“侍”錦織圭が木刀でエアK! 日清カップヌードルCM
なんて凄い技なんだと感心したので、今日はこのことでも書こうと思います。ネット検索をしていたところ、このCMの錦織圭の技を超えるビデオを見つけてしまった。
下のビデオだ。ブルースリーがヌンチャクを使った卓球の技が錦織を超える神業だった。
どうも実写ではなく残念ながらノキアの携帯電話広告用のCG映像らしい?
まぁ本物とかCGとかそういう話は置いといて、とにかくかっこいい(笑)ブルースリーだったらできるだろうと今でも思えるからブルースリーは一種の神話だ。もしかしたら”侍”錦織圭が木刀でエアK!は、これのオマージュかもしれない。
けどれど錦織のはCGではないらしいので、凄い!いずれ神話になるかもしれない。
海外の反応「・・・これマジ?」日本のサムライがニューヨークで大胆バトル!? 【おたほー】2015年01月06日17:00
テニスサムライ
CMでは僅かな時間でいかに視聴者の心に自社の名前・製品のタイトルを残すか、というところがポイントです。そのためにクリエイターたちが色々なアイディアを出し合ってユニークなCMが生まれていくわけですが、ときに斬新なものを作ろうと考えすぎてしまった結果でしょうか、あまりにも破天荒すぎるという作品もチラホラ・・・。
そんな中、カップヌードルでお馴染みの日清から新しいCMが公開されていました。
Credit : YouTube/日清食品グループ公式チャンネル
日清といえば、ここ最近「SAMURAI,FUJIYAMA,CUPNOODLE」キャンペーンなど日本の文化を盛り込んだユニークなCMを公開しており、日本のみならず国外からの反響も集めていますが、とくに先日公開された「サムライ in ブラジル」は甲冑を纏ったサムライとその姿からは想像も出来ないような巧みなリフティングに大きな話題となりましたね。今回公開されたCMはサッカーではなくテニスのサムライが登場しているのでした。
「SAMURAI-K 篇」の名づけられた今回のCMはニューヨークの巨大な街並みに向かう小船が映されると、昨年数々の偉大な記録を打ち立てた錦織圭選手がテニスコートに登場するのですが、そこには普段のプレイの際とは異なる姿の錦織圭選手が。テニスユニフォームではなく立付袴に身を包んでいることに加えて手にはラケットの代わりに木刀があり、さながら巌流島の戦いに向かう宮本武蔵のような雰囲気です。
格好は試合前のパフォーマンス?・・・と思いきや、錦織圭選手はそのまま試合に突入。ラケットに比べて圧倒的に面積が狭い木刀にもかかわらず相手選手のサーブに強烈なリターンを決めると、それを皮切りに代名詞であるエアKやラケット回しも披露するなど世界ランカーの力を見せ付けるのでした。ちなみにこのCMの木刀でのプレーシーンは合成ではなく実際にやってのけたそうで、見て知って2度驚かされるものとなっています
この光景に海外のネットユーザーの方々からもコメントが多く寄せられています。これに対しての海外の反応を見ると、
海外の反応
・・・これはマジで木刀でテニスをしているのか
これはすさまじいな
↑もしこれがフェイクじゃないとしたら更に凄いものだな
これは・・・これはすごい!自分もこれからじっくりテニスを学ぼうと思ったよ
"日清はアメリカでも木刀でテニスしちゃうくらい日本的なんだぜ"とかって言いたかったのかな
ブルースリーがヌンチャクで卓球するノキアのCMを思い出したよ
これはスティックボールとかハーフボールって感じだね・・・俺たちも子供のころは田舎で箒の柄とテニスボールで遊んでいたよ・・・仲間で一番上手いやつはいつもワンハンドだったな
クールなコマーシャルだね、忍者外伝を参考にした感じもいいな
新しい売り上げトップのアニメ/漫画の誕生だな。バトルサムライテニスでホストクラブな高校のお話だ
ラーメンなんだよね・・・あぁそれなら言うまでもなくスポーツをするべきだな
今度はボールを切ろうぜ!
Lethal Leagueが現実のスポーツとなるのか・・・
Samurai in Brazilのコマーシャルに続く素晴らしい日清のコマーシャルだねhttps://www.youtube.com/watch?v=msJvU8BI3Rw
ハハ、すごいな。木刀でテニスをする新しいスポーツを開発しようぜ
等々の声がありました。
日本のテレビCMは間違いなく世界で一番おもしろいと思う。・・・・といっても上に貼った「おたほー」でこのCMを見た外人さん達にこの面白さ、レベルの高さを本当に理解しているのだろうか?
外国のCMではその商品が‟CMを観ている人”どんなに良い効果をもたらすかをストレートに強調するものが多い。コカコーラよりうちのペプシを飲むと調子いいぜ!とか、いっぱい食べてもダイエットになる!とか。その商品がどれだけ役に立つものかをストレートに説明し消費者の購買意欲を喚起するタイプが多い。でも外国のコマーシャルなんか私からすると単純すぎるように見えます。もっとも笑いとは文化の違いの最たるもので、日本人には理解できないだけかもしれない。
日本は昔ほどではないが均質な文化や価値観が比較的均質なために直接効能を連呼しなくとも理解ができる。ある程度のキーワードやイメージを投影するだけで日本人はその商品のイメージを固定できる故に外国のCMとは一線を隔しているのだろう。
この日清のCMは日本人にとっても わかりやすい宣伝ではなく、ちょっと笑ってから考えると更に笑うような高レベルだと思っています。日清カップヌードルと錦織が木刀でテニスをすることが何を意味するかよくわからない。
錦織は日本を代表する世界に誇るアスリート、そのアスリートが剣の達人宮本武蔵の巌流島のような戦いをして勝利する・・・SAMURAIの国日本は貴方、貴方は勝つ、日清カップヌードルはグローバル社会においても勝つことができますといった良いイメージを植え付け、たかがカップヌードルだが、商品のイメージアップを行い後日視聴者が商品を見た時購入意欲を高めるといった高度なものだ。
侍サッカーも、外国の文化であるサッカーを日本人の投影である鎧武者が華麗にボールを扱い、世界に勝つと言ったイメージを宣伝している。もともと外国(中国)の食べ物であったラーメンを、日本人の力で新たに手を加え、グローバルな新しい食べ物に進化させている。そういった物語を視聴者の無意識に訴えている高度なものだ。
日本のCMは錦織に限らずテレビや雑誌などで何度も見たことがある芸能人やタレントをCMに多く起用している。芸能人やタレントは自分と似た部分を重ね、自己投影しているのではないだろうか。芸能人やタレントは、自分そのもの、その芸能人やタレントが利用している商品は自分も使おうという無意識に訴えるのが日本のCMの特徴だと思う。
日本のコマーシャルのレベルはおそらく世界一だと思う。その日本のCMを代表するカップヌードルのCMシリーズは世界的なCMということだろう。
それでは 現代のサムライ篇のその他もちょと見てみたくなったので貼っておきます。
ガンダム編 就職氷河期編 カップヌードルロボタイマー編 グローバリゼーション編 はじめての合コン編
あまりの面白さについつい日清カップヌードルのCMに見入ってしまいました。もうちょっと昔のバージョンも貼っておきます。