
①イージス艦を建造するよりも初期投資が圧倒的に少ない。
②貴重なイージス艦をミサイル防衛に専従させなくて済む。
③燃料費が不要、外部電力を利用できるなど、維持コストが少なくて済む
④ミサイル防衛に割く人員がイージス艦より比較的少なくて済む
⑤艦船と違いドック入りなどの長期使用不能な時期が無く、BMDに穴が開かない。
⑥イージス艦とSM-3ミサイルなどを共用するところが多く、総コストが下がる。
⑦既存の空自のレーダーサイトともリンクすることにより、より柔軟な対応ができる。
★★イージスアショア導入でミサイル防衛体制強化を目指す日本
【航空宇宙ビジネス短信・T2:】2017.05.07
防衛大綱にまで記述している以上イージスアショアの導入は固いところです。が、文中に指摘あるように対外有償軍事援助=販売として許認可を持つのは米政府ですので、今後の米中関係など他の影響も考慮すべきでしょう。ただし、中国の反対意見は無視するとしても、中国が沖縄と同様に国内反対派に火をつけることのほうが怖い気がしますが。北朝鮮の弾道弾が50発同時に発射された場合、現状の日本のBMD能力では、まったく迎撃できない。しかし、先日核実験直前であった4月末の危機の際は日米のBMD能力を有するイージス艦が世界中から日本近海に集結した。この二十数隻は過去最大のミサイル迎撃艦隊であり、MMSP (Multi Mission Signal Processor)能力をもつタイコンディロガ型が重複目標を各艦に上手く割り当て、一目標に重複集中しなければ、50発中40発以上は迎撃出来ていたかもしれない。しかし、数発は日本に着弾していたであろう。内一発でも核弾頭であればそれだけで未曾有の災害となってしまうところであった。
LEAH GARTON—MISSILE DEFENSE AGENCY
Japan May Acquire Aegis Ashore To Defend Itself From North Korean Missiles日本がイージスアショア導入を検討中。北朝鮮ミサイル防衛を目指す。
The system is especially well suited for Japan's strategic needs, but China would not be pleased with seeing it setup on Japanese shores.日本の戦略的ニーズにぴったりだが、導入されれば中国がたまっていないだろう。
BY TYLER ROGOWAYMAY 5, 2017
http://www.thedrive.com/the-war-zone/10012/japan-may-acquire-aegis-ashore-to-defend-itself-from-north-korean-missiles
日本がイージスアショアミサイル防衛装備の導入で北朝鮮弾道ミサイル脅威に効果的対応が可能になるか検討を急いでいる。
THAAD導入も検討したがイージスアショアの有効距離が大きいことで日本の地理条件に合い戦略上の狙いにも合致すると判断した。またイージスアショアが日本のミサイル防衛能力装備の水上艦と相互運用性がありセンサー、発射装置、迎撃体、運用方法を共通化できることも好条件だ。
価格も問題だ。ジャパンタイムズは「THAAD一個部隊は1,250億円で全土防衛に6隊が必要だ。イージスアショアは800億円程度で二個編成で同じ面積をカバーできる」と伝えている。イージスアショアはPAC-3ペイトリオット部隊と陸上配備ミサイル防衛の二重構成とし、短距離、中距離弾道ミサイルが大気圏再突入後に迎撃する。
The Aegis Ashore deckhouse in Deveselu, Romania. イージスアショアはルーマニアのデヴェセルに導入済みだ。AP
日本の地理条件を考えればイージスアショア導入が極めて妥当だ。日本はイージス駆逐艦6隻を保有し内四隻が弾道ミサイル防衛対応である。残る二隻も2018年までに同様の能力を獲得する。各艦の任務はイージスアショアと極めて似ているが日本海にたえず展開するためには隻数がもっと必要だ。
高価な多用途装備なだけに、各艦を警戒任務のみで展開するのでは高性能のもちぐされとなる。そこに日本西方にイージスアショア二個部隊を配備する意味があり、高性能駆逐艦の展開圧力を緩和しもっと柔軟な防衛体制がとれるようになる。
あたご級イージス駆逐艦あしがら USN Atago class Aegis equipped destroyer Ashigara.
