Ddogのプログレッシブな日々@ライブドアブログ

政治経済軍事外交、書評に自然科学・哲学・聖地巡礼・田園都市ライフ、脳の外部記憶媒体としてこのブログを利用しています。2020/11/30以前はGoogle検索でキーワードを入れると常に上位にありましたが、日本のトランプ大統領デモを紹介した記事が米国でバズって以降検索アルゴリズムから排除され検索ヒットされにくい状態です。是非ブックマークをお願いします。このブログをご訪問していただいた方の知識や感性として共有できれば幸せに思います。

タグ:軍事



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イメージ 9著名な米国人インダストリアルデザイナーのVitaly Bulgarovと韓国人ロボット工学技術者のLim Hyun-kukの2名がリードする共同開発チーム「Korea Future Technology」が2足歩行の巨大ロボット「14FT」の開発に成功したとする映像とビデオを公開したことが大きな話題を集めている。

14FTは、韓国科学省の資金援助を受けてKorea Future Technologyのチームがこれまで約1年間に渡って開発が続けられてきたものとなる。14FTは、体長は約5メートルで、通常の等身大の2足歩行のヒューロイドロボットをそのまま、人が搭乗して操縦できる程に巨大化させたものとなっている。

ロボットは頭部に相当部分がない他は、SF映画に登場する巨大ロボットやパワードスーツのプロポーションそのままのものとなっており、一見する限り、これに本当に人が乗って、二足歩行で動作できるとは思えない程のものとなっている。

公開されたビデオによると、操縦は、14FTの胸部に設置されているコックピットから行うようになっており、通常の等身大の2足歩行のヒューロイドロボットと同じようにスムーズに2足歩行が可能な他、ロボットの腕と手は、パイロットの両腕と連動して動くようなメカニズムも搭載されており、パイロットの思う通りにロボットの両手両腕を使って作業が行えるようにもなっている。

また、ロボットは、精密加工された金属の削り出し部品で構成されたメカニズムの上にグラスファイバー製のシャーシが取り付けられたものとなっており、これまでの米国内で研究開発が続けられている不格好なロボットとはまるで異なる、極めて高い完成度を誇っている。

ロボットのデザインを担当したVitaly Bulgarovは、映画「Robocop (2014)」「Terminator Genisys (2015)」「Transformers: Age of Extinction (2014)」のデザインも担当しているSFロボット界の有名デザイナーともなる。

こうした巨大ロボットは、SF映画ではおなじみのものとなるが、2足歩行ロボットをそのまま人が乗れる程に巨大化させた場合、脚部にかかる負荷が多大となり、既存の電気モーターでは十分に大きなトルクを発生させることはできなるなるため、こうした巨大ロボットを開発したとしても、脚部はクローラーや車輪方式とするのが普通で、本格的な2足歩行方式の巨大ロボットのの開発に取り組もうとする研究者はこれまでは現れなかった。

Source: Vitaly Bulgarov
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世界的なメカニックデザイナーでトランスフォーマーやロボコップのメカニックデザインを担当したヴィタリー・ブルガローブ(Vitaly Bulgarov)氏を起用・・・、単なるデモンストレーターなら日本(はじめロボット43号など)や米国の個人が道楽の延長で製作しているが、国家が予算をかけて人が乗れる二足歩行ロボットを製作するとは、参りました!日本や米国では真似ができません。とてもとても、韓国人様にはかないません。

しかし、見た目はそれっぽいのが出来るのだが、はて?何に使うのか?
一つだけあった、人が乗れる二足歩行ロボットの起源を主張する為だ(爆)
動力は?エバみたいに有線電動?まさか軍事用にでも転用できるとでも?

国家が破綻寸前なのに国家予算を道楽に蕩尽してしまうのはさすが韓国!
ホコラシイニダ!とホルホルしている姿が目に浮かぶ。

リアルな近未来の戦争兵器においては、ガンダムよりアイアンマンのような仕様が研究され、資金が投資されている。Newsweekの特集記事

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WELCOME TO THE NEW ARMS RACE
AIとロボットが変える未来の戦争

【Newsweek】2016.12.13 クリスチャン・ダペンポート(ワシントン・ポスト紙記者)

飛躍的に進歩する防衛分野のテクノロジー自国の軍事的優位性を不安視したアメリ力が民間企業を巻き込んで新たな戦略を開始した。

軍隊はシリコンバレーを目指す。ただしこの地を征服するためではない力を借りるためだ。巨大な官僚機構と化した米軍の改革にはシリコンバレーのベンチャー精神を注入するしかないと、米国防長官のアシュトン・カーターは信じている。

 力-ターは何度もシリコンバレーに足を運び、グーグルの親会社アルファベットのエリックーシュミット会長を防衛イノベーション顧問委員会のトップに起用。去る6月には、テスラモーターズや宇宙開発企業スペースXを率いるイーロン・マスクを国防総省に招き、アメリカの軍隊を21世紀型に変身させるには何か必要かを聞いた。

 マスクはどう答えたか? 「大切なのはイノベーションに報奨を与え、やる気を起こさせる仕組みをつくることだ」。会談後に、マスクはそう明かした。「これが経済学のイロハ。見返りがあれば思考は現実化する」

 新時代の軍拡競争は既に始まっており、アメリカも銃弾よりデジタル情報で勝負する戦争に後れを取るまいと必死だ。テクノロジーの進化は既存のビジネス分野を再編するだけでなく、戦争の在り方をも一新させつつある。人工知能(AI)を搭載したロボットやドローン(無人機)、その他の兵器が空や海の戦いの主役となる日は遠くない。しかも民生部門と同様、テクノロジーの優位性を維持するのは難しい。

 国防総省の意向は「一世代(約30年間)は維持できる競争的優位だ」と言うのはレキシントン研究所(バージ二ア州アーリントン)で防衛コンサルタントを務めるローレンートンプソン。

「しかし今の時代、テクノロジーにとっての一世代はせいぜい数力月だ」最先端の技術で米軍の兵器システムを常にアップグレードすることが、何より重要になる。「イノベーションのペースで誰にも負けないこと。そうすれば競争に勝てる」とカーターは言う。国防総省に焦りが見えるのは、オバマ政権の任期切れが迫っているからでもある。ドナルド・トランプ大統領の時代になっでも兵器システム革新の流れが変わらないよう、既成事実を積み重ね、予算を確保しておく必要がある。

中には無人で何力月もぽ律航行できる艦艇、電磁気を用いて音速の6倍の速度で砲弾を撃ち出すレールガンなどの開発プロジェクトも含まれる。

 防衛や国家安全保障に関する情報と分析を提供するウェブサイト、ディフェンスーワンが主催した最近のシンポジウムでも、革命的な布地の開発が注目を集めた。「繊維に電子回路を組み込み、センサー機能や通信機能を備え、エネルギーを蓄積でき、着用者の健康状態をモニターし、必要に応じて色を変えられる」ものだ。

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続々と開発(右上から時計回りに)MIT開発のロボット「ヘリオス」、無人自律航行が可能なドローン艦艇「シーハンター」、疲労軽減・けがの回避に役立つアンダ―スーツ」、揚陸艦ポンスに搭載されたレーザー砲

イノベーション重視の本気度

 国防総省は14年、国防予算の縮小が続いても技術面の優位を保つために「第3の相殺戦略」を打ち出した。核抑止力でソ連を封じ込めたのが50年代に始まる第1の相殺戦略、精密誘導兵器やステルス航空機などで他国の通常兵器を圧倒したのが70年代の第2の相殺戦略だ。今回もアメリカの技術力を総動員して軍事大国の座を守るつもりだが、状況は以前とは大きく異なる。

 ライバルは特定の一国ではない。技術力も資金力もある中国やロシア、野心では誰にも負けない北朝鮮、さらにはテロ組織ISIS(自称イスラム国)など、今のアメリカはさまざまな脅威に囲まれている。

 国防総省は従来、兵器システムの開発を傘下の研究所に委ねてきた。しかしロボットやコンピューターの技術、バイオテクノロジーで世界をリードしているのは民間企業で、しかも彼らは国防総省と距離を置きたがる。

 政権末期に長期の新戦略を打ち出すことの妥当性には疑問があるものの、とにかく計画は動き始めた。しかし予算と官僚的な手続きに縛られた国防総省に新興企業のメンタリティーを持ち込むのは難しいだろう。

どこまで国防総省が本気なのかを見極めかねている企業もあると、下院軍事委員会のマックーソーンベリー委員長(共和党)は言う。「掛け声倒れに終わるのか、オバマ政権後もしっかり続くのか。それが問題だ」
  
テスラのマスクはカーター国防長官との会談で、イノペーションについて「ハイレベル」な議論を交わしたと語っている。そして国防総省に対し、失敗を恐れてはいけないと提言したという。「新しいことに挑戦するときは未知の領域にいる。道が分からないから失敗することもある。熟慮の上の計画が失敗に終わっても、ペナルティーを科してはいけない」

 そのとおりだが、巨大な官僚組織にはリスク回避の体質が染み付いている。 保守系シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ研究所(ワシント ン)のマッケンジー・イーグレン研究員によると、国防総省の第3の相殺戦略は5年間に180億ドルを投じる計画で、その資金には約60億ごの機密費も含まれるという。

昨年5月、国防総省は新興企業を勧誘するためにシリコンバレーに事務所を開設。初年度に出た結果が期待を下回ったため、カーターはいち早く組織を見直し、自分に直接報告する新しいポストを置いた。今年7月にはボストンにも新たな事務所を開いた。

 シリコンバレー事務所の組織改革は「この件が国防総省にとっての最優先事項であることを現場に示す」ためだったと、イーグレンは言う。「第3の相殺戦略と、カーターが念頭に置く将来的な脅威への備えを中心に、予算が編成されている」

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ロボットでなくアイアンマン

 何十年にもわたって世界で無敵だった国防総省。だが今や、潜在的な敵国が民間で生まれた技術を流用して、アメリカに匹敵する軍事力を備えているのではないかと危惧している。ここ10年ほどはイラクやアフガニスタンなどで反政府勢力との戦いに振り回されてきたアメリカだが、中国やロシアといった在来型の脅威に対してはロバート・ワーク国防副長官の言う「ネットワーク型の戦争」を想定している。

 安全保障問題を扱うシンクタンク、大西洋協議会が5月に開いたシンポジウムで、ワークは「AIと自律システム(AS)が進歩すれば人間と機械が協力して戦う新時代がやって来る」と語った。新戦略が目指すのは「戦場をうろつく殺人ロボットではなく、むしろ『アイアンマン』のようなもの」だとワークは言う。「機械が人間を助けるが、コントロールするのは人間。しかし機械のおかげで、人間は驚くような威力と能力を手に入れる」

 作業の大半は防衛先端技術研究計画局(DARPA)、海軍研究局(ONR)、戦略能力整備局(SCO)といった国防総省傘下の研究所で行われている。ONRの所在地はバージニア州アーリントン(すぐ近くにはDARPAがある)。各国の科学者4000人が働くこの研究所は、大学や企業の研究に資金を出している。

 常に約1万2000のプロジェクトが進行中で、年間350~400件の特許を取得していると、責任者のマサイアス・ウィンター海軍少将は言う。
70年の歴史を持つONRからの資金を受けてきた人の中には、60人のノーベル賞受賞者も含まれる。

 「不可能で、やれるはずがなく、あり得ないと思われる問題に取り組むのが私たちの仕事だ」と、ウインターはあるインタビューで語っている。「それが科学者の仕事。マジックだな。次いで技術者が奇跡をもたらす」 そのマジックで生まれたのが、例えば30機の小型ドローンから成る戦隊だ。鳥の群れのように集団で飛行し、「いったん散って何かを攻撃し、再び群れを形成して去ることができる」とウインターは言う。

 『スター・ウォーズ』級レーザー兵器の開発も進む。ペルシヤ湾に配備する揚陸艦ポンスに、4000万ドルを投じて試作した30キロワット級のレーザー兵器を搭載し、ビデオゲームで使うようなコントローラーでドローンや小型舟艇を攻撃する実験を行ったのは14年のこと。

このシステムは現在、実用段階に入っている。またONRは18年までに、ポンスに搭載したものよりも5倍以上強力な150キロワット級のレーザーを艦上でテストする計画だ。

 DARPAでは「第3の相殺戦略」を、過去の戦略よりもずっとダイナミックなものと考えている。つまり、技術の急速な進化に対応できる兵器システムだと、DARPAのアラティ・プラバカール長官は言う。具体的にはソフトウェアのアップグレードで対応する兵器や、AI搭載で自ら学び進化する兵器が想定されている。「そうした技術革新はどこから来るか。最新の民間技術にアクセスし、それを国防総省の持つ秘密資源にしっかり統合すれば、驚異的な戦闘能力の向上が実現するはずだ」とプラハカールは言う。

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迅速・的確な判断を支援

 例えば全長約40メートルの自律航行艦艇だ。見た目はどこにでもある軍艦のようだが、この艦艇は無人で航行可能で、人的被害のリスクなしに敵地に進出することができる。さらにプラバカールによれば「何千キロも航行可能なように設計されており、運用コストも駆逐艦に比べれば微々たるものだ」

 シリコンバレーの若い才能とテクノロジーに注目が集まる一方、伝統的な軍事産業大手も革新努力を続けている。例えば、英BAEシステムズは「認知型電子戦」システムの研究に取り組んでいる。敵の使用するレーダーなどの脅威を識別し、戦闘機のステルス性能を瞬時に最適化するものだ。

 また高度なAI技術に強い米レイセオンが開発した小型ロボットのヘラクレスとアテナは、太陽光発電を動力源とするが、一方で日光を避けるようにプログラムされている。つまり、いわば飢餓状態に置かれるわけだが、このロボットたちはそうした極限状況を平気で生き延びることができる。

同社はまた、特殊なタブレットパソコンも開発した。戦地で離れた場所にいる兵士同士が会話をしたり、地図や映像を共有したりという「一般的」な用途に加えて、いざとなれば3回クリックするだけで空襲の実行を要請できるなどの機能を持つ。空挺部隊に風向きや地上の状況についての情報を提供するジヤンプマスターというソフトウェアもある。

一瞬の差が生死を分ける戦場で、兵士たちの迅速かつ的確な判断を支援する情報提供の「スピードを上げる」こと。それが大事だと、レイセオンのトム・ケネディCEOは言う。タブレットに流れる情報は、人間が「どのタイプの武器を使うべきか、どこに脅威があるか、それに対処する最善の策は何か」を判断するのに役立つという。

