日本の次世代戦闘機:第7世代「極超音速成層圏戦闘機」を予測 (妄想)する

現在、2030年代に登場する第6世代戦闘機として日本はイギリスおよびイタリアと共同で次世代戦闘機「GCAP(F-3)」の開発を進めている。
理論上、第6世代戦闘機の特徴として、学術界では以下が主流の認識となっている:第5世代を上回るステルス性能と超音速巡航能力小型レーザーや迎撃弾のような能動防御システムを搭載アクティブフェーズドアレイレーダーやそれ以上に進化した技術を採用高度な人工知能コンピュータを搭載し、衛星や多数の僚機、地上戦場システムと連携可能複数の無人機を指揮・制御できる空中小型司令部としての能力人工知能(AI)の活用
前記事航宙機及び航宙母艦を書いたが極超音速ミサイル(極超音速滑空体(HGV) -極超音速巡航ミサイル(HCM) -など宇宙と大気圏の間成層圏が戦場となる可能性があり2040年代~50年代に登場するであろう
設計概念
高度なステルス性能、人工知能(AI)による支援、無人機との連携、高エネルギー兵器の搭載などを特徴としている。しかし、軍事技術の進化は急速であり、中露の極超音速戦闘機が出現した場合第6世代戦闘機GCAP(F-3) 戦闘機では対抗できると言い切れない。すでにその次の世代、すなわち「第7世代戦闘機」の開発構想が求められる。日本単独では難しいので欧州米国との共同開発はさけられないだろう。
日本が開発する可能性のある第7世代戦闘機の参考となる、アメリカのSR-72「ダークスター」、中国のJ-36ロシアの極超音速戦闘機コンセプトといった次世代航空機があり、GCAP(F-3) 戦闘機の次の日本独自の戦略に基づいた第7世代機はどうなるであろうか?第7世代戦闘機には、次のような特徴が求められるだろう。
1.極超音速性能(マッハ5以上)
2成層圏での作戦行動(高度30~50km)
3完全なステルス性と光学迷彩技術
4量子通信とAIによる自律戦闘
5無人・有人両用の柔軟なオペレーション
6高エネルギー兵器(レーザー・レールガン)の搭載
7次世代推進システム(スクラムジェット・核熱推進の可能性)
8中国第6世代戦闘機J36・J-XX/J-50戦闘機に圧勝する能力
これらの要素が組み合わさることで、第7世代戦闘機は従来の航空戦の概念を大きく変革する可能性を秘めている。
極超音速成層圏戦闘機のコンセプト
1. 極超音速性能と新推進システム
従来の戦闘機は音速(マッハ1)を超えることが基本だが、第7世代機では極超音速(マッハ5以上)での飛行が求められる。アメリカの**SR-72「ダークスター」**の開発が示すように、スクラムジェットエンジンの進化が極超音速航空機の鍵となる。
さらに、日本独自の技術として、ジェット燃料を用いたスクラムジェットエンジンの開発が考えられる。JAXAは水素燃料でスクラムジェットを開発しているがATLAでは、ジェット燃料を用いたスクラムジェットエンジンの開発が行われている。かつエネルギー密度が高いため、成層圏での長時間飛行にも適している。ジェット燃料を用いたスクラムジェットエンジンの研究
2. 成層圏での作戦能力
従来の戦闘機は高度10~15kmの対空戦を想定しているが、第7世代機は成層圏(高度30~50km)を主戦場とする。成層圏では空気抵抗が低いため、極超音速飛行が容易になり、敵ミサイルの迎撃を回避することが可能となる。
また、成層圏では従来のレーダーによる探知が困難になり、光学・赤外線による観測が主流となる。そのため、第7世代戦闘機には光学迷彩や量子ステルス技術が求められる。
3. 量子通信とAI自律戦闘
現在の戦闘機はパイロットが操縦を行うが、第7世代機では高度なAIによる自律戦闘が重要になる。AIが瞬時に戦況を解析し、最適な戦術を選択できるため、人的ミスを排除することが可能になる。
さらに、量子通信技術を用いることで、敵の電子戦攻撃による通信妨害を防ぎ、極めて安全なデータ伝送を実現する。
4. 無人・有人両用のオペレーション
アメリカのF-35は「ロイヤル・ウィングマン」として無人機と連携するシステムを採用しているが、第7世代機は完全な無人運用も可能な設計になると考えられるが、有人ミッションも対応できるようにしたい。日本の防衛戦略においても、有人機と無人機の柔軟な運用は極めて重要であり、無人戦闘機群を指揮する「マザーシップ」としての機能を持つ可能性がある。
5. 高エネルギー兵器の搭載
第6世代機では指向性エネルギー兵器(レーザー兵器)の搭載が計画されているが、第7世代機ではさらに強力な兵器としてレールガンやプラズマ兵器の導入が期待される。極超音速滑空体(HGV) -極超音速巡航ミサイル(HCM)を柔軟に対応するには極超音速迎撃ミサイルだけでは対応できない可能性がある。
高エネルギー兵器は弾薬の補給が不要であり、長時間の戦闘持続能力を持つため、戦場での優位性を確立できる。
SR-72Dark star
ロシア第6世代戦闘機
中国第6世代戦闘機との比較
日本が第7世代機を開発する際には、中国のJ-36・J-XX/J-50を大幅に超える「成層圏戦闘能力」「極超音速性能」「量子通信技術」が重要なカギとなる。
まとめ:日本が目指すべき第7世代戦闘機
日本の次世代戦闘機は、無人戦闘機
極超音速(マッハ5以上)
成層圏での作戦行動(高度30~50km)
量子通信とAIによる自律戦闘
無人・有人両用の柔軟なオペレーション
高エネルギー兵器(レーザー・レールガン)の搭載
といった要素を持つ「極超音速成層圏戦闘機」となる可能性が高い。
現在の技術進歩のスピードを考慮すると、2035年から始動し2040年代に試作機が登場し、2050年代には実戦配備が可能になるかもしれない。
今後の日本の防衛戦略において、中国が第6世代戦闘機J-36J-XX/J-50を実用化されたなら日本は第7世代戦闘機の開発は極めて重要な課題であり、その進展が世界の軍事バランスを左右することになるだろう。
もしTR3これが本当に存在したら・・・・第7世代戦闘機ですら妄想不要ですがね・・・・
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