例を挙げれば緊張が高まった場合に、イージス駆逐艦一隻ないし二隻をイージスアショアに加えて配備すればよい。データリンクを介して相互運用が可能でネットワーク化したチームとして運用できる。情報共有で脅威の優先順位を決め、標的ごとにミサイルを割り振る。イージスアショアが何らかの理由で稼働できないときは海上自衛隊からもう一隻を急派し臨時補強策とできる。
あたご級駆逐艦一隻の値段でイージスアショアが二隊手に入り、北朝鮮弾道ミサイルの脅威に常時警戒できるわけだ。
米軍が展開中のポーランド、ルーマニアのイージスアショアでは二次的に防空能力も実現している。改修により各ミサイル施設は巡航ミサイルや航空機も標的にできる。
ゆくゆくイージスアショアは現行のSM-3迎撃ミサイルに加えSM-6も運用するだろう。SM-6は弾道ミサイル、通常型航空機両用で日本のイージスアショア基地は沿岸防空施設ともなり哨戒機や艦船等のデータを活用し威力を上げるだろう。
DOD Aegis Ashore can interoperate with sea-based Aegis BMD capable combat systems, using launch on remote tactics and even assigning SM-6s to engage inter-atmospheric targets.
イージスアショアは海上用のイージスBMD対応戦闘システムと互換性がり、SM-6を大気圏外でも標的に迎撃させられる。
日本が検討の結果、イージスアショア導入を最終決定するまで時間がかかりそうだが、導入となれば中国が不快に感じるのは当然だろう。THAAD配備は恒久施設でなく、交戦範囲も狭く特化した性能といえるが韓国に配備しただけで中国は大問題と騒いでいる。日本西方にイージスアショア施設が二か所生まれればTHAAD以上の反応は必至だ。中国は自国の核抑止力の実効性が薄れると主張するだろう。
トランプ政権が中国と良好な関係の維持を目指していることから政治的に微妙な問題を生みかねないイージスアショアの日本売却を米政府がどうとらえるかは興味深い点だ。とくに現在は北朝鮮抑え込みで米国が中国に前例のない動きを強く迫っている段階だ。その意味で日本がイージスアショア導入を検討するだけでも中国は北朝鮮に緊張緩和を強く求める動きに出ざるを得なくなる。そうなれば悪い話ではないではないか。■
日本のイージス艦でBMD能力を持つ「こんごう型」4隻のうち3隻(こんごう・きりしま・みょうこう)はイージスシステムベースライン4をベースとして日本独自の改正を加えたベースラインJ1最終艦の「ちょうかい」は少し能力が向上したベースライン5である。あたご型2隻は当初BMD能力が無いSM-2ブロックⅢB用のベースライン7である。
「あたご」は現在舞鶴で改装中で、2017年末艦隊復帰、その後「あしがら」が2018~2018年末改装される。
【5/25追記】世界の艦船2017・7月号によると改装中の「あたご」型はベースライン9Cとのこと。
現状のイージスシステムベースラインベースライン7以下では大気圏内を飛行する航空機と空対艦ミサイル200を超える目標を追尾し、その中の10個以上の目標を攻撃することが可能であるが、弾道弾となると一発のミサイルに集中しなければならないのが現状である。
2020年に就役する予定のSM-3ブロック2Aを搭載する27DDG以降艦では複数の弾道弾を、同時に効率的に対処可能なMMSP (Multi Mission Signal Processor)や弾道弾と巡航ミサイルを同時に対処するIAMD(Integrated Air and Missile Defense)能力を持つベースライン9Cを導入する。