しかし、こうした革新的なテクノロジーを確実に戦場へ届けるには、国防総省が第3の相殺戦略を制度化し、政権交代後も生き延びられるようにしておく必要がある。国防総省の幹部たちが第3の相殺戦略について繰り返し語り、開発の着手を急いでいる理由もそこにありそうだ。

アメリカンーエンタープライズ研究所のイーグレンの表現を借りれば、「彼らは種をまき、次の政権下で芽生えるように仕組んだ」のである。 
韓国と米国の資金投資はどちらも無駄のように見えるが、米国はしっかりとした思想の上に未来兵器の開発を行っているが、韓国のしようとしていることは意味不明だ。

そんな矢先に、南シナ海で活動中の米海軍測量艦「バウディッチ」が無人潜水機の回収作業をしている米国人クルーの目の前で奪取されたらしい。摂取された小型無人潜水機は(ドローン)は2機のうちの1機で、米当局者の話によると、ドローンはあくまで海洋情報を調査するための学術的なものだという潜水機を奪うという「実力行使」に出た。下手をすれば武力衝突に発展しかねない重大な事件である。
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中国軍艦が奪った無人水中探査機の同型機(米国防総省提供・共同)
【ワシントン=青木伸行】南シナ海で中国海軍の潜水艦救難艦が米海軍の無人潜水機を奪取した事件は、米国の政権移行期を狙った露骨な示威行動であり、トランプ次期政権に向けた警告の意味合いがあるとの見方も出ている。

 南シナ海ではこれまでも、中国軍機が米軍偵察機EP3に異常接近したり、米海軍のイージス巡洋艦が中国海軍の艦船に航行を妨害されるなどの事案が発生してきた。

 今回の事件は、米海軍測量艦「バウディッチ」が無人潜水機の回収作業をしている目の前で潜水機を奪うという「実力行使」に出た点で、特異なケースだといえる。

 オバマ政権はレームダック(死に体)状態にあり、南シナ海で中国が進める人工島の軍事拠点化を牽制(けんせい)することを目的とした、米軍の「航行の自由」作戦もこのところ実施されていない。中国は政権の足元を見透かしているようだ。

 また、価格が15万ドル(約1800万円)という無人潜水機で情報を収集していたバウディッチは、米海軍所属ではあるものの、軍人ではなく文民が運用している。このため無人潜水機を奪っても、相手は敵対的な行動には出られない、と見越していたとみられる。

 米シンクタンクのストラトフォーは、トランプ次期大統領が「一つの中国」政策に疑問を呈し、中国が反発していることから、「計画的な行動であり、台湾を承認すべきではないと米国に圧力をかける、計算されたシグナルだ」と分析している。

 今回の事件はまた、水面下で米中海軍が、潜水艦をめぐり静かな攻防を繰り広げている実態を浮き彫りにした。

 米太平洋軍は10月、南シナ海で中国の潜水艦を想定し探知、攻撃する演習を実施している。潜水艦救難艦が今回、姿を現したことは、中国・海南島の基地から展開しているとみられる潜水艦が、南シナ海の幅広い海域に潜んでいることを示すものだといえる。

 無人潜水機が収集する海洋データは対潜水艦行動にも活用できるだけに、これを妨害する意図も中国側にはあったとみられる。
中国が「レッドライン(越えてはならない一線)」に挑み続けている。挑発行為を繰り返し、日本はもとより、トランプ次期米政権の出方を窺っている。

 日本の防衛省は12月10日、戦闘機など中国軍機6機が沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過、航空自衛隊の戦闘機がスクランブルしたと発表した。11月25日にも同型の6機が同じ空域を通過している。

 中国国防省は同日、中国軍機が訓練を実施していたところ、「自衛隊のF15戦闘機2機が近距離で妨害飛行を行い、妨害弾を作動させた」と発表したうえで、自衛隊機の行為は「危険かつ未熟で、飛行の自由を損なう」とトンデモな主張した。

中国国防省が明らかに事実と異なる一方的な発表だ。「妨害弾」とはフレアーのことだろうが、中国側がミサイル発射のレーダー照射しなければそんなことをするはずもなく、自分で首をしめるような発表だ。中国の一般市民は中国政府の発表を真に受ける者がいるからこの手のプロパガンダは宜しくない。

危険な挑発は米国に対しても行われた。
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中国軍艦が奪った無人水中探査機の同型機(米国防総省提供・共同)
【北京=西見由章】南シナ海で米海軍の無人潜水機を中国艦が奪取した事件の背景には、同海域での軍事プレゼンス確立に向けて米側への強硬姿勢を一層強めている習近平指導部の意向がありそうだ。

 中国側の直接的な動機は、水深の深い南シナ海で活動する中国の潜水艦に対処するため米軍が実施している海中調査について、その情報収集能力や内容に関するデータを得るためだとみられる。中国の軍事戦略上、米本土を狙う核ミサイルを搭載した潜水艦が同海域で探知されずに活動できることは極めて重要だ。

 また、現場は中国が南シナ海で主権が及ぶと主張している境界線「九段線」付近とみられ、米国の軍事的活動に警告するとともに管轄権をアピールする意図もあるとみられる。

 習指導部は最高指導部メンバーが大きく入れ替わる来年秋の中国共産党大会を控え、対外的な弱腰姿勢をみせれば求心力を失いかねない。台湾の蔡英文総統との電話会談に踏み切り、「一つの中国」原則に縛られない姿勢まで示したトランプ次期米大統領に対し、指導部内の強硬派は反発を強めている。トランプ氏を牽制(けんせい)するための“奇手”だった可能性は否定できない。

 ただ米側による事件の公表後12時間以上が経過しても中国側は公式の反応を示さず、慎重に対応を協議した様子もうかがえる。「米軍に遠慮する必要はないとの指示はあったが、軍の現場がここまで挑発的な行動に出るとは想定していなかったのでは」(中国軍事研究者)との見方もある。
あからさまな、中国の挑発はえげつない。人民解放軍による2001年の4月のJ-8Ⅱ戦闘機と接触しEP-3強制着陸事件もまだ記憶に新しい、人民解放軍J-8Ⅱ戦闘機が米国のEP-3電子偵察機を妨害しようと国際空域で危険飛行を行い、距離の判断を間違えて衝突、自らの命を失った。米軍機のパイロットも中国に緊急着陸を強いられ、10日間拘束されたのちに機体と共に解放されている。

その後も人民解放軍は2009年3月にも米音響測定艦「インペッカブル」に対し、公海上で嫌がらせ行為を繰り返した。この際も中国船や飛行機による挑発が数日にわたり継続。インペッカブルがえい航する探知装置を、中国の海上民兵が略奪しようと試みるなどした。

だが、今回は更にエスカレートして米海軍測量艦「バウディッチ」の無人潜水艇を奪った。同じ挑発行動パターンの一環にすぎない。

これはトランプ次期大統領だろうとなかろうと、シビリアンコントロールが効かない人民解放軍は勝手にやっていただろう。

中国が近隣国を挑発し、米国を追い出し東アジアの覇権を狙っていることが見て取れる。人民解放軍はここ数週間にわたって台湾や日本の沖縄周辺で爆撃練習を実施し、そこには戦闘機も参加した。

米海軍は今後も同様の事件が発生すると考えるべきだろう。 トランプ次期大統領は中国との経済関を再考するだろう、トランプ次期大統領が、太平洋における米軍のプレゼンスを強化するための海軍再編は実施されるだろう。

 中国は、今回のような事件を起こせば、トランプ次期大統領はオバマ政権同様に萎縮させることができると考えているのかもしれない。しかし、実際は真逆の反応が返ってくることになるだろう。人民解放軍はやがて米国の逆鱗にふれることをしでかすだろう。


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お前はクビだ!You're fired!ひえー!Oh my God!


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週明け12日のニューヨーク市場の取引前取引で、Lockheed Martin Corporation (NYSE:LMT) の株価が前日比7.03 (-2.71%)安の252.50ドルまで大きく下げる展開となっている。

Lockheedの株価急落は、トランプ次期大統領が「F-35計画はコントロールできない状況に落ちいている。数十億ドルの軍事費は、(私が大統領に就任する)1月20日以降は別の目的に使用されるだろう」とするTweetを行ったことが要因となっている。

Lockheedの株価は、先週8日にも市場で、F-35計画廃棄の噂が広がった結果、一時、前日比7.77 (-2.9%) 安の258.61ドルまで急落する展開となっていた。

トランプ次期大統領は選挙期間中にも大統領に就任した場合には、F-35計画は中止するという方針を示していた。

トランプ次期大統領はBoeingが受注した次期Air Force One2機の開発計画についても40億ドルという価格は高すぎると難色を示したことで、Boeingの株価急落を招いていた。
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トランプ次期大統領は11日に放送されたFoxのニュース番組に出演して、防衛関連の契約企業が国防省に務めていた経歴を持つ元役人を雇用することを禁止する方針を明らかにした。

トランプ次期大統領は12日には「F-35計画はコントロールできない状況に落ちいている。数十億ドルの軍事費は、(私が大統領に就任する)1月20日以降は別の目的に使用されるだろう」とするTweetを行うことで、F-35計画をキャンセルする可能性を示唆するコメントも行っていた。

今回、トランプ次期大統領が、国防省関係者が防衛契約企業が天下りをすること禁止するとする方針を打ち出してきたことにより、トランプ政権の元では、国防関連予算の管理は今まで以上に厳格に管理されることが求められる可能性が生じてきたこととなる。

今回、最大の争点となって浮かび上がってきたF-35(F-35A)は、初期生産分のコストは1機あたり9800万ドル(約113億円)となっていたが、その後の開発元によるコスト削減の努力により2018年以降の量産分の生産コストは1機8500万ドル(約978億円)までに低減されていた。

しかし、その一方で、飛行管制と兵器管制ソフトウェアの開発において遅延が発生するなど、現時点においてもまだ、計画は大きな問題を抱えたままの状態となっている。

トランプ次期大統領は、こうした問題がこれまで山積みになってきたのにも関わらず、F-35計画が修正されることなく強硬されてきた背景には、国防省と防衛契約企業との間に癒着があり、財政赤字問題な抜本的な解決を進めるためには、この癒着問題の解消が不可欠と考えている模様となる。

軍産複合体の問題は、古くはアイゼンハワー大統領の退任演説でも指摘されてきたものとなるが、これまで天下りの禁止を表明するなど抜本的な解決策を提示した大統領はでてこなかった

米最新ステルス機F-35に“解雇”可能性? 絶望的評価…衝撃的リポート流出 【iza】2016.12.6

【軍事ワールド】

次期米大統領・トランプ氏が最新ステルス機のF-35を“解雇”する可能性が出てきた。選挙中は「強いアメリカを取り戻す」として軍の増強へと舵を切る主張を繰り返してきたトランプ氏だが、最新ステルス機のF-35には「あまり優れたものだとは言えない」と赤点スレスレの厳しい評価を下しているのだ。さらにF-35は10月に入って開発計画の絶望的な遅延が明らかになり、予算は超過に次ぐ超過…。最悪の場合、やり手ビジネスマンのトランプ氏が、「You’re fired」(君はクビだ)と言い放つ可能性も出てきた。(岡田敏彦)


透けて見える

F-35「ライトニングII」は日本の航空自衛隊も採用、導入を決めており、9月には日本向け第1号機が引き渡された。11月30日には、航空自衛隊のパイロットらが訓練のため遠征している米国アリゾナ州のルーク空軍基地にこの機体が到着、いよいよ訓練を始める。

F-35はレーダーに映らないステルス性を持ってるのが最大の特徴だ。また各種センサーを機体各部に取り付け、ヘルメットのガラス部に直接表示できる。これまでの戦闘機なら、パイロットが下を向いても操縦席の床しか見えなかったが、F-35なら下方から迫る敵機の映像もヘルメットのガラス部に表示できる。あたかも機体が透けているかのように、先の景色が見えるというわけだ。価格は約60万ドル(約6700万円)で、おそらく世界一高額なヘルメットだろう。


空中戦で最も大切なことは、先に敵を見つけること。これは古今東西の戦闘機パイロットが述べてきた。F-35は、自身はステルス性で敵に見つかることがない。そして遠方の敵機については味方のレーダー探知結果をデータリンクで受け取り、(自機がレーダーを使えば、その電波が探知され、存在が露呈する可能性がある)、近くの敵機に対しては死角のない各種センサーで対応する。

こうした特徴をみれば、最強の戦闘機とも言えるF-35だが、トランプ氏はその性能を疑問視している。


情報流出

米メディアのブルームバーグ(電子版)は、トランプ氏が2015年10月にラジオ局のインタビューで、F-35の開発費用の高騰を批判し「あまり優れたものだとは言えない。現在使っている戦闘機の方がいいと聞いている」と述べたと11月中旬に報じた。

「現在使っている戦闘機」とは、空軍のF-16ファイティングファルコンやステルス機のF-22ラプター、航空自衛隊も運用するF-15イーグルなどを指す。F-16の開発が始まったのは1970年代初頭だ。以降40年以上の間に、戦闘機に関する技術は飛躍的に進化している。にもかかわらず「最新鋭ステルスより現用機」とトランプ氏が言うには理由がある。実はインタビューの3カ月前、米国で衝撃的なリポートが流出したのだ。


F-35は空中戦ができないとテストパイロットが認めた-。米国の軍事関連サイト「WAR is BORING」(WIB)は2015年6月29日、こんな刺激的な見出しで、F-35の開発のため実際に搭乗し試験を行っているパイロットの報告書の内容を明らかにした。

報告書は同年1月14日にカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地近くの太平洋上で行われた、F-35ライトニングIIとF-16ファイティングファルコンの模擬空戦の内容をまとめたものだ。

テストパイロットは報告書で「F-35は、F-16と戦うにはあまりに低速だった。すべての場面でエネルギー的に不利だった」と、絶望的な評価をしている。ほか、専門的には「ミサイルを発射するために必要なピッチレート(機種上げ姿勢に移る速さ)が非常に遅い」「高迎え角での運動性が悪い」などが指摘されていた。ごく簡単に言い換えると、「機体が重く、エンジンのパワーが足りない。総じて動きが鈍くさい」ということだ。。

ちなみにこの時のテスト条件は、F-35は胴体内ウエポンベイ(兵装収容部)にミサイルや爆弾は積まない身軽な状態。一方のF-16は大きな増加燃料タンクを両翼下に1本ずつ吊り下げた状態で、明らかにF-35が有利なはずだった。

さらに、最新鋭の「死角のない」ヘルメットにも問題が出た。「ヘルメットが大きすぎて、キャノピー(操縦席の頭上を覆う透明部分)につかえてしまい、後ろを見られない」というのだ。トランプ氏はこうした情報を側近から入手しており、F-35を「あまり良くない」とするのだ。


こうした情報流出はその後も続いた。8月末にはF-35の運用テスト評価責任者の「飛行試験は進んでいるものの、計画は遅れている。特に(戦闘飛行や地上攻撃用の)ソフトウエア開発は遅れている」などとするメモが流出した。

WIBなど米メディアはこのメモを分析し、F-35の開発状況を次のように評した。

いわく、F-35の開発予算は超過しており、これ以上赤字を出さないために開発を“打ち切る”という。もちろん事実上の開発は続くが、それは予定していた「作戦テスト」のなかで行う。そうすれば作戦テスト用の予算を使えるからだ。こんな方法では、さらに計画は遅れ、費用が高騰することは歴史が示している-。

開発費の超過は、一部では5億3千万ドル(約600億円)ともされる。


欠点は克服できる?

