン高出力レーザ兵器の設置もあるだろう。
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レールガンの研究



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2駐機場等施設 燃料施設・格納庫
3.訓練施設

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航空機掩体は地下航空機格納庫のエレベーターの出入り口となる。大型エレベーターにはF15やF3の
翼を折りたたまずそのまま入る寸法で作る。那覇基地の第9航空団を馬毛基地へ移転してはどうだろうか?もう一つもし、C2 スタンドオフミサイル母機が実現したら1番の配備候補地であろう。
C2 スタンドオフミサイル母機は地下格納庫には無理だから大型航空機掩体に2機収納となるだろう。平時は馬毛島と本土を結ぶ輸送機としても使える。


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出来たらSUVやUUV、FFMを格納する地下ドックがほしいところですが、多少無理して海岸を掘り込み浚渫をすれば島西岸にコンクリート構造物との合わせ技で建設可能だがで対岸の種子島に建設するのはどうだろうか?
日本地形千景プラス鹿児島県:馬毛島の海成段丘鹿児島県:馬毛島の海成段丘

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馬毛島基地の隊員は…現在のところ150〜200名の予定であるが、隊員とその家族は原則種子島の宿舎で生活し、馬毛島へは、民間業者の運行する渡し船で通勤するらしいのですか、通常の船舶であれば時間がかかるし、荒天時海も荒れるので渡海が困難な場合もある。折角揚陸施設を設けるのだから、ホバークラフトで定期的に種子島馬毛島間結べばよいと思う。

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軍隊用ホバークラフト - 8100 TD - Griffon Hoverwork

専用ホバークラフトで馬毛島と種子島を定期的に結ぶことが出来たら種子島にFFM2隻と潜水艦用ドックがある種子島地下軍用港の建設を提言したい。

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LCAC


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OHITA Hovercraft
  • 運航区間大分空港〜大分市
  • 海上運航距離約33km
  • 最高速力45ノット(時速約83km)
  • 大きさ全長 約26m 全幅 約13m 高さ 約9m 総トン数(推定) 130GT
  • 最大搭載人員乗組員3名、乗客80名、バリアフリー仕様