イージスアショアは複数の弾道弾と巡航ミサイルを同時に攻撃可能なMMSP・IAMD能力を持つベースライン9Eとなる見込みだ。
イージス艦が常に海上に留まることは出来ないが、イージスアショアであれば、常時警戒態勢となった現状に即しており、イージス艦に比べ、圧倒的にコスト削減が可能である。発射基地は、現状の自衛隊基地もしくは演習場を利用すればよく、新たに土地の取得は不要である。仮に取得するとしても、若狭湾の原発銀座が近くイージス艦の母港がある舞鶴周辺が候補地であるが、空自レーダーサイトがある丹後半島経ヶ崎や陸自基地及び演習地がある福知山周辺の山林は国有地や買い手のつかない二束三文の山林だらけで、基地取得費用は格安である。

【5/13】追記
陸上型イージスが優勢、日本のミサイル防衛強化策=関係者
【ロイター】2017年 05月 13日 16:21
[東京 13日 ロイター] - 弾道ミサイル防衛強化の一環として整備を検討している新型迎撃ミサイルシステムについて、日本政府が陸上配備型イージス(イージス・アショア)の導入に傾いていることがわかった。THAAD(サード)より迎撃範囲が広く、少ない配備数で済むほか、洋上で警戒任務を続けるイージス艦の負担を減らせるとみている。現状のBMD体制では、THAADによる重層化の方が望ましいが、ミサイル飽和攻撃を受けた場合、まずは宇宙空間で迎撃するSM-3BLOCKⅡの弾幕を厚くすべきで、
政府は米軍の試験施設があるハワイへ5月中にも視察団を派遣するなどし、今夏までに決定する。複数の政府・与党関係者が明らかにした。
イージス・アショアは、イージス艦に搭載している迎撃ミサイルシステムを陸上に配備したもの。高度1000キロ以上に達する日米共同開発の迎撃ミサイルSM3ブロック2Aを発射可能で、2─3基で日本全土を防衛できるとされる。
もう1つの選択肢であるサードは、宇宙空間で迎撃するSM3と、地上近くで迎撃するパトリオット(PAC3)の間の高度で弾道ミサイルを撃ち落とす。SM3とPAC3をすでに保有する日本にとっては、迎撃態勢が3層になるメリットがある。在韓米軍はさきごろサードを配備した。
政府は北朝鮮の核・弾道ミサイルの開発進展を受け、どちらかの迎撃ミサイルの導入を検討してきた。複数の関係者によると、イージス・アショアを推す声が多数を占めるという。イージス・アショアは1基700ー800億円と、1000億円以上のサードより調達価格が優位なうえ、配備数が少なくて済むため場所の確保も比較的容易だと、複数の政府・与党関係者は指摘する。
さらにイージス・アショアであれば、24時間体制の弾道ミサイル警戒任務を続けるイージス艦の負担が減り、訓練や他の任務に振り向けることが可能になると、複数の関係者はみている。
政府は調達先である米政府と調整をしながら、今夏までに結論を出す見通し。今月中にも、ハワイにあるイージス・アショアの試験施設の視察を検討している。
3月末に弾道ミサイル防衛の強化策を政府に提言した自民党の中には、来年度予算を待たず、政府予備費で早急に導入を進めるべきとの声もある。
イージス・アショアは、北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛の一環としてルーマニアで運用が始まっている。
(久保信博)
そのあとTHAADを整備するのが喫緊の優先順位かもしれない。尚、PAC-3は原発に配備すべきだと思っています。
北朝鮮移動式ミサイルに対応できず、常時警戒体制へ 2016/8/5(金) 午前 7:07

上図は反原発サイトから借用したが、よく見ると赤い円は反原発派の情報操作で半径30Kmより若干大きめに描かれている。推定半径40Km?