一方で、新戦闘機の選択肢はF-35しかないというのは米マスコミの一致するところだ。また、先のF-35の“欠点”を否定する意見もある。航空専門サイト「ザ・アビエーショニスト」では9月20日、F-35開発に関わるノルウェー空軍のテストパイロットの意見を紹介した。

このパイロットは、プログラムの問題はスマートフォンが頻繁に基本ソフト(OS)を更新するのと同様で、最初のバージョンのプログラムで100%の性能を発揮するわけではないと指摘する。パワー不足についても「F-35に乗った感想は、F-18ホーネット(米海軍のエンジン2基の双発機)にエンジンを4つつけて飛ばしているようだった」という海兵隊パイロットの言葉を紹介し、そのパワー(推力)を賞賛している。さらに「(レーダーに映らない)ステルス機能は、後付けできるものではない」と、F-35の素性をかけがえのないものと評価している。


また、開発責任者の空軍幹部、ジェフリー・ハリガン氏は、そもそもF-35は、敵が目で見えないような長距離からミサイルで攻撃する戦闘機であって、模擬空戦のように「目で見える」空中戦を行う必要などないと主張している。現実問題として、有視界での空中戦が起こる可能性は、程度の差こそあれ高くはないとの見方が各国空軍では支配的だ。


トランプ氏の決断

性能については諸説あるF-35だが、共通しているのは結局、費用が高騰しているということに尽きる。

米国はF-35を約2400機配備することを予定しており、空軍型(A型)1機の価格は約9500万ドル(約107億円)。2019年にフル生産に移行させるかどうかを決定する予定だが、その決定を下すのは次期大統領のトランプ氏とジェームズ・マティス次期国防長官だ。

かつてトランプ氏が主役として出演していた、自分の部下を勝ち抜き形式で選ぶ米NBCの人気番組「ジ・アプレンティス」では、部下希望者に様々な課題を課し、脱落者に対してトランプ氏が「君はクビだ(You’re fired)」という決めセリフが人気を呼んだ。

果たして厳しいビジネス界を生き抜いてきたトランプ氏が「赤字の成る木」をクビにせず、そのまま育てるのか。F-35の開発メーカーであるロッキード・マーチン社を始め採用国の軍関係者は注目している。
まあ、F-35が駄作機だと言い続けている私からすれば、トランプ次期大統領はまともな考えである。

遠くから、相手が発見する前に長距離ミサイルを打ち放つことができるから、F―35が最強で、駄作機という主張をしている私はおかしい、航続距離も短いという主張はおかしいとだいぶ非難された。

しかし、高度にコンピューター化されたF-35は、度々コンピューターがフリーズしてしまうそうだ。フリーズを避ける為12時間に一度再起動させる必要があるという。
すべての飛行をコンピューターに頼るF-35は、再起動の間は、安全の為に安定飛行を余儀なくされる。
<参考>
 F-35Aに搭載されるソフトウェアは、レーダーや多数のセンサーを統制し、周囲の監視に至るまでを自ら行い、集積した情報を処理したうえでコックピット内の大きなタッチパネルや、ヘルメットのバイザーに映像として投影します。

たとえば、現代の炊飯器は人間が熟練の業でいちいち火加減を調整しなくとも、ソフトウェアが全自動でふっくらご飯を炊きあげてくれるため、そのあいだに我々はおかずの準備などができますが、これと同様に、現代の戦闘機に搭乗するパイロットもソフトウェアによって、わずらわしい雑務を行う必要がなくなりました。そしてパイロットは“人間にしかできない判断”に専念することで、搭乗する戦闘機の戦闘能力をより高く引き出すことができます。

F-35は、既存の戦闘機よりもはるかに高度な、センサーなどの電子機器を搭載しています。そのぶんソフトウェアは極めて複雑で高度な処理をしており、「ブロック3i」のプログラムソースコードは800万行にも達しています。

この「ブロック3i」は、2014年より「システム開発実証機(SDD)」と呼ばれるF-35の試作機に搭載され、飛行テストが行われていましたが、特に動作の安定性において大きな問題を抱えており、センサーシステムやレーダーを4時間に1回シャットダウンしなければなりませんでしたパソコンがフリーズしたならばその場で再起動すればすみますが、作戦中に戦闘機のミッションシステムがフリーズしてしまえば命にかかわるため、安定性の確保は極めて深刻な課題です。


コンピューターがオーバーワークとなるのは、普通に考えれば戦闘中であり、そんな戦闘機は駄作機以外の何物ではない。カタログスペックが良くとも実戦で使えない戦闘機など不要だ。

しかし全面的な計画の中止はさすがに難しいと思われるが、計画の大幅な縮小はありえる。F-22B、A-10の再生産、F-15・F-18の改良機体寿命の延命措置、第六世代機の早急な開発など、直ちに計画の見直しが必要だと思う。

F-35を、ディスっているのは私だけではなさそうだ(笑)


航空宇宙ビジネス短信T2にナショナルインタラストの興味深い記事の翻訳が載っていました。

トランプがF-35をキャンセルした場合の代替策は何か
【航空宇宙ビジネス短信T2】2016年12月15日木曜日

F-35は宣伝通りなら画期的な戦力になるのですが、その実現はまだまだ先のことです。機体だけ作ってあとで改修する解決策で量産効果だけ先に実現するのが現在の考え方ですが、カタログスペックが出ない機体を各国が導入しても後で多額の費用がかかるだけです。その間にほぼ20年もかかっているのは驚くべきことですね。一方で大きすぎてつぶせないはずとタカをくくっていたロッキードがトランプの一言で真っ青になっています。考えられないことではなく、考えにくいからと今まで議論になっていなかったことが今や堂々と議論できる環境になってきました。選挙結果でこんなに変化するんですね。


The National Interest

5 Ways to Replace the F-35 Stealth Fighter (If Donald Trump Kills It)

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                                                                                                                                                                                                               December 12, 2016
http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/5-ways-replace-the-f-35-stealth-fighter-if-donald-trump-18716

F-35共用打撃戦闘機は米国の国防装備で最も物議をかもしている事業だ。
全供用期間を通じた経費が1兆ドルと言われる同機には画期的な性能がある一方で、技術課題に悩まされてきた。そこにトランプ次期大統領からの批判が加わった。

同事業にどんな代替策が考えられるのか。F-22を生産再開するのか、第四世代機生産を続けるべきか。無人機を増やすのはどうか。

実はこの課題は2014年にロバート・ファーレイが検討していた。そこで原文を再掲載したい。
***
エンジン火災でF-35全機が飛行停止措置となり、共用打撃戦闘機の批判派はふたたび同機事業へ厳しい目を向けている。それでもF-35はつぶせないようだ。同事業は全米各地で展開しており、最も親密な同盟数か国も巻き込んでおり、中止はおそらくありえないだろう。

だが中止となればどんな選択肢があるだろうか。今回提示する5案はそれぞれ独立していない部分もあるし、F-35に代わる案は相当の負担が必要であることを最初に申し添えておく。

F-22生産再開

まず考えられるのはF-22の生産再開だ。ラプターの経験値をもとに新生産機は性能向上型にできるのではないか。

しかし生産再開は相当の費用になり、海軍と海兵隊のニーズに答えられない。F-22艦載型は真剣に検討されておらず、海兵隊の軽空母で運用できる派生型が生まれるとは到底考えられない。

そうなると空軍はF-22、海軍はスーパーホーネット追加調達、海兵隊にはF-35Bという組み合わせはどうか。B型が実は一番技術的に厄介な存在であり、ペンタゴンも費用対効果で課題の多い同機を見限る可能性がある。
F-22には別の問題がある。空軍は同機を攻撃用に投入する考えはない。制空戦闘機を攻撃機に転用した例は多い。またパイロット向け酸素供給問題も残る。米国内法でF-22輸出は禁止されており、F-35中止となっても今後は外交問題が浮上しそうだ。

無人機

殺人ロボット機はどうか。無人機技術は大きな進展を示しており、運用構想も同様だ。米国は無人機投入を拡大して、有人機で行ってきた偵察、近接校区支援、制圧、長距離攻撃なども実施している。

無人機の課題は空対空戦だ。現在の無人機は空対空機材としてはあまりにも性能が低い。現行の無人機にはスピード、操作性、センサーの各面で最新有人戦闘機に劣る。

仮に新型無人機がこの課題を解決できても、別の問題が生まれる。自律運用でないかぎり、遠隔操作のデータリンクは敵の妨害に脆弱なままだ。遠隔パイロットの操作を数秒でも失えば、UAVは空中戦で格好の標的だ。ロボットが攻撃判断できるのかという議論もある。無人機は空軍力の一部となるが即戦闘機のかわりになるわけではない。ただし新世代戦闘機が登場するまでのつなぎにはなるだろう。

既存機の性能改修

米国には高性能戦闘機が多数あり、新型機を製造する産業基盤も残っている。そこで旧型機を改修してはどうか。米第五世代戦闘機の好敵手とよくいわれるSu-27フランカーは冷戦時の機体を改修したものだ。米海軍と空軍も同様の対応をしている。現在のヴァイパーは当初のF-16Aと相当異なる機体になっている。

ボーイングはF-15とF/A-18の発展型としてステルス特性を持たせたり近年の技術発展を反映させる構想をねっており、韓国にF-15サイレントイーグルを提示した。同様にF/A-18にコンフォーマルタンクを搭載し飛行距離を大幅に伸ばす提案もある。F-16改修型も生産続行中だ。

だがサイレントイーグルや高性能版スーパーホーネットは構想段階のままで、実現しても第六世代機登場まで相当長期にわたり供用され性能ギャップを埋める必要が生まれる。既存機種を維持することで機体の老朽化をかかえたまま費用とともに危険性も上がるとの批判が出る。新規製造機体を調達すればこの問題は回避できる。

第六世代機まで待つ

もう一つの方法が第五世代機をすべて断念し、第六世代戦闘機開発に賭けるることだ。六世代機に期待されるのは全周囲ステルス、スーパークルーズ、ネットワーク性能等があり、無尾翼形状となる可能性もあり、レーザー兵器搭載や無人運用も視野に入っている。

すでにこの構想に着手している国もある。日本、ロシア、インド、フランスが第五世代を飛び越して第六の実用化に向かおうとしている。今後も大国間で平和が続くとの期待に冷戦時機材が相当残っていることが組み合わさりこの構想に実現の目が生まれている。

ただし他の選択肢同様に米国で性能ギャップが生まれそうだ。ただ空軍海軍に性能不足のままF-35を押し付けることは回避できる。

第六世代戦闘機開発はF-35(ならびにF-22)開発に比べればまともになる前提だ。仮定にすぎないが第六世代戦闘機の要素を単一機体にすべて搭載すのは先端企業といえども困難なはずで(特に第五世代機の製造経験がない場合)、費用も相当高くなることは容易に想像できる。また2030年になると既存機種の耐用年数延長は大幅に困難になる。

海外機導入

一番可能性が低いが米国が穴埋めとしてダッソーのラファール、ユーロファイターのタイフーンあるいはSaabのグリペンを導入することが想定できる。ホーカー・シドレーのハリヤーを除けば米国が海外製戦闘機を導入したことは第一次大戦からない。例外としてイングリッシュ・エレクトリックからライセンス生産したB-57キャンベラが多用された。

だがこの案が成立するのはライセンス供与で米国内で製造組立を行う場合だ。技術移転をヨーロッパ内の同盟国に依頼するのは米国には愉快な経験ではないはずだ。普通は逆だ。

これが実現すれば米防衛産業は萎縮するが、戦力が実証済みの機体を米空軍、海軍に導入できる利点が生まれる。上記三機種はそれでも米既存機種の最新機材よりも十年以上新しい設計であり、今後さらに性能を向上する余地は十分ある。また価格面、性能でも十分説得力がある。

あるいは4.5世代機を韓国や日本から導入する構想も生まれよう。海外販売が実現すれば両国もさらに技術革新を進め生産規模を拡大できる。

そうなると結論は

F-35が途中取り消しとなれば、理想的な解決策は上記選択肢を組み合わせたものになるだろう。各選択肢の比重は異なる。そうなると「UAVと既存機種が何機あれば第六世代機登場まで足りるのか」と考えるのがいいだろう。もし米国が10年後の世界で同格の大国と航空戦力で張り合うつもりがないのなら、選択肢組み合わせで十分対応できるだろう。

だがF-35には強力な支持者があるのは事実だ。(機体にではない。事業への支持だ)その事業を取り消そうとすれば米国内の各種政治利権を押さえ込む必要がある。また国防産業の基盤は広大である。同時に同盟国の諸政府をなだめるのも大変だろう。JSF導入に政治生命をかけている国もあるのだ。とはいえ、代替選択肢を考えることは第一歩だ。■
 

F-35計画は破綻しており、さすがに中止とまでは難しいが、計画の見直しは不可避であることには間違いない。


【追加情報】
大丈夫なんでしょうか?

