マグマ噴火ではなかったので噴火の予測は非常に困難であったのだろう。
それにしても紅葉シーズの天気の良い土曜日のお昼、観光客が最も山頂に集まる時間帯にに噴火したとは何と不運なことか・・・・せめて夜間であったり、雨の平日であればここまでの犠牲者は出なかったであろう。
「水蒸気噴火」は地下の高温のマグマの熱で地下水が熱せられて急激に水蒸気が発生し、火口周辺の土砂や火山灰が水蒸気とともに吹き上げられる噴火で、次第に白色の噴煙が多くなる特徴があります。
「水蒸気噴火」ではマグマと地下水は直接接しないため、マグマ本体はほとんど噴出されません。
御嶽山で昭和54年と平成19年に起きた噴火はいずれも「水蒸気噴火」でした。
一方「マグマ噴火」は、高温で溶けた岩石であるマグマそのものが火口から激しく噴出する噴火で、大量の火山灰や溶岩流、それに高温の火砕流を同時に起きやすいのが特徴です。
平成23年の霧島連山・新燃岳の噴火や、平成3年の長崎県の雲仙普賢岳の噴火、それに昭和61年の伊豆大島の噴火などは「マグマ噴火」でした。
また「マグマ水蒸気噴火」は地下水と高温のマグマが直接接触することで急激に膨張し、水蒸気がマグマとともに爆発的に火口から噴出する噴火です。
伊豆諸島の三宅島では昭和58年の噴火や平成12年から平成14年にかけて起きた噴火で「マグマ水蒸気噴火」が確認されています。
今回の噴火について予兆等について調べていたら噴火を無意識に予知?予言していたまったくの一般人がいた。Yahoo知恵袋なので時間を操作していないと思う。無意識に未来が見えてしまった希有な例ではないだろうか?
まずはこのYahoo知恵袋を観てください。
9/21に回答したg100 250さんは 当然「今年噴火はしてないでしょう!」という当たり前の回答をしました。この時点でmaccatney0さんは、既知外かちょっと常人ではないと皆思うわけで、だれもまともに相手にすべきではない質問者だと思うのは当然です。
ところが御嶽山は本当に9/27水蒸気爆発を起こしました。maccatney0さんは見えないものを見えてしまう能力者である可能性がたかい。私も検索エンジンで検索して、日付けをみて驚いた!嘘かと思ったが、続々と驚きの投稿が入り、やっぱりこの書き込みは、予知予言として一笑に付せない書き込みと想い。私のblogでも取り上げました。
試しにこのmaccatney0 さんの過去の質問をチェックすると。
9/12の質問の返信13日でまるで予知していたようなこの時点では意味不明なことを書いています。
9/13のコメントで御嶽山が3連休前に爆発したと認識しているのだ。
予知能力者のような回答で迷いがない・・・・
噴火後の質問も
確かに9/10-12御嶽山の予兆は無くもなかったが、これでは警戒できない。
いったいぜんた噴火男さんはなにをもって9/13に御嶽山が噴火をしたと見てしまったのであろう・・・
火山名 御嶽山 火山の状況に関する解説情報 第3号
平成26年9月16日16時00分 気象庁地震火山部
**(本 文)**
<噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)が継続>
1.火山活動の状況
御嶽山では、9月10日、11日に剣ヶ峰山頂付近の火山性地震が50回
を超え、地震回数の多い状態となっていました。12日以降はやや多い状態
で推移しています。地震の振幅はいずれも小さく、火山性微動は発生してい
ません。
噴煙の状況および地殻変動に特段の変化は見られていません。
9月10日からの火山性地震及び火山性微動の回数(速報値を含む)は以
下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
9月10日 52回 0回
9月11日 85回 0回
9月12日 10回 0回
9月13日 7回 0回
9月14日 8回 0回
9月15日 27回 0回
9月16日(15時まで) 12回 0回
2.防災上の警戒事項等
御嶽山では、2007年にごく小規模な噴火が発生した79ー7火口内及
びその近傍に影響する程度の火山灰等の噴出の可能性がありますので、引き
続き警戒してください。
地震活動が活発になっていることから、火山活動の推移に注意してくださ
い。
今後、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
<噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)が継続>
単なる偶然とは思いたいのだが・・・・
私以外も気がついてネットは騒然としてきたようだ。