PAC3は、非常に優秀なシステムであるが、射程が20Km~30kmと短すぎてピンポイントの施設しか防衛できない。どこよりもまず各原発にPAC-3部隊を常駐配備すべきだ。
早速中国が反応している。
日本がTHAADより危険な地上型イージスの導入検討と中国メディア=「今日は反韓、明日は反日」「早く日本車を車庫にしまわないと…」―中国ネット【Record china】2017年5月8日(月) 9時40分
2017年5月7日、中国メディアの参考消息が、日本が地上配備型イージスシステムの導入を検討していると伝えた。
日本政府は先週、地上配備型イージスシステム「イージス・アショア」の導入を検討すると発表したという。記事は、地上配備型イージスシステムは高高度防衛ミサイル(THAAD)の機能をカバーしており、その迎撃範囲は広く、危険性はより高いと主張。THAADをミサイル迎撃分野におけるオートバイに例えるなら、地上配備型イージスシステムは超高級車のようなものだと論じた。
また記事は、地上配備型イージスシステムが周辺地域に与える危険性はTHAADよりもずっと大きく、日本が地上配備型イージスシステムを導入することは単に自国防衛のためだけではなく、戦争のためでもあると主張した。
これに対し、中国のネットユーザーから「今日は反韓、明日は反日」「ちょっと前までTHAADがいかに危険かを主張していたのに、今度は地上型イージスの方がもっと危険だと言い出した」と比較的冷静なコメントが寄せられた。
また、「日本車を買ってなくてよかった〜」「これは早く車(日本車)を車庫にしまわないといけないな」「みんな、日本製品ボイコットの準備はできたか?」など、反日デモで起きる事象をやゆしたコメントもあった。(翻訳・編集/山中)
「は~ぁ?」
イージスアショアは防衛用の純粋に防衛用の楯であって、ICBMや攻撃空母を持つ中国にとやかく文句を言われる筋合いはない。
ただ、政府が導入を本格的に検討しはじめた策源地攻撃用の陸上発射型トマホークとイージスアショアを統合運用をすると、中国の理不尽な言い分もわからなくもない。
★★トマホーク巡航ミサイルを日本が導入検討へ
【航空宇宙ビジネス短信・T2:】2017.05.09
なるほどイージスアショア導入はトマホーク導入も視野に入れていたのですね。ここで役所的にイージスアショアをまず導入してから、トマホークをとプログラム的に考えては時間ばかり消費します。かといって専守防衛の域を出る装備だと感情的な反対ばかり出ても困まります。これまで軍事面の情報、思考は無視してきたツケでしょうか。反対党には日本国防のあるべき姿で考えてもらいたいのですが、きっとどこかの誰かが「北朝鮮先制攻撃手段」だとレッテルを貼ってくるのでしょうね。成熟した議論を期待しつつ、早期の導入を願います。
DOD
Japan May Buy Tomahawks For Retaliatory Strikes On North Korean Missile Sites 日本が北朝鮮ミサイル発射施設への報復攻撃用に巡航ミサイルを導入する可能性が浮上
The system could be paired with the Aegis Ashore anti-ballistic missile system that Japan is also interested in acquiring. 日本が導入を検討中のイージスアショア弾道ミサイル迎撃システムと組み合わせが可能
BY TYLER ROGOWAYMAY 8, 2017
http://www.thedrive.com/the-war-zone/10057/japan-may-buy-tomahawks-for-retaliatory-strikes-on-north-korean-missile-sites
日本がイージスアショア導入を真剣に検討中と先週末に伝えたばかりだが、日本がトマホーク巡航ミサイルの導入も検討していることが明らかになった。スタンドオフ報復攻撃手段として北朝鮮のミサイル発射地点を攻撃する想定だ。日本の戦略状況を見ると完璧な選択の観があるが、「専守防衛」という日本のとってきた姿勢から大きな変化となる。
日本政府上層部に出回っている緊急提案では弾道ミサイル迎撃だけでは不十分で北朝鮮のミサイル発射能力自体を反撃対象とすべきとの意見だ。ここでスタンドオフ対地攻撃ミサイルの存在が浮上する。いったんミサイルが発射されれば、日本はトマホークの牙でミサイル発射地点、要員や支援施設を攻撃する。北朝鮮軍事指揮命令通信拠点も攻撃対象に加わるだろう。