最近、日本の米軍基地にも配備された米国最新鋭の戦闘機F-35ですが、その開発・維持費は合計1兆ドル(約114兆円)以上になり、軍事史上最大の金食い虫と言われています。

さらに米国防総省の新たな報告書によれば、F-35には2019年の戦闘テストまでに修正しきれない欠陥が何百件もあるようです。この報告書は国防総省の年次報告書の一部なのですが、F-35がボロボロであることが淡々と書かれています。以下、太字は米Gizmodoによるものです。

米軍はブロック3F(訳注:F-35のバージョンのひとつ)の戦闘時性能に見られた276件の欠陥を「修正不可欠」とした。だが3FR6(訳注:「ブロック3F」の最新バージョン)で試みられた修正では、その重要な欠陥の半分以下しか対応されなかった。

ちなみに「ブロック3F」とはざっくりいうとF-35としての最終仕様、「3FR6」はその中でも一番最後のバージョンということです。つまりもう完成形であるはずなのに、まだ100件以上も欠陥が残っているんです。

さらに、今把握されている欠陥に加えて、これからもまだ問題が発見されると予想されています。報告書には、欠陥が一定のペースで発見され続けているとあります。

欠陥は毎月20件のペースで発見され続けており、初期運用試験・評価(IOT&E)の前またはその最中にさらに多くの欠陥が発見されるであろうことは疑いがない。

具体的な欠陥の中身はといえば、たとえば音速の壁を超えたときの飛行性能が「不快で容認できない」と表現されています。それからオーバーヒートとか、サイバー攻撃に対する脆弱性の問題もあります。

国防総省はF-35の問題をこれだけ認めていながら、その焦点を今年8月に始まる初期運用試験・評価へと移そうとしているようです。開発段階でのテストはそこそこに、さっさと実地のテストを始めちゃおうってことみたいですが、そういうことすると問題がかえって長引きがちですよね…。

この報告書ではまた、F-35のコストが膨張し続けている問題は簡単には解決できないことも認めているようです。F-35開発計画の課題を列挙した部分には、次のような項目があります。

重要かつ明確に文書化された欠陥に関して;本計画ではこれらのうち数百件に関し、システム開発実証の中で適切に修正し、飛行テストで検証する予定はない。このような計画において開発後に未解決の欠陥があることは一般的だが、本計画ではF-35の性能と適合性に残る欠陥が累積的に及ぼす影響を、ブロック3Fの完成・配備の前に評価し、緩和しなくてはならない。

こんなありさまなので、ドナルド・トランプ次期大統領はF-35計画を厳しく批判しています。下のツイートでは「F-35計画とコストはコントロール不能だ。1月20日(訳注:トランプ大統領就任の日)以降、軍事(と、他のものも)の支出を何十億ドルもセーブできるだろう」と言ってます。

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それでもF-35の開発を主に担っているロッキード・マーティンは、F-35計画が抱えるこうした問題を認めようとしていません。が、同社CEOのMarillyn Hewson氏は1月13日、コストを大幅に引き下げるような新たな契約を結ぶと一応言ってはいます。

ただコストはあくまで問題の一部に過ぎません。去年8月には米空軍がF-35が「戦闘準備完了」と宣言してたんですが、その1カ月後には離陸不可能と判断するというドタバタもありました。10月にも海兵隊のF-35が訓練中に火を吹く事故がありました。

ナウシカでいえば「腐ってやがる…早すぎたんだ」な段階のようにみえるのですが、今週日本の岩国米軍基地にいる海兵隊にもうF-35、配備されてしまいました。ちなみに米国外への配備は、これが初めてだそうです。さらに日本の自衛隊も、F-35をお買い上げしちゃってます。日本でも米国でも、巨神兵みたいにメルトダウンしたりしないことを祈るばかりです…。

image: Wikimedia
source: DOT&E, Twitter, CNN, Defense News, NHK, 944th Fighter Wing

Michael Nunez - Gizmodo US[原文
(福田ミホ)

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F-35 Joint Strike Fighter is armed with the AIM-9X Sidewinder missile and the Paveway bomb on both wings. Credit: Raytheon Company.

F-35C: 主翼がAIM-9X搭載時のG荷重に耐えられず・主翼を交換へ
【BusinessNewsline】2017.02.23 14:52

空母艦載機版のF-35Cに関して、AIM-9Xを搭載した飛行試験の結果、当該ミサイルを主翼の先端に取り付ける方法を採用した場合、ミサイルが取りつけらたことによって生じる空力加重が主翼の設計上の耐久加重を上回る可能性が生じることがF-35 Program Officeが公開した資料に基づくAviation Weekの記事で明らかとなった。

F-35にミサイルを搭載する場合は、ステルス性を確保するためにウェポンベイ内に搭載する方式が採用されているが、AIM-9Xに関しては、従来機と同様に主翼に取り付ける方法が採用されている。

今回、判明した問題とは、AIM-9Xを主翼の先端に取り付けた上で、機体に加重がかかる急旋回などの飛行操作を行った場合、主翼先端部分(outer wing)の構造部分がミサイル用パイロンの搭載で生じる加重に耐えられなくなるというものとなる。

開発元のLockheed Martinでは、改良版の主翼先端部分の設計は終えており、既に生産済みの32機の量産機については全て、主翼先端部分の置換を行うことを予定している。

ただし、この作業により、海軍でのF-35C導入計画に更なる遅延が生じることは避けられない見通しともなっている。

F-35は、敵機が有する索敵範囲の外からアウトレンジ攻撃を行うという発想の元で開発が進められてきたということもあり、急旋回を行いながらミサイルを発射するというドックファイトのような空中戦は想定の範囲外だったことが、今回のような問題が生じる原因となったものと見られている。







2014/6/26(木) 午後 11:57 

平成の烈風F-35Jは飛ぶのか? 
2012/2/23(木) 午後 11:35 





F-35遂にFX候補より脱落か? 
2011/5/20(金) 午後 6:37 

FX機種選定未だ決着せず 
2010/11/18(木) 午前 2:09










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How the Falklands War (Thanks to a Stealthy Submarine) Could Have Gone Very Differently
【The National Interest 】<THE BUZZ>Sebastien Roblin November 27, 2016

フォークランド紛争は(機能しなかった潜水艦に感謝しなくてはならない)もし機能していたらもっと違った結果となっていただろう。

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Image : South African Type 209 naval submarine SAS Charlotte Maxeke. Wikimedia Commons/LA(Phot) Caroline Davies/MOD

Great Britain, thanks to some luck, avoided some big losses.
大英帝国はちょっとした幸運で大損害を免れた!

Sebastien Roblin [セバシュチャン・ロビン]

The brief but bloody naval war that occurred in 1982 over the Falkland Islands, known as the Malvinas in Argentina, is typically viewed as a triumph of British naval power. A Royal Navy task force managed to beat off heavy air attacks to take back the South Atlantic archipelago from Argentine troops.

1982年に発生した短期間ながら激烈なフォークランド諸島(アルゼンチン名マルヴィナス諸島)をめぐる戦闘は英国海軍力による勝利と受け止められている。英海軍戦術部隊は激しい航空攻撃を潜り抜け南大西洋の(自国領であった)島々をアルゼンチン軍から奪還した。

For most of the war, a lone Argentine diesel submarine, the San Luis, opposed the Royal Navy at sea. Not only did the San Luis return home unscratched by the more than two hundred antisubmarine munitions fired by British warships and helicopter, but it twice ambushed antisubmarine frigates. Had the weapons functioned as intended, the British victory might have been bought at a much higher cost.

紛争中の殆どの期間アルゼンチン海軍のディーゼル動力潜水艦サンルイスが英海軍に孤軍奮闘していた。サンルイスは200発以上の英軍艦やヘリコプターからの対潜兵器が投下されたが無傷で帰港している。しかも2回対潜フリゲート艦を待ち伏せ攻撃を行ったのだ。もし兵器が正常に作動していれば英国の勝利は大きな代償を払わなければならなかったろう。

Argentina’s ruling military junta seized the disputed Falkland Islands  opportunistically in order to score political points at home. Not expecting a real war, the junta miscalculated how quickly British prime minister Margaret Thatcher would escalate against their use of force with her own.

アルゼンチン軍事政権はフォークランド諸島を占拠したのは、自国での政治的ポイント稼ぎが目的だった。実際に戦闘になるとは考えなかったようだ、まさか英国首相マーガレット・サッチャーが事態をエスカレートさせ軍隊を迅速に動員するとは想定外のようだった。

This lack of planning was manifest in the unpreparedness of the Argentine Navy’s submarine fleet. One was in such decrepit condition it could not safely submerge, while the more modern Salta was undergoing repairs. The older Santa Fe inserted frogmen to assist in the initial invasion on April 2. It was not until the following day that the most modern available sub, the San Luis, received orders at its dock at Mar de Plata to depart on a combat patrol around the area of the Malvinas.

開戦当初、作戦プランがアルゼンチン海軍の潜水艦部隊には無かったのだ。 一隻などは旧式化しすぎて安全に潜行できず、修理に入っている艦がサルタであった。旧式のサンタフェがフロッグマン特殊部隊を送り届け、4月2日の侵攻当日支援した。最新鋭のサンルイスはその翌日に出港しマルヴィナス諸島周辺で哨戒任務を実施するよう命令を受けていた。

The San Luis was a German Type 209 diesel submarine built in large numbers to serve as a smaller, cost-efficient submarine for less wealthy countries. Displacing just 1,200 tons with a crew complement of thirty-six, the San Luis carried fourteen Mark 37 antisubmarine torpedoes and ten German-manufactured SST-4 wire-guided torpedoes for use against surface targets. It could swim at forty-two kilometers an hour underwater or twenty-one on the surface, and had a maximum diving depth of five hundred meters.

サンルイスは途上国向けに大量生産された費用対効果の高いドイツの209型ディーゼル小型潜水艦である。排水量1,200トンで乗員36名。マーク37対潜魚雷14発とドイツ製SST-4有線誘導式対水上艦魚雷10発を搭載。速度浮上時:21 km/h (11.5 ノット)潜航時: 42 km/h(22.5ノット)、最大潜航深度500メート。

It would be a cliché common to many tales of unlikely military accomplishments to emphasize the skill of the San Luis’s crew—but in fact, Argentina’s best submarine officers were in Germany at the time of the Falkland War. In their place, the San Luis made do with junior petty officers in charge of many keys departments of the ship. Its commander, Frigate Captain Fernando Azcueta, was a submarine veteran—but did not have much experience with the Type 209 model.

フォークランド紛争時のサンルイスの乗員の伝説が残っています。アルゼンチンの熟練潜水艦乗りはなんとドイツにいた!-事実です。サンルイスは経験の浅い乗員が充てられ動かされていた。艦長のフェルナンド・アズクエータ中佐はベテラン潜水艦乗りではあったが、209型での経験は充分とは言えなかった。

Moreover, the San Luis was in terrible condition and had to undergo rapid, incomplete repairs. Its snorkel was leaky, its bilge pumps were malfunctioning and one of the four diesel engines was not operational. Divers spent almost an entire week trying to clean crustaceans from the San Luis’s hull and propeller, which were impeding the vessel’s speed and stealth.

そのうえ、サンルイスは直ぐに、不完全でもいいから応急修理を受けなければならない酷い状態でした。
シュノーケルは水漏れし、排水ポンプは故障していました、そして、4台のディーゼルエンジンのうちの1台は使用不能でした。サンルイスの速度と静穏性の妨げとなる船体とプロペラのフジツボなどを落すのに、ダイバーは1週間かかりました。

The Argentine sub finally went to sea on April 11, and moved into a holding position while the political situation continued to deteriorate. Things did not come to a promising start. The San Luis’s fire control system allowed it to automatically guide three torpedoes simultaneously after launch. So, of course, it broke down after only eight days at sea, and none of its inexperienced petty officers knew how to fix it. They crew would only be able to launch one torpedo at a time under manual wire guidance. Still, it was decided the San Luis should proceed with its mission.

4月11日アルゼンチン潜水艦は政治情勢が悪化する中、待機地点に向かった。サンルイス火器管制装置は、進水後、魚雷を三発同時に発射してしまった。もちろん、それは海上出てにわずか8日後に壊れしまい、そして、その未熟な乗員には誰もそれを固定する方法を知りませんでした。乗員は、手動ワイヤー・ガイダンスに従って1つの魚雷発射管しか使用できませんでした。しかし、それでもサンルイスがその任務を続行しなければならない状態でした。

Meanwhile, the Santa Fe, an old Balao-class submarine that had served the U.S. Navy in World War II, was dispatched on April 17 to ferry marines and technicians to reinforce troops who had seized the island of South Georgia.          
その間、第二次世界大戦時米国が建造した旧式潜水艦バラオ級の一隻であるサンタフェは、4月17日に海兵隊員及び技術要員をサウスジョージア島へ移送すべく派遣された。

Though it successfully deployed the troops on April 25, it failed to depart quickly enough and was detected at 9 a.m. by the radar of a British Wessex helicopter, which was soon joined by Wasp and Lynx helicopters. 

4月25日巧く兵員を上陸させることはできたが、出港に手間取り午前9時に英ウェセックスヘリコプターのレーダーで探知され、ただちにワスプ、リンクスのヘリコプター部隊が飛来した。

The Santa Fe was damaged by two depth charges, missed by a torpedo, struck by AS-12 antishipping missiles, and strafed with machine-gun fire. The captain beached the submarine, which was captured along with its crew by British troops shortly after. The attack on the Santa Fe marked the first shots of the British campaign.

サンタフェには二発の爆雷が命中し損傷したが、幸い魚雷は外れたが、AS-12対艦ミサイルが命中してしまい、機関銃掃射を浴びてしまう。同艦は座礁したあと、英軍が捕獲した。サンタフェへの攻撃が英軍攻撃の第一弾となった。

The following day, the San Luis was ordered to sail for the waters around the disputed islands, and was authorized on the twenty-ninth to fire on any British warships it encountered.

翌日サンルイスは戦闘海域への出撃が命じられ、4月29日英軍艦への攻撃許可が下りた

However, the Royal Navy had intercepted the San Luis’s communications and deployed its helicopters and frigates to hunt it down. By one count, the Royal Navy had ten frigates or destroyers and a helicopter carrier assigned at least in part to antisubmarine duties, as well as six submarines on patrol.

しかし、英国海軍はサンルイスの通信を傍受しており、追い詰めるために、ヘリコプターと護衛艦を配備しました。この潜水艦1隻に対し、英国海軍は10隻の護衛艦または駆逐艦とヘリコプター空母一隻、対潜水艦用の潜水艦を6隻をパトロールに割り当てた。

On May 1, the San Luis’s passive sonar detected the HMS Brilliant and Yarmouth, both specialized antisubmarine frigates. Azcueta launched an SST-4 torpedo at a range of nine kilometers—but shortly after launch, the guidance wires on the torpedo cut out. 

5月1日にサンルイのパッシブソナーが対潜フリゲートのHMSブリリアンとヤーマス二隻を探知した。アズクエ-タ艦長はSST-4魚雷一発を9キロ地点から発射したが直後に誘導線が切れた。

Azcueta quickly dove his sub into hiding on the seabed. The Brilliant detected the attack, and the two frigates and their helicopters went into a frenzied pursuit of potential sonar contacts. Launching thirty depth charges and numerous torpedoes, the British vessels successfully blew up several whales for their efforts.

アズクエータ艦長は急速潜航し海底で隠れようとした。ブリリアントが攻撃に気づき、フリゲート艦二隻とその艦載ヘリコプターはソナーが探知した正体を突き止めようとした。爆雷30発、魚雷数発を発射したが、英国の艦は結局クジラ数頭を殺しただけだった。

The following day, the British submarine Conqueror torpedoed the Argentine cruiser General Belgrano, which sank along with 323 members of its crew. The entire Argentine surface fleet subsequently withdrew to coastal waters, leaving the San Luis the only Argentine vessel opposing the British invasion force. 

その翼日、英国潜水艦コンクアラーはアルゼンチンの巡洋艦ヘネラル・ベルグラノを雷撃し乗員323人と共に撃沈してしまいました。
全アルゼンチン水上艦隊は本国近海に撤退しました。そして、サンルイスが唯一英国の侵攻部隊に立ち向かうのアルゼンチン軍艦になってしまいました。

British ships and helicopters began reporting sonar contacts and periscope sightings everywhere, and launched nine torpedoes in waters the San Luis never even ended up approaching.

英国艦隊とその艦載ヘリは各所でソナー探知と潜望鏡をあちこちで目視したとし、サンルイスがいない海域で魚雷発射していた。

The San Luis’s crew, for its part, thought they had been fired upon by a British submarine on May 8, and after taking evasive maneuvers, launched a Mark 37 torpedo against an undersea contact. The torpedo was heard to explode and the contact was lost. This, too, was likely a whale.

サンルイスの乗員は、一方で、5月8日に英国の潜水艦に発見され攻撃されたと思って、回避的な操船をした後に、海中目標に対してマーク37魚雷を発射しました。海中の探知目標に発射し、魚雷は爆発して目標は消えた。これもたぶん気の毒なクジラと思われる。

Two days later, San Luis detected the Type 21 antisubmarine frigates HMS Arrow and Alacrity on the northern passage of the Falkland Sound. Masked by the noise produced by the fast-moving frigates, the San Luis crept within five kilometers of the Alacrity, fired another SST-4 torpedo and readied a second for launch.

2日後に、フォークランドの北の通過する21型の対潜護衛艦HMSアローとアラクリティを、サンルイスは発見した。動きの速い護衛艦で出される雑音にまみれて、サンルイスはアラクリティの5キロメートル以内に忍び寄ることに成功し、SST-4魚雷一発を発射して、次弾の発射準備をしました。

Yet again, the wires of the SST-4 cut out shortly after launch. However, some accounts state the torpedo actually struck a decoy being towed by HMS Arrow, but failed to detonate. Azcueta gave up on firing the second torpedo and ordered the San Luis to disengage to avoid a counterattack.

だが再びSST-4の誘導線が発射直後に切断してしまう。ただし、一部の説明ではこの魚雷はHMSアローの曳航していたおとりに命中したものの爆発しなかったとある。アズクエタ艦長は二発目発射を諦め、反撃を受けないうちに離脱を命じた。

However, the British ships cruised on, unaware of the attack. The captain of the Alacrity did not even learn of the close call until after the war!

しかし、英艦艇は攻撃を知らずに巡航していた。アラクティの艦長は終戦後まで知らなかった。

Demoralized, Azcueta radioed home that the torpedoes were useless, and he received permission to return to base, which he accomplished on May 19. The Argentine garrison surrendered on June 14 before the San Luis could be put back to sea. Fifteen years later, the San Luis became one of only three Type 209 submarines to be decommissioned after an incomplete overhaul. Another fifty-nine serve on in various navies.

落胆したアズクエタ艦長は本国に向けて魚雷が役立たずだと打電すると帰港許可の通信が入ったため5月19日に基地に戻った。アルゼンチン占領部隊が降伏したのは6月14日でサンルイスは結局再度戦場に出動できなかった。15年後にサンルイは不完全なオーバーホール後他の3隻の209型とともに退役した。209型潜水艦は59隻各国海軍で使用されている。

What went wrong with the San Luis’s torpedoes? There are a half-dozen explanations, variously holding crew error and technical flaws culpable. Manufacturer AEG first claimed the torpedoes had been launched from too far away, and without active sonar contact. 

サンルイの魚雷で何が問題だったのだろうか。乗員のエラーや技術上の欠陥など問題はは多々ある。製造元のAEGは魚雷があまりに遠くに、そして、アクティブソナーでの探針なしで発射されたと、最初主張した。

Another claim is that the Argentine crews mistakenly reversed the magnetic polarity of the gyros in the torpedoes, causing them to run astray. However, there is also evidence that the torpedoes failed to arm their warheads and could not maintain depth. Suggestively, AEG implemented numerous upgrades to the torpedo after the Falklands conflict.

別な原因としてアルゼンチン乗員が誤って魚雷のジャイロの極性を反対にしてしまいコースを逸れてしまった。しかしながら、魚雷弾頭が爆発できる深度を維持することができなかったという証拠も、あります。そのせいか、AEGはフォークランド紛争後に同社魚雷のアップグレードを数次に渡り実施している。

The San Luis was no super-submarine, nor did it have a super-crew. Yet, benefiting from a competent commander using ordinary tactics, it still managed to run circles around a dozen antisubmarine frigates from one of the most capable navies in the world, and might easily have sunk several warships had its torpedoes functioned as intended.

サンルイスは卓越した潜水艦ではなく、卓越した乗組員だったわけでもない。それでも有能な艦長の指揮下で通常戦術を駆使しながら対潜フリゲート艦から逃げ回ることができた。しかもフリゲート艦は世界有数の海軍国の所属だった。そして幾つかの軍艦が魚雷が予定通り作動していれば撃沈されていたかもしれなかった。

The Royal Navy, for its part, expended hundreds of expensive antisubmarine munitions and dispatched 2,253 helicopter sorties chasing false contacts—without detecting the San Luis on either occasion it closed within firing range.

英海軍は何百もの高価な対潜軍用品を費やして、対潜ヘリコプターを2,253ソーティ送り出して間違った探知目標を狩ろうとし、サンルイスは結局探知できていない。

Real submarine warfare has been, thankfully, extremely rare since World War II. The Falkland experience suggests that cheap diesel submarines could be very difficult to counter even when facing well-trained and well-equipped adversaries.

本当の潜水艦戦は、ありがたいことに、第二次世界大戦以降事例が少ない。フォークランド紛争の戦訓として、安価なディーゼル潜水艦でも乗員が有能で装備がよく整備されていれば侮れない敵になることがわかったのである。


著者Sébastien Roblin holds a Master’s Degree in Conflict Resolution from Georgetown University and served as a university instructor for the Peace Corps in China. He has also worked in education, editing, and refugee resettlement in France and the United States. He currently writes on security and military history for War Is Boring .
209型潜水艦
要目排水量 長さ 幅吃水 推進器速力航続距離 潜航深度乗員 兵装
潜航時 1,810 t
64.4 m
6.5 m
6.2 m
ディーゼル・エレクトリック方式
ディーゼル機関4基
1軸推進、6100軸馬力
浮上時:11.5 ノット (21 km/h)
潜航時:22.5ノット (42 km/h)
10ノットで11,000海里
10ノットで8,000海里 (シュノーケル潜航時)
4ノットで400海里 (潜航時)
500 m
36名
533mm魚雷発射管8基
(魚雷14本またはUGM-84 ハープーンSSM用)

1982年のフォークランド紛争以降潜水艦戦は、ムスケ島沖のスウェーデン海軍の対潜作戦北朝鮮の小型潜水艇による韓国哨戒艇天安撃沈事件がある。

いずれも潜水艦は捕捉沈没しておらず、潜水艦のステルス性能と攻撃力が印象的な事件であった。

フォークランド紛争では英国海軍のチャーチル級原子力潜水艦コンカラー」がアルゼンチン海軍巡洋艦ヘネラル・ベルグラノを撃沈したことが印象的だった。

この撃沈後アルゼンチン海軍は空母ベインティシンコ・デ・マヨを含め本国近海を出ることが出来ず、フォークランド紛争終結の決め手となった。戦争中のイギリス軍の艦艇の損失はアルゼンチン軍のそれを大きく上回ったものの、結果的にアルゼンチン軍は6月15日に戦闘を停止した。その裏で実は一隻のオンボロディーゼル潜水艦が充分な対潜能力を誇る英国海軍相手に翻弄し、もし魚雷が機能していれば、少なくとも2隻、場合によってはもっと多くの英国艦艇が撃沈されていたかもしれなかった。もし複数の209型潜水艦がまともに機能していたならば、英国海軍はフォークランド諸島海域から駆逐されていた可能性すらある。

スウェーデンの領海侵犯事件も、V-107ヘリなどから爆雷を次々投下しても結局捕捉されず、海域から潜水艦は離脱し、韓国の哨戒艇天安は撃沈されてから、北朝鮮の潜水艦から発射された魚雷の可能性が疑われると言ったお粗末な状態である。

魚群探知機をソナー代わりにする海軍はさすがに酷い対潜能力であり、北朝鮮の前近代的潜水艇にすら対処できないのである。

中国海軍は対空対艦ミサイルを搭載し外見は立派でも、対潜能力が欠如していると言われている。これが、わが海上自衛隊の最新鋭潜水艦の実力を考えると、中国海軍は海上自衛隊の潜水艦に手も足もでないだろう。

冷戦時代から培われてきた海上自衛隊の対潜水艦作戦能力は世界最高水準にある。原子力潜水艦こそ持たないが、非常に静かな通常動力型潜水艦を有す。特に最新鋭の「そうりゅう型」は2週間以上も浮上せず潜航でき、敵の潜水艦の監視を逃れながら空母を狙える。

 総数約60隻の中国海軍の潜水艦はロシアから技術移転あるいは譲渡されたもので、全般に雑音のレベルが高く、探知されやすい。現在、日本は対潜任務を得意とするP-1とP-3Cを計80機保有。対する中国軍はP-3Cと似た大型の哨戒機をわずか4機持っているだけだ。

 中国海軍は兵力約26万人を擁し、艦艇数約1090隻、総トン数約135.2万tを誇る。だが、現代の海戦においては対潜水艦戦の能力差が勝負を分ける。この点で海自との差は簡単には埋まらない。紛争が起きれば怖くて東シナ海に進出することは事実上不可能であろう。
世界一の対戦能力がある、米海軍が一目も二目も自衛隊の潜水艦隊に置いているのだ。なぜなら、

例え中国が大金を掛け空母を何隻も揃えても、海上自衛隊の潜水艦がチョークポイントに潜めば、空母は大きなマトにしかならないだろう。下手をすれば開戦と同時に中国空母は尖閣諸島の漁礁に成り果てるだろう。

現代の潜水艦戦は1958年に描かれた、Uボートと米駆逐艦の戦い「眼下の敵」のように駆逐艦と潜水艦が知力を尽くして対等に戦う力関係ではなくなっている。

圧倒的に潜水艦が静穏化し、深く長く潜水可能となり、ホーミング魚雷を持つようになり、潜水艦が有利となった。特に原子力潜水艦登場後は、潜水艦側が有利となってしまったようだ。対潜哨戒機P-3Cの登場後は、水上艦、対潜ヘリと組み、発見可能となり、ハンター側が綱を引き戻したが、潜水艦側も一段と閑静化してP-3Cでも発見しにくくなりつつある。そこでP-1の登場なのだが・・・

現在の潜水艦は魚雷が長射程化、雷跡が残らないなど高性能化しており、警戒範囲は非常に広くなっている。たとえ水上艦船が被雷しても、雷撃した潜水艦の位置を特定することが難しい。

昔は、潜水艦の位置がほぼ点で把握できましたが、現在は存在圏という面(エリア)でしか把握できていません。

現代の潜水艦は複数の魚雷を同時に誘導できるので、反撃されたら、水上艦は逃げ去るしかない。対潜哨戒機は、パッシブ捜索が主ですが、近距離に味方の水上艦がいては、実行不能ですし、ヘリはアクティブソーナーを使用するため、水上艦以上に探知距離が限られます。通常型潜水艦は海底で着座したら発見は極めて難しいし、静穏なモーターで、数ノットで動いても潜水艦存在圏は毎時間存在圏は倍増し、発見は極めて困難だ。

現代の海上戦においては、潜水艦に勝るものは潜水艦しかなく、次の近代戦では潜水艦対潜水艦の戦いになる可能性が高い。現代海戦において潜水艦が最強である。



2017年度国防予算認可法案が下院を通過したが、米海軍の潜水艦建造関連予算を承認し、オハイオ級戦略ミサイル原潜後継艦予算は満額予算となり、ヴァージニア級攻撃潜水艦は年2隻建造のペースを維持するのは潜水艦の意義を正しく認めた結果だ。
米国の2017年度国防予算で潜水艦予算は破格の優遇を受けたのは現代海戦においては潜水艦が最強という傍証ではないだろうか?






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オーラルセッション二日目の午後13:50~閉会の辞まで聞いたので、先進技術のポスターセッションや企業ブース等で説明官の方から時間がなくていろいろと聞けず残念でなりませんでした。来年は時間配分をもう少し考えようかと思いました。

※会場に一度座ると、外に出ようとすると他の来場者の方にご迷惑をかけてしまいます。

オーラルセッションについてはこの後、資料を防衛装備庁さんがUPしていただいたら解説したいと思います。

オーラルセッションでは、プロジェクター画像の写真を撮ろうとしていた方がいましたが、係員の方に静止されておりましたので、私も撮る気満々でしたが、遠慮しました。

さて、極超音速対艦ミサイルXASM―3ですが、今年度開発が終了し、2017年度よりXが外れる予定です。来年度から配備が始まれば、正式名称17式空対艦誘導弾となると思われます。

ASM-1/2と比較して大幅に速度・距離のスペック(性能)を高めることで被迎撃率を下げる目的で開発された。防空能力が大幅に向上しつつある仮想敵国艦艇をより確実に撃破出来るよう計画されたF-2戦闘機で運用する事を前提に開発されている為、F-35の4m弱の狭いウエポンベイ内に全長5.25mのXASM-3を搭載出来ない。
もちろん、外部ハードポイントに懸架することは可能であるが、ステルス性が劣り落ちることになり、F-35のステルス性能は無くなり発射母機はF-35ではなくP-1で十分である。

推進方式は固体ロケット・ラムジェット統合推進システム(インテグラル・ロケット・ラムジェット、IRR)でマッハ3~4以上の超音速飛行が出る。東京静岡間の距離に相当する150km地点でマッハ3で発射すると迎撃可能時間はマッハ3を時速3500kmで計算すると154秒(約2分強)しかない。また、ステルス性を考慮した弾体形状にしているので、レーダーで探知をしたときには、十数秒しか対応時間がない。、アクティブ・レーダー・ホーミング方式とパッシブ・レーダー・ホーミング方式の複合シーカー方式を採用しECCM能力を向上させることで、ソフトキルではXASM―3から逃れることが難しい。


新対艦ミサイルは12式地対艦誘導弾の改良型で公式スペック射程300km(実際の射程は300kmを大幅に上回ると思います。)

XSSM-3/23式地対艦誘導弾(仮)開発へ  2016/8/15(月) 午前 1:14 

新弾道ミサイル防衛用誘導弾SM-3ⅡA
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全長6.55mの1/3スケールモデル 実家の床の間に飾りたい!