マーク 41 VLSからのトマホーク発射の瞬間 USN
日本が攻撃兵器とみなされる装備を堂々と導入すれば、日本の軍事力増強を問題視する勢力の怒りを買うのは必至だ。イージスシステム水上艦のマーク41垂直発射管に装填されれば議論の火に油を注ぐことになりそうだ。導入が想定される艦は世界有数の戦力を有しており、日本から遠く離れた地点にも展開できる。トマホークの射程は1,000マイルあり日本は世界各地の陸上目標の多くも攻撃対象にできることになる。
そこで対応策は日本国内の固定発射装置にミサイルを導入することだ。水上艦に導入すれば兵力投射となるためだ。これでミサイルを報復手段としてのみ投入する既定方針に合う。言い換えれば日本は先制攻撃は決して選択しないということだ。
日本がイージスアショアを陸上固定ミサイル防衛能力の手段として導入すれば一石二鳥だ。イージスアショアも同じマーク41垂直発射管VLSを流用しており、米海軍水上艦ではこれでBGM-109トマホークを運用している。米海軍の駆逐艦巡洋艦と同様に日本もトマホークをイージスアショア施設で運用すればよい。
戦術版トマホークの最新型は通称「Tac-Tom]で飛翔中に攻撃目標を再設定可能なうえ、滞空しながら敵目標攻撃命令を待つことができる。移動目標の攻撃も可能だ。弾道ミサイルがTEL輸送起立発射装備で運用された場合に有望な攻撃能力になる。
日本本土から北朝鮮国境までは一番近くで310マイルなのでTac-TomにはTELが活動している地点やその他発射施設のある地区上空を十分な時間で滞空待機できる。パイロットを危険にさらすことなく、航空自衛隊の新型機、弾薬装備、訓練は不要だ。
イージスアショアがなくても日本には陸上配備トマホークをスタンドアローンのマーク41VLSに指揮統制装備と組み合わせて配備は可能だ。独立運用でトマホークを運用することも四発搭載輸送起立発射装備の導入で可能だ。米陸軍ではトマホーク派生型のBGM-109Gグリフォンで同じ装備を導入していた。(中距離核兵器削減条約で現在は供用されていない) だがトマホークをイージスアショアに統合して運用するのが最大効果を上げながら、政治的に微妙な同装備の導入につながるのだろう。
BGM-109G Gryphon TEL DOD
抑止力としてトマホークを導入すれば日本は北朝鮮に対して自国防衛力と反撃力を同時に確保することが可能となる。北朝鮮には一層の圧力となり近隣国攻撃に慎重となり、日本海へミサイルを撃ち込むのも控えるようになるだろう。
イージスアショアと組み合わせれば日本には完ぺきな選択となろう。巡航ミサイルがもっと高速かつ迅速に発射できれば北朝鮮のTELに有効に対抗できる。だがこのためには日本はきわめて正確な情報でミサイル発射地点を把握しなければ迅速な攻撃は不可能だ。このため衛星データで発射を探知し飛翔を追跡する能力が必要だが、これを有するのは米国のみだ。日本も独自に朝鮮半島を監視する同様の能力の衛星を打ち上げようとすれば非常に大きな予算措置が必要になる。
マッハ2.5程度の飛翔速度が可能な巡航ミサイルがあれば日本本土から北朝鮮国境地帯には最短10分で到達可能となる。だが発射前にに敵の脅威内容を分類し指揮命令系統の認証を受ける間に北朝鮮のTELは移動しているだろう。またこの速度のミサイルだと距離、ペイロード、さらに滞空待機能力を犠牲にし、目標再設定能力も望めない。
そうなるとトマホークは戦術、戦略両面での複雑な条件を解決する有効な選択肢になる。トマホーク単体では有事の際に北朝鮮によるミサイル攻撃続行能力を除去できないが、イージスアショアと組み合わせて有効な防衛力・抑止力をの同時に実現できる。同じ結論を安倍晋三政権が下すか見守りたい。■
最初にイージスアショア(Aegis Ashore)のメリットを挙げたが、
デメリットとしては、3つある。だが克服は可能である。
①敵国の弾道弾や巡航ミサイルの攻撃目標となりやすい。
・人里離れた山中に設置すればある程度デメリットとならない
・イージス艦と同じくC-ram/LPWS(陸上配備CIWS)や中SAM改・場合によってはPAC3を基地内に配備し、航空機や巡航ミサイルの迎撃能力を持たせれば対応可能。
②敵国のゲリラ攻撃目標となり易い。(UGVロボット兵士で基地内を警備させる絶好のチャンスとなる)
③試射訓練が制限される。これが一番問題だが、チームをハワイの試射場に出張することで、対応可能かと思う。
イージスアショア(Aegis Ashore)の防衛まで考えると、イージスアショアの基地に