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キネティック弾は1/3スケールでもちょっと小さかった。これが宇宙空間で迎撃するなんて・・・たいへんな技術だ。
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高性能、多様化する将来の弾道ミサイル脅威に対処可能とするため、SM-3 BlockIA型誘導弾の後継となる艦載型の新弾道ミサイル防衛用誘導弾を日米共同開発する。
http://www.mod.go.jp/atla/soubi_system.html

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04式空対空誘導弾 (AAM-5)を空中給油機の戦力化に伴う戦闘機の空中哨戒の長時間化へ対応するため2011年(平成23年)度予より開発が始まり。2016年部隊配備のの予定であったが、XAAM-5と展示してあったので、来年2017年からの部隊配備となるようで、17式空対空誘導弾となるのか?
ミサイル直径 ミサイル全長 ミサイル全幅 ミサイル重量 弾頭 信管 射程 推進方式 誘導方式 飛翔速度 価格
13cm
3.105m
44cm
95kg
指向性弾頭
アクティブ・レーザー近接信管
35キロメートル (19 nmi)
固体燃料ロケット
中途航程: INS+COLOS
終末航程: 赤外線画像(IIR)
M3
5,500万円~6,000万円
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http://www.mod.go.jp/atla/soubi_system.html ※IRCCM:Infrared Counter-Counter Measures(赤外線探知装置に対する妨害への対抗手段)
04式空対空誘導弾(AAM-5)の能力向上型として戦闘機(F-15)に搭載し、侵攻する航空機との近接戦闘に使用する04式空対空誘導弾(改)を開発する



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このドローンはわざわざ開発せずに市販のドローンで十分ではなかろうか?


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国内の先進的なセンサ・ネットワーク技術により、巡航ミサイル等への防護範囲を拡大し、対処能力向上を図るとともに、取得コスト低減を図った03式中距離地対空誘導弾(改)を開発する。
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今日(11月25日)は久々に訪問者が2000越え、PV(ページビュー)が3000越えの
3700台でした。

どうやらYahooニュース11/25(金) 12:50 掲載の 海上幕僚長ら処分へ=上層部発言で機種変更か―ヘリ選定で特別監察・防衛省 から当ブログ記事2015/12/6(日) 午前 1:52掲載
海上自衛隊の次期多用途ヘリコプター選定でまた不正!懲りない自衛隊のヘリ採用問題に辿りついた1500名の方が当ブログ記事を読んでいただいたようだ。


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ご常連の方はだいたい700名の方が25日ご訪問いただいているようです。
「ブックマークされている方」が訪問されると「不明な流入元」と表示されることが多く
日々この「不明な流入元」≒「ブックマークされている方」が増えると嬉しいですね。

ご常連の方も毎日は訪問されないでしょうから、ブックマークされている方は数千人はいらっしゃると推定しています。そしてそのほとんどが30代~60代の男性です。
ご婦人は数%30人~50人だと思います。記事の内容から予想通りの反応です。

自分が読んで面白いブログを目指していますので今後とも宜しくお願い致します。

実はわたくし土日は3食 家でご飯を作っています。料理も趣味なので、ご飯のレシピでも載せれば女性読者を獲得できるかなぁ~(笑)

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アクティブ防御技術の研究

 一瀬悠里*、柏瀬伸行*、廣瀬一弥*、○松澤豊樹*

 1.研究の背景と目的 

世界的な携帯対戦車弾の拡散により、伝統的 な戦闘車両の防御の考え方では不十分な状況が 生起している。重要部位、いわゆる正面装甲の強 化(例えば、付加装甲の装着等)だけでは、防御 力を確保することが難しくなってきている。

また、 紛争地域等においてゲリラ等の携帯対戦車弾の 脅威は、正面だけでなく、全周からの攻撃が一般 化しており、全周を装甲強化すれば、大幅な重量 増となり、車両の機動性を損なうということになる。 そこで、飛来する携帯対戦車弾を、検知し、迎 撃体を発射し、携帯対戦車弾を撃破・無力化する アクティブ防御技術が注目されているが、撃破を 重視するあまり、迎撃体による味方車両等への副 次的被害の発生が問題である。

諸外国では、アク ティブ防御システムの開発・装備化が進んでいる ものの、副次的被害の低減を考慮した迎撃体は 実現していない。 陸上装備研究所では、これまで、現有の戦闘 車両等に搭載・付加等することで、敵の攻撃から 防護することができるアクティブ防御技術に関す る研究を行っている。図1に運用構想を示す。

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 図1 運用構想図 

2.研究の内容

 本研究では、検知→会合位置計算→迎撃体発 射→撃破という、図2に示す、シーケンスについて、 システム検討を行う。

システム検討では、検知及 び会合位置計算を行う検知評定部、迎撃体を発 射する発射器及び全体シーケンスを制御する制 御部からなる構成品に対して、システムの成立性 から性能割り付けを行う。

さらに、割り付けられた 性能を満足する各構成品の設計を行い、地上設 置状態におけるプロトタイプ(原理検証型)を製作 し、プロトタイプを用いて、検知→会合位置計算 →迎撃体発射→撃破までの一連のシーケンスの 性能確認を行うことにしている。 
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図2 アクティブ防御のシーケンス概要 

また、諸外国では実現していない、副次的被害 の低減を考慮した迎撃体については、各種方式 を検討し、実射試験による比較を進めている。 研究試作及び性能確認を引き続き実施する。 

性能確認においては、個別構成品の性能確認を 実施した後、全体のシーケンスを通して性能実証 を行うことにしている。 今後、戦闘車両への将来的適用に向け、車体 搭載による動揺補正及び小型軽量化等の機能に ついての統合を踏まえ、更なるシステム化の検討 を計画している。                   
アクティブ防御に関しては日本は周回遅れの感がある。先頭は実戦での経験から
イスラエルであるが、ボーイング社はSFチックなプラズマシールドを開発している。
今回、日本らしいアクティブ防御方法が提示されていた。

破片方式と膨張方式の2通りが検討されており、膨張方式ではエアバックを膨らます方式だと言う。これでRPG7を防げるのか?と、尋ねましたところ、理論的は出来るととのこと。これだと、車輛付近にいる兵士や民間人を副次的に傷つけることが少ないという。「説明官の方にタカタ製ですか?」と聞いたら苦笑いしておりました(笑)。打ち出す方式ではなく、棒の先に括り付けた方が何回も使えるのではないか?と思いました。

参考までにSFチックなボーイングのプラズマを利用した防御方式などは以下



Force Field invisible shield(new technology)★★★★★  
 

CBRN対応遠隔操縦作業車両システムの研究

 ○渡邉嵩智*、上村圭右*、成瀬正啓*、後藤和久*、鈴木洋史*、森下政浩* 

1.研究の背景と目的 

東日本大震災発生直後、被災した原子力発電 所及びその周辺では、放射能レベルが高いため 人が近づくことができず、既存装備では障害物 撤去や通路啓開などの作業及び地上からの情 報収集は困難であった。

そこで、本研究では、 CBRN ※1汚染地域等の人員が危険で近づけず、現 場の情報が事前に得られない環境下における、 情報収集や各種作業といった初動対応が、遠方 の安全な地点から遠隔操縦によって可能な自 己完結型の無人車両システム技術の確立を目 指した。運用構想図を図 1 に示す。
 ※1 CBRN:化学(Chemical)、生物(Biological)、 放射線(Radiological)及び核(Nuclear)の 略

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 図1 運用構想図 

2.研究の内容

 東日本大震災復興特別会計により、平成 23 年度から CBRN 対応遠隔操縦作業車両シス テム(以下、「CBRN 車両システム」とい う。)の研究試作を行い、平成 27 年度末ま で性能確認試験を実施した。 

最終年度の平成 27 年度には、CBRN 車両シ ステム全体を用いて遠隔操縦作業性能及び長 距離通信性能について試験評価を行った。試 験は陸上自衛隊施設学校及び北部方面施設隊 に隊員及び演習場の支援を受けて実施した。 また、国土交通省の協力を得て、雲仙普賢岳 無人化施工現場周辺においても試験を実施し た。

 3.試験の内容

 CBRN 車両システムの遠隔操縦作業性能につ いては、陸自隊員等の遠隔操縦による掘削・埋 戻等の基本作業、災害現場を模擬した木ガレキ、 火山岩等の通路啓開作業などにより確認した。 

遠隔操縦作業状況を図2に示す。 また、CBRN 車両システムの長距離通信性能 については、指揮統制装置から約 20km 離して 配置した遠隔操縦装軌車両及び中継器ユニッ トを、衛星通信で遠隔操縦走行等をさせること により確認した。 

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図2 遠隔操縦作業の状況 (雲仙普賢岳無人化施工現場周辺)

 4.まとめ

 CBRN 車両システムの遠隔操縦による作業性 能、長距離通信性能等について確認した結果、 CBRN 汚染地域等の現場の情報が事前に得られ ない環境下における、情報収集や各種作業が遠 方の安全な地点からの遠隔操縦によって可能 な自己完結型の無人車両システム技術を確立 することができた。

 また、本研究成果を基に今年度から実施して いる「環境認識向上技術の研究」は、複数車両 等の情報統合により走行・作業エリアの3D地 図作成や俯瞰表示を行い、複数車両での安全・ 効率的な走行・作業を可能にするものである。 

さらに CBRN 車両システムの操用性向上技術に 係る所内研究についても立ち上げ、当該技術の 研究を推進するとともに、今後も引き続き陸自 関係部署等とも連携し、災害への対応力強化へ の貢献を目指す。

先日相模原市淵野辺にある陸上装備研究所の一般公開に行って来ました。
陸上装備については、以下リンクを

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配布された陸上装備研究所のイラストに水陸両用車両の興味深いイラストが載っていました。
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沖縄のごつごつした岩場(サンゴ礁)の海岸も上陸可能
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洋上の高速走行が米国が開発中止をしたEFVと同じような方式であるようです。

なかなか巧く解像できませんでした。詳細はこちらで
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調整破片弾の研究ですが、レールガンも弾道ミサイルを調整破片弾で撃墜する構想で研究が進んでいます。あくまでも日本は機関砲弾用の研究ですが、レールガンを実用化する場合、応用が効く研究ですので注目です。
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しかしながら、根本的な違いがある。
調整断片弾は飛行する弾体の前方に弾幕が飛散するイメージですが、レールガン用にBAEシステムズが開発する 新型高速弾新型砲弾HVPはあまりに高速すぎるので、前方に飛散するのではなく脇に膨らむイメージです。
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通常の砲弾はマッハ2.5~3、レールガンはマッハ7の発射速度となるが、HVPを艦載砲から発射するとレイルガンよりも速度は劣る。レイルガンのマッハ7に対しマッハ5になるが、それでも非誘導式通常弾を海軍の5インチMk 45砲から発射するより2倍の速度になる。非常に高速であるため爆薬を使わず運動エネルギーだけで目標を破壊することが可能となる。

【航空宇宙ビジネス短信・T2】2015年6月3日水曜日


将来型自走砲
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陸上装備研究所パンフレット弾道シュミレーターに記載されている軌道式の自走砲イメージ図である。

参考までに装輪式の155mm自走砲についてのイメージ図も見てほしい。
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近未来は装輪榴弾砲が主流になるというイメージ図であり、なんでわざわざ弾道シュミレーターのイメージ図に軌道式の自走砲が描かれているのか?
イメージ図を見ると、砲塔後部に構造物が描かれている。素人がデザインしたのではないのだから何かしらの意味があるのではと考えると、妄想の部類かもしれないが、あの構造物は巨大なパワーパックと解釈すると、レールガン自走砲の構想図かもしれません。

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2016年初めて恒例の防衛技術シンポジウムに参加してまいりました。
今までなかなか休みが取りづらかったのですが、今年は思い切って休みを取り2日目 16日(水)市ヶ谷まで行って、専門官の方々からお話を伺ってきました。
途中で某航空雑誌のライターの方につかまり・・・時間を費やしてしまい、1日では足りませんでした。

皆さん、本当は色々なことを喋りたかったのだろうけど、わざと何も知らんぷりして、口が堅かったですね・・・・でも、幾つか疑問が解けました。25DMUと26DMUは別の機体だが、マイナーチェンジであったことなど・・・

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私は、このUUVが次世代型の潜水艦のモデルになるのではないかと思い、いろいろと質問してみた。
しかし、まったくそんなことがない、艦橋をつけてしまったので誤解を受けてしまったとのこと、いつもそのことを聞かれ艦橋を付けなければよかったとのことでした。

船体が曲がることで潜舵が無くなり無音化に役立つのかと聞いたところ、確かにそういった利点があるが、高速での走行や、機敏性では劣るとのことで、潜水艦への応用は効かない。

リグプロペラについて、キャピテーションの発生が抑えられ、将来潜水艦への応用を考えているのかとの質問に対し、大型艦ではリグ部分に埋め込む磁石が推力を出すために厚くなり、現状では考えていない。
磁石もネオジウムやレアメタルを使わない磁石など日本の技術をもってすれば可能では?と質問したが、現状は考えていない。予算があれば別とのこと・・・・

では、なぜこの船体を試作したのかと?あくまでも実験の為で、自衛隊より要望があればと、まったく同じ答えを各ブースの説明員の方が答えます。

そもそも、要望が無ければ実験は道楽ということになり国費の無駄使いとなってしまいます、目的なしでそもそも研究などするはずない。

このUUVは何の為に製作したのかその本当の狙いは何か?直球も投げても答えてくれるはずもなく、幾つかヒントを頂いた。

このモデルは低速で、海底で長期滞在可能な技術を積み上げる為だとか。

現在中国の原潜による接続水域への侵入や領海侵犯が行われいるが、各海峡などのチョークポイントに長期滞在させ、中国海軍の潜水艦情報を逐次偵察させるのが目的だということなのだと理解した。脆弱なSOSUS網を補完する為のようだ。

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米国のSOSUS網

現在日本近海での水中での圧倒的優位を更に万全にするため水中音響通信を用いた広範囲なデジタル通信ネットワークを構築し、潜水艦や UUV(Unmanned Underwater Vehicles、水中無人機)、USV(Unmanned Surface Vehicles、水上無人機)の通信能力を向上させることを目指している。具体的には、潜水艦や護衛艦の水中通話器、UUV の遠隔操作等の水中装備品への適用が期待できる

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運用構想では通信ノードを中継することで水中と水上の情報共有が可能となる様子を示している。今回の発表では、この運用構想を実現するための課題、研究用に
製作した試作品、試験結果について紹介する。

電磁波の減衰が大きい水中において、潜水艦や UUV の通信には音波が使用されている。しかし、現状の水中音響通信では多くの製品がアナログ通信であり、通信距離も短い。また、ネットワーク化も実現していない。現在低周波音波による伝達可能距離は3Km強、低周波による超長距離の伝達も可能だそうだが、情報量を載せることが難しいとのことだ。

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この固定型通信ノードはUSVと中継ブイを使い、潜水艦と司令部の通信ネットワークの構築を進めているとのことだ。太平洋をカバーすることは出来ないが、チョークポイントはカバーすることが可能だ。

公式には詳細を公表されていないが、日本は水中音響監視システム(SOSUS)を大陸棚周辺および沖縄トラフ、対馬海峡や宗谷、津軽海峡に設置しているとされている。SOSUSは海底に取り付けられた固定ソナーで、潜水艦の活動を捕捉し早期警戒を提供することで、その他の対潜武器の展開を支援する。
SOSUSが疑わしい目標を発見すると、指揮部は対潜哨戒機を出動させ、対潜用艦艇を当該海域に派遣し、抑制と捕捉を行う。

SOSUS (ソーサス、Sound Surveillance System)
旧日本海軍も基地近海に固定聴音装置を設置していた。アメリカ海軍のSOSUS網も極東地域に展開しているが、海上自衛隊でも水中固定聴音装置を設置・運用している。ただし、公式情報は少なく、設置箇所や運用方法は公表は差し控えられている。ただし、1973年及び1974年に津軽海峡や対馬海峡への設置が国会答弁されている。

機器については、1967年からの第3次防衛力整備計画において、水中固定聴音装置LQO-3が16基の取得計画となっており、一部は1980年代にLQO-3Aに更新された。これらの機材は純国産であり、海峡ごとに複数基設置されたが、性能は芳しくなく、潜水艦の探知距離も近距離に留まっていたとされている。

より低周波数に対応したLQO-4も1970年代より開発が開始され[7]、1990年頃より配備・運用に至っている。その後も、水中固定聴音装置はLQO-4B、LQO-5、LQO-6が開発されている。

1990年代、松前警備所を拠点に日本海へも固定聴音網が展開していると推測されており、下北海洋観測所及び沖縄海洋観測所も固定聴音網の関連設備と考えられていた。

2015年9月、第189回国会において平和安全法制関連2法案が成立する直前に、沖縄県うるま市の海上自衛隊沖縄海洋観測所沿岸から海中に長く延びる2組のケーブル埋設痕らしき画像が、ドローン(小型無人機)を用いて撮影され公開された 。同月統合幕僚長は記者会見にて「SOSUSの日米一体運用の事実はない」と答えている。

SOSUSは、その維持には莫大な資金が必要とされる。水中ケーブルは地引網による損傷を受けやすいため、厳重に管理された水域にしか設置いるが、中国の不法漁船による意図的かどうか不明だが、尖閣海域や小笠原海域で、破壊行為を堂々と行っている。日本が東シナ海で設置しているSOSUSは、沖縄トラフから西の尖閣海域にあり、主に第一列島線に近づく中国の潜水艦を監視するため用いられているが、今回の中国漁船の大量ラッシュ来襲はSOSUS破壊目的の可能性を否定できない。

USVとUUV、通信ソードにの組み合わせによる水中音響通信ネットワーク(Underwater Acoustic Communication and Network)は日本のを難攻不落の真田丸にするようなものです。

シンポジウムの内容もさることながら、配布されたパンフレットに目が釘つけとなった。潜水艦耐圧殻構成要素に関する研究の項に、将来型の潜水艦の艦形などが描かれていた。

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三胴船(トリマラン)は船体が水面下で3つに分かれていて、水の抵抗を受けにくく高速を出し、甲板の横幅を広く取れる為、従来の軍艦の欠点を克服した未来の軍艦と言われました。
コンセプトモデル        
現時点での成果として、コンセプトモデルが作られています。このコンセプトモデルは哨戒・掃海活動に重きを置いたもので、水船長80m準排水量1160tという船体でありながら、全長150m 基準排水量5、100tのあきづき型護衛艦と同じ規のヘリ甲板を備えています。
運用については沿岸域での活動を主として想、海域は米海軍のLCS、沿岸域戦闘艦に近いが、戦闘艦ではなく、無人機運用能力を備えた哨戒・掃海艦を想定したコンセプトになてています。高速航行が可能で、ヘリコプター1、2機が収容できるペースがあり、無人機を発射、回収するシステム搭載します。また、水雷除去や対潜水艦戦にも活用します。
実用化のメドが立てば開発に移り、海上自衛隊の艦艇として平成30年代後半に導入することを想定している。

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大失敗の三胴船LCS-2インデペンスのことを見て見ぬふりをしているのだろうか?「インディペンデンス」は満載排水量2,784トン、ウォータージェット推進で速力45ノット。短距離対空ミサイル、速射砲に機関砲、低空・水上レーダーに最新の戦闘指揮システム、大型へリ2機搭載の非力な軍艦だ。

まったく同じ装備のLCS-1フリーダムは4650万ドル(約55億円)に対し三胴船LCS-2インデペンスの価格は一番艦が約7880万ドル(約100億円)で、LCS-1フリーダムと装備が同じで値段が1.7倍高い。

三胴船は他にも波に弱く外洋航行が苦手という、深刻な欠点もある、一般的に軍艦は小型の艦ほど、大きさの割りに割高になってしまう。なるべく大きい軍艦を少数持つほうが、高性能な小型艦を多数持つより、効率が良い。小さい艦はレーダーや通信機能、装備全てで劣るので、何隻集めても大型艦には勝てない。

沿海域戦闘艦という小型艦を多数配備する計画は、最初から矛盾に満ちていて、トランプは、この計画を潰すだろう。

結局、米国のLSCは5000t以上の単胴船の駆逐艦にとってかわられると思う。
それゆえ、無理して三胴船を開発しなくてもいいのではないか?

日本の場合は、ミサイル艇と掃海艦とDE沿岸型護衛艦の後継を目指しているとは思うのだが、世界屈指の掃海能力を損なわないようにしてほしいものです。

小型の低価格の魚雷艇や水雷艇は、駆逐艦に置き換わられ、駆逐艦は必ず多機能の大型艦になり高額化を繰り返しています。

ペルシャ湾やアデン湾で貧弱な武装組織相手なら巡視船に毛が生えた米国のLCSでも十分であったが、南シナ海では非力すぎて、中国海軍に舐めまくられてしまい、まったくの役立たずであった。短距離対空ミサイルしか装備しない「非武装」の軍艦を前線に出せば、全滅するのは目に見えている。

しかしミサイル艇+掃海艦+DE沿岸護衛艦をマルチに熟せれば、1160tでも頼もしい。
せめて、SSMと短距離対空ミサイルを装備すべきだろう。


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私は、「日本のUUV戦略に明確な目的性が見え無く、米国がやるから、世界的トレンドに乗り遅れない為だけにUUVを開発しているようにしか見えないのですが」?と、突っ込んだところ、UUVの説明官の方が、私の突っ込みに、ついつい本音を話してしまったのだろうか?「確かに、確固たる目標があって開発しているのではない」・・・・!!! 「えっ~!」驚いた。「まじっすか?」

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確かに水中音響通信ネットワークの一部だと思うのだが、現場海域にはDEXや掃海艦か掃海母艦で行くのか?、現在海自には敷設艦が在籍していないが、将来再度建造するのだろうか?聞き漏らした。
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あれ・・・この低シグネチャ将来水上艦は・・・
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そう、以前計画されていた3000tクラスのトリマラン型の護衛艦をモノコックに仕上げた船に見える。
3000tクラスのトリマラン三胴船は諦めたのだろうか?

潜水艦耐圧殻構成要素に関する研究の項に、将来型の潜水艦の艦形が描かれていた。拡大して修正したCGを掲載します。

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将来潜水艦 パンフレットより修正作画Ddog
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耐圧殻は将来型の潜水艦がどのような形になるか重要な要素となる。
より深く、より早く・・・日米安保条約が将来破棄されたり、破棄とならなくても、トランプ次期大統領は日本に相応の軍事的負担を求めており、ひょっとすると将来原子力潜水艦を建造する場合、CGのような艦になる可能性がある。見た感じ原潜ならば水深1000mを30ノットで航行可能というところだろうか?あくまでも妄想上のスペックです。
ロシアのアクラ型をイメージしたような流線型の環境と前方潜舵、ポンプジェットを採用した高速大深度潜水可能な船型を構想しているようだ。
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そして積む魚雷は、現在開発中の静粛型動力装置を積んだステルス長魚雷G-RX6

高度なTCCM機能※ を有し、深海域から浅海域までのいずれの海域においても探知、追尾及び命中性能に優れる潜水艦用長魚雷を開発中です。
※TCCM:Torpedo Counter Counter Measures(魚雷攻撃から母艦を防御するために魚雷を欺瞞或いは 妨害された際の対抗手段)

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           ステルス長魚雷G-RX6

将来型潜水艦は米露の原子力潜水艦を超える戦闘能力を備える可能性がある。
勿論中国の原潜などは水中音響通信ネットワークが敷かれた日本海近海では近づくことすらできないだろう。

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パッシブソナーとアクティブソナーを交互に繰り返し探知精度を高める研究をしている。これは水中を丸裸にする技術で、日本の対潜戦闘AEWレベルはP-1を保有するうえ、以上のような技術を開発し、日々情報を蓄積しているため、他国の追随できないレベルになるかもしれない。

将来UUV
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艦船推進システムにおける耐衝撃性設計の簡易的手法に関する研究

護衛艦、潜水艦及び掃海艦艇等には、ミサイル、砲弾及び魚雷等による被弾又は機雷等による近接爆発での衝撃に対して、継戦・帰投能力の維持が必要とされている。現代艦船は精密機械の塊であり直撃された途端に戦闘能力を失う可能性が高い。しかし、CIWSや魚雷防御装置やレーザー光線で至近距離で破壊しても戦闘能力を失うリスクがある。

特に魚雷、機雷等の水中爆発では、衝撃的外力によるホイッピング及び爆薬の生成ガスからなるバブルジェットによる強い船体振動が発生するため耐衝撃対策を行う必要がある。

諸外国では構成品(機器単位)に直接衝撃を与える衝撃試験及びショックトライアル(実際の艦船を使用しての水中爆発試験)を実施し、艦の設計にフィードバックして所要の耐衝撃性を確保している。しかし、膨大な時間と多大な費用を要しており、これを削減するため現在ではモデリング&シミュレーションツールを用いた解析をもっ
て衝撃試験に置き換えるよう研究が進められている。

一番ダメージを受けやすいエンジンを保護する目的と静穏性を保つ為、耐衝撃性設計を行ってます。

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説明員の方に「地震国日本は免震ゴムが発達しており、そういった応用ですか?」と、冗談で「耐震偽装の東洋ゴム製ですか?」と質問したところ、「ええ、その通り」、小さな声で「実は東洋ゴム製もありまして・・・」「えっ!失礼しました」余計な冗談を言ってしまった。

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2018年進水2020年竣工の27DDGの模型が展示されていました。

艦名のプレートが白く隠してありましたので・・・ひょっとして艦名が内定しているのでは?と目を凝らしましたが・・・透けて見えるわけがなく、まだ決まってはないだろうけど、マニアとしてはひょっとしてと・・・思ってしまいました。

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基準排水量:  8,200t
満載排水量:10,070t
全長:169.9m
水線長:158.0m
最大幅:  21.0m
水線幅:  19.0m
深さ:  12.0m
喫水:    6.3m
機関形式:COGLAG(ハイブリッド推進方式)
軸数:2軸
速力:30knot
兵装:Mk45 mod4 5inch(127mm)単装砲1基
:Mk15 mod25 20mm Phalanx 2基(高性能20mm機関砲)
:Mk99 ミサイル射撃指揮装置 3基
:Mk41VLS(垂直発射装置) 一式
:艦対艦誘導弾発射装置 一式
:Mk160 砲射撃指揮装置 一式
:HOS-303水上発射管 1基
:情報処理装置 一式
:SPY-1D(V)対空レーダー 一式
:SPQ-9B(対水上レーダー) 1基
:EW装置 一式
:SQQ-89(V)対潜システム 一式
:TACTASS(MFTA)一式
:CEC(共同交戦用ネットワーク) 一式
乗員:340名

日本における最初のSM-3 BlockⅡA・SPY-1D(V)レーダーの新信号処理装置であるMMSP(Multi Mission Signal Processor)最新の戦闘システム用プログラム(イージスBMD5.1)搭載艦となる。リンク16メッセージの改修により可能になりEOR(Engage on Remote)機能となります。

対艦ミサイルはあきづき型/あさひ型が90式対艦ミサイル(SSM-1B)なので、踏襲する可能性も模型を見る限り高いが、そろそろ12式地対艦誘導弾の艦載型になっても良いころだろう。できたらXASM-3の艦載型も見たいところだ。

2017.1.14追記


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F-35B On Board USS America. Credit: Lockheed Martin

F-35B: 訓練飛行中にウェポンベイで火災事故
【Businessnewsline】2016.11.08 Gerald Byrd

米海兵隊向けのSTOVL仕様のF-35B戦闘機が10月27日、飛行中に火災事故を起こしていたことが明らかとなった。

Military.comの報道によると、Naval Safety Centerでは、この事故のクラスを全損事故以外ではもっとも被害の程度の高いものとなる「Class A Mishap」に分類し、事故後の対策に当たっている模様となる。

この火災事故は飛行中に機体内のウェポンベイ内で発生したもので、火災事故の発生を受けて、事故機は、緊急着陸を実施し、機体は、無事に着陸を果たした。

この事故による怪我人等は生じなかった。

F-35については米空軍向けのCTOL仕様のF-35Aでも今年の9月に、離陸準備中の機体で火災事故が生じていた。

F-35に関しては、クーラントラインの被覆に不具合が見つかり、15機の機体が運用停止の措置が講じられていた。

今回、F-35Bで生じた火災事故。そして、9月にF-35Aで生じた火災事故が、クーラントラインの不具合と同じ原因によるものかどうかなどの詳細は不明となっている。

Gerald Byrd is contributing writer of the Business Newsline. Send your comment to the author
F-35Bが火災を起こした。人為的なヒューマンエラーのミスや整備不良などではなく、F-35の設計の根本設計にかかわる深刻な問題である。単発超高出力エンジンゆえに高熱を発するため、最高出力でのVTOLや超音速飛行が僅かな時間しかできないともいわれいたが、どうやら噂が本当であるような深刻な事故だ。