C-ramや中SAM改も配備すればまるで陸に上がったイージス艦か21世紀の一種の城塞/要塞となる可能性がある。アンテナ・レーダー部分を除き、基地本体は地中深く構築し、周囲を無人兵器で防護し、策源地攻撃用に地上発射トマホークを地下に隠蔽したVLSに収納すればイージス艦よりも高い抗坦性を持つことになるだろう。
北朝鮮移動式ミサイルに対応できず、常時警戒体制へ2016/8/5(金) 午前 7:07
北朝鮮核弾頭の小型化成功と主張 日本は弾道ミサイル迎撃態勢を重層化しなくてはならない! 2016/3/13(日) 午後 0:05
日本もTHAADを早急に配備すべし! 2016/1/14(木) 午前 1:59
平成26年版防衛白書を読む 2014/8/8(金) 午後 11:46 (PAC3MSE 詳細)
【追記5/23】
日米企業がイージスレーダーの共同開発を検討、ミサイル防衛強化=関係者
【ロイター】2017年 05月 23日 14:14 JST
[東京 23日 ロイター] - 米レイセオン(RTN.N)と三菱電機(6503.T)、米ロッキード・マーチン(LMT.N)と富士通(6702.T)の2陣営がそれぞれ、弾道ミサイル防衛の要であるイージスシステムのレーダーの共同開発を検討していることがわかった。両陣営とも日本の高性能半導体を使い、探知性能を向上させることが狙い。
日米の複数の政府・業界関係者が明らかにした。日本が建造中のイージス艦、さらに導入を検討中の陸上配備型イージスも、いずれかのレーダーを積む可能性がある。
レイセオン、ロッキードとも、三菱電機と富士通がそれぞれ手掛ける半導体に注目している。青色発光ダイオードの材料として知られる窒化ガリウム(GaN)を素子に使った高性能の半導体で、消費電力の低さと高い出力が特徴。レーダーを小型化しつつ、探知距離や識別能力を大幅に引き上げることができる。
防空戦闘を得意とし、弾道ミサイル防衛の中核装備であるイージス艦は、上空警戒と低空警戒の2種類のレーダーを積む。米海軍は2018年から配備を始める上空用の新型レーダーに、レイセオンが自社製GaNを使って開発した「SPY6」を採用した。
しかし、低空用は従来のものを使い続ける見込みで、レイセオンはこれをGaNの技術に定評のある三菱電機と開発したい考え。一方、米軍の次期イージスレーダーの受注を逃したロッキードも、富士通のGaNを使って自社のレーダーの性能を高めようとしている。
北朝鮮は初めて高度2000キロ超に達した5月14日の中距離弾に続き、21日には固体燃料を使った別の中距離弾を移動式発射台から打つなど、ミサイル開発を急ピッチで進めている。ミサイル防衛を強化中の日本は7隻目のイージス艦を2020年に、8隻目を21年に就役させる予定で、共同開発が間に合えば、2隻はどちらかの陣営のレーダーを積む可能性がある。
さらに導入を検討している陸上配備型の「イージス・アショア」にも、搭載する可能性がある。関係者によると、日本は遅くとも23年度までにイージス・アショアの配備を終えることを視野に入れている。
防衛装備品の共同開発は、日米とも政府が主導することになる。関係者によると、両国政府とも2陣営の協議に関心を寄せているが、現時点で関与はしていない。
日本の防衛省はロイターの取材に「企業活動に関する事柄であり、コメントする立場にない」と回答した。東京の米国大使館を通して米政府にもコメントを求めたが、現時点で得られていない。
レイセオン、三菱電機、ロッキードは、コメントを控えるとした。富士通のコメントは得られていない。
日米は現在、イージスシステムから発射する迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を共同開発中。レーダーの共同開発が実現すれば、両国が弾道ミサイル防衛技術の強化に取り組む2つ目の案件となる。
(久保信博、ティム・ケリー 編集:田巻一彦)
イージスアショアの導入を決定した理由 2017/8/20(日) 午前 0:09

BY TYLER ROGOWAYMAY 5, 2017


DOD
BY TYLER ROGOWAYMAY 8, 2017

















































































































































































