F-16戦闘機との模擬空中戦など複数の演習でF35を操縦したという米軍パイロットは、「F35は機動性の面で明らかに不利、重くて、ふらふら飛んでいて、曲がれず、真っすぐ飛べず、航続距離が短い」と証言しています。

F-35を単発にしたのはステルス性能向上の為だ。もし双発エンジンと大きな翼をつければ、上記機動性の問題は解決するがステルス性が犠牲になってしまう。F-35はF-15やF-22より小型の機体に主翼面積が小さく、したところに高性能エンジンを積んだので、構造的な無理な設計はF-35の駄作機としてしまっている。レーダー反射を小さくする為に、全てを犠牲にしてしまっている。

某読者の方から、私のF-35の問題点を指摘する記事「航空自衛隊ステルス戦闘機F35 1号機(AX-1) ロールアウト式典」をの投稿欄で、今時disってるのはアンタぐらいのもんやで との投稿を頂いた。ある意味名誉なことだ。また、F-35を駄作機だと書く度に私をパヨク扱い9/7 午後 8:20にするまでいる。確かに、現在1号機が引き渡されたばかりの我が国も採用した最新鋭戦闘機であるから本当のことを書くと機密漏えいになるかもしれない(笑)

もし本当に、F-35が駄作機だと言いっ続けているのが、私だけだとしたら、私はなんて有能なミリタリーライターなのであろうか!だが、残念ながら私の声は小さい方だ、Googleで「F-35駄作機」で検索しても現在私の記事は引っかかりもしない。
※以前は検索できたんだけどなぁ・・・
※「F-35が駄作な理由」で検索すると1ページ目です

多くの専門家がF-35は駄作機だと思っていても、F-35が引き渡された現在大人の事情で言い出しにくいだけなのだ(笑)。だが、トランプは選挙戦の最中に言いにくいF-35の配備を中止にさせると言ったのだ!

イメージ 2Lockheed Martin F-35 Lightning II
米国防総省が進めている次期主力戦闘攻撃機F-35について、共和党のドナルド・トランプ候補が大統領に就任した場合、計画そのものがキャンセルになる可能性が浮上し、軍産および政界を巻き込む問題となってきている。

ドナルド・トランプ候補は、F-35計画が当初の予想を上回る予算が投じられる状況となっているのにも関わらず、計画が遅延し、また、肝心の戦闘機そのものの能力(ドックファイト能力)についてもUSAFが行った模擬戦の結果、旧型機のF-16に撃墜されたことを挙げて、既に、昨年の段階で、大統領に就任した場合には、計画を見直すことを公約して掲げていた。

しかし、昨年央の段階では、ドナルド・トランプ候補は共和党の有力候補とは見なされてはいなかったため、ドナルド・トランプ候補によるF-35計画見直し発言は大きくは注目されてはいなかった。

ドナルド・トランプ候補は現在、共和党の氏名獲得の最有力候補にまで上り詰めており、軍産複合体では、ドナルド・トランプ候補の今後の情勢に注視すると共に、一部では、ドナルド・トランプ候補が指摘したF-35のドックファイト能力に関わる弱点の情報をカウンターリークし、F-35計画の必要性を改めてアピールしている。

今回、明らかとなったF-35のドックファイト能力に関するカウンターリーク(内部告発情報に対抗するためにわざと内部情報をリークすること)情報とは、ノルウェーのパイロットが個人のブログに記載したもので、F-35のアングルオブアタック(angle of attack)の操縦性能の高さを指摘したものとなる。

機密保持契約を結んでいるF-35のパイロットがこうした機体の操縦性能に関わる重要な情報情報を個人ブログに書き込むというのは極めて異例の事態で、一部では、F-35の操縦性能は劣っていないということをアピールする意図の元で、軍上層部の関与の元で意図的に行われたものとの見方も生じている。

ただし、ドナルド・トランプ候補は一度名言した内容は、いかなる反対があろうとも決して前言は覆さないことでも知られており、仮にドナルド・トランプ候補が当選するような場合があった場合には、かなりの確率で計画自体がキャンセルとなる恐れが生じている。

F-35計画に対しては、USAFは計画積極的に進めているが、USNでは空母運用上の制約から消極派が多いのが実情となる。また、産業界においてもF-35がキャンセルになった場合、主契約業者となるLockheed MartinのライバルとなるBoeingは改めて次期機契約獲得のチャンスを得ることができることともなる。そのため、軍産も、必ずしもF-35計画の遂行で一枚岩の結束を保っているとは言えない状況となっている。

多額の予算が投じられた軍機の開発計画が、途中になってからキャンセルになるということは、新しい大統領が就任(特に、前の大統領と異なる政党の大統領が就任)した際にはよく起きており、現職のオバマ大統領も、現行の大統領専用ヘリコプターVH-3Dに代わる次世代機の計画をキャンセルしていた。

オバマ大統領はまた、ブッシュ政権が進めていた空中発射型ミサイル迎撃用レーザー「Boeing YAL-1」や、有人月探査計画までキャンセルしていた。

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そしてトランプが第45代アメリカ合衆国大統領に当選した!
F-35プログラムは中止になるだろう!「王様は裸だよ!」多くの金を注ぎ込んでも未だ完成せずトラブル続きのF-35は、中止にしたくとも他に替わる選択肢がない為、皆言い出せあないのだ。言い出しにくいことだがトランプなら言えたのだ、そして大統領に決まったのだ。

トランプが大統領に当選しなくとも、F-35プログラムの瓦解は始まっている!
F-35は一機種で、F16/F-18/AV-8BそしてA-10の後継となる万能戦闘機プロジェクトが始まり、いつのまにかF-15の後継であるF-22の後継まで1機種で担う絶対開発を成功しなくてはいけない十字架を背負わされていたのだ。経費を節約しようとして大失敗してしまったのだ!

やはり、無理だった!まずはA-10後継の十字架は外された!

イメージ 3An A-10 Thunderbolt II, assigned to the 74th Fighter Squadron, Moody Air Force Base, GA, returns to mission after receiving fuel from a KC-135 Stratotanker, 340th Expeditionary Air Refueling Squadron, over the skies of Afghanistan in support of Operation Enduring Freedom, May 8, 2011. Credit: U.S. Air Force photo by Master Sgt. William Greer.

USAF: A-10攻撃機の退役計画の撤廃を決定
【Businessnewsline】2016.10.26 Gerald Byrd

機体の老朽化により近く全機の退役が行われることが計画されていたA-10攻撃機について、U. S. Air Forceが退役計画を廃案にしたことが明らかとなった。

航空業界専門誌のAviation Weekの記事がUSAF制服組トップの発言として伝えたものとなる。

当初の予定では、A-10は現在、開発が進められているF-35に順次置き換えが進められることとなっていたが、この方針に関しては、安価で信頼性の高いA-10の存続を望む声が議会関係者を中心に持ち上がっていた。

USAFでは議会側の要望を組む形で、今年に入ってからは、A-10とF-35の戦闘攻撃能力を比較する実戦演習を実施することで、ほんとうにA-10の後継機としてF-35を導入することがふさわしいのか再検討作業を行っていた。

この実戦演習の結果の詳細については明らかにはされていないが、USAFでは、A-10を「無期限に飛ばし続ける(Indefinitely)」と述べたとAviation Weekは報じており、A-10の退役計画はこれにより完全に廃案となった模様となる。

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米国防省はF-35の将来性に見切りをつけていて、空軍はF-15を2040年代まで使用する Advanced F-15 2040Cプロジェクトを決めており、むろんF-22もそれまで使い、第六世代戦闘機を開発をいそいでいる。
  

可能性はあまり高くはないが、F-22の再生産もありえる。

海軍はF-35Cの導入を中止しFA-18Eの継続使用と、垂直離着陸機のAV-8Bハリアーの継続使用を希望し、やはり早急に第六世代戦闘機に引き継がせたいようです。

次々に発生するF-35の構造的欠陥にF-35は改善不可能な欠陥を抱えている駄作機・・いや構造的欠陥戦闘機と考えるのが普通である。

オバマ政権時代のゲーツ国防長官があまりにも唐突に、F-22の生産を中止させたので、F-35をキャンセルする事は不可能となってしまったが、ゲーツにF-22を中止させたオバマがまもなくホワイトハウスを去り、F-35を「馬鹿げた戦闘機」とこき下ろすトランプが大統領となったのだ!

F-35は既に50兆円の開発費を投じていて、完成までにはもう50兆円掛かるといわれていて、オバマが高すぎると言ったF-22の開発費3兆円をとっくに超えている。

F-35A/Cを生産中止に架かる費用さえなければ間違いなくF-22Bを再生産した方が安く上がる。だが実戦でF-35が機能しなければ、コストはかかるがF-22Bの開発と再生産をするしかないだろう。もちろんF-35のMDF機能をB型では搭載することになる。艦載機はアスレチングフックを備えたF-22Cを検討したらどうだろうか?

結局のところF-35Aは最低限米空軍は整備されるだろうが、F-35C配備は中止もしくは大幅減となると思われます。F-35Bは代替え機種がないので、Aと同じく大幅減で配備され、F35プロジェクトは大幅に計画の縮小になると思います。日本もF-35を40機は支援戦闘機枠で整備することになると思いますが、F-15pre-msip機代替えにはならないと思います。

折角トランプ次期大統領が日本に軍備の増強を要請してくるのだから、F-35Aのうち20機ばかりはA型ではなくB型で導入するのもアイデアとしては良いかも知らない。



2016.12.06追記

【軍事ワールド】米最新ステルス機F-35に“解雇”の危機?     トランプ氏の判断はいかに 6700万円のヘルメットが「つかえて後ろが見えない」 【産経ニュース】2016.12.6 11:00


 次期米大統領・トランプ氏が最新ステルス機のF-35を“解雇”する可能性が出てきた。選挙中は「強いアメリカを取り戻す」として軍の増強へと舵を切る主張を繰り返してきたトランプ氏だが、最新ステルス機のF-35には「あまり優れたものだとは言えない」と赤点スレスレの厳しい評価を下しているのだ。さらにF-35は10月に入って開発計画の絶望的な遅延が明らかになり、予算は超過に次ぐ超過…。最悪の場合、やり手ビジネスマンのトランプ氏が、「You’re fired」(君はクビだ)と言い放つ可能性も出てきた。(岡田敏彦)

透けて見える

 F-35「ライトニングII」は日本の航空自衛隊も採用、導入を決めており、9月には日本向け第1号機が引き渡された。11月30日には、航空自衛隊のパイロットらが訓練のため遠征している米国アリゾナ州のルーク空軍基地にこの機体が到着、いよいよ訓練を始める。

 F-35はレーダーに映らないステルス性を持ってるのが最大の特徴だ。また各種センサーを機体各部に取り付け、ヘルメットのガラス部に直接表示できる。これまでの戦闘機なら、パイロットが下を向いても操縦席の床しか見えなかったが、F-35なら下方から迫る敵機の映像もヘルメットのガラス部に表示できる。あたかも機体が透けているかのように、先の景色が見えるというわけだ。価格は約60万ドル(約6700万円)で、おそらく世界一高額なヘルメットだろう。

 空中戦で最も大切なことは、先に敵を見つけること。これは古今東西の戦闘機パイロットが述べてきた。F-35は、自身はステルス性で敵に見つかることがない。そして遠方の敵機については味方のレーダー探知結果をデータリンクで受け取り、(自機がレーダーを使えば、その電波が探知され、存在が露呈する可能性がある)、近くの敵機に対しては死角のない各種センサーで対応する。

 こうした特徴をみれば、最強の戦闘機とも言えるF-35だが、トランプ氏はその性能を疑問視している。

情報流出

 米メディアのブルームバーグ(電子版)は、トランプ氏が2015年10月にラジオ局のインタビューで、F-35の開発費用の高騰を批判し「あまり優れたものだとは言えない。現在使っている戦闘機の方がいいと聞いている」と述べたと11月中旬に報じた。

 「現在使っている戦闘機」とは、空軍のF-16ファイティングファルコンやステルス機のF-22ラプター、航空自衛隊も運用するF-15イーグルなどを指す。F-16の開発が始まったのは1970年代初頭だ。以降40年以上の間に、戦闘機に関する技術は飛躍的に進化している。にもかかわらず「最新鋭ステルスより現用機」とトランプ氏が言うには理由がある。実はインタビューの3カ月前、米国で衝撃的なリポートが流出したのだ。

 F-35は空中戦ができないとテストパイロットが認めた-。米国の軍事関連サイト「WAR is BORING」(WIB)は2015年6月29日、こんな刺激的な見出しで、F-35の開発のため実際に搭乗し試験を行っているパイロットの報告書の内容を明らかにした。

 報告書は同年1月14日にカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地近くの太平洋上で行われた、F-35ライトニングIIとF-16ファイティングファルコンの模擬空戦の内容をまとめたものだ。

 テストパイロットは報告書で「F-35は、F-16と戦うにはあまりに低速だった。すべての場面でエネルギー的に不利だった」と、絶望的な評価をしている。ほか、専門的には「ミサイルを発射するために必要なピッチレート(機種上げ姿勢に移る速さ)が非常に遅い」「高迎え角での運動性が悪い」などが指摘されていた。ごく簡単に言い換えると、「機体が重く、エンジンのパワーが足りない。総じて動きが鈍くさい」ということだ。。

 ちなみにこの時のテスト条件は、F-35は胴体内ウエポンベイ(兵装収容部)にミサイルや爆弾は積まない身軽な状態。一方のF-16は大きな増加燃料タンクを両翼下に1本ずつ吊り下げた状態で、明らかにF-35が有利なはずだった。

 さらに、最新鋭の「死角のない」ヘルメットにも問題が出た。「ヘルメットが大きすぎて、キャノピー(操縦席の頭上を覆う透明部分)につかえてしまい、後ろを見られない」というのだ。

 トランプ氏はこうした情報を側近から入手しており、F-35を「あまり良くない」とするのだ。

 こうした情報流出はその後も続いた。8月末にはF-35の運用テスト評価責任者の「飛行試験は進んでいるものの、計画は遅れている。特に(戦闘飛行や地上攻撃用の)ソフトウエア開発は遅れている」などとするメモが流出した。

 WIBなど米メディアはこのメモを分析し、F-35の開発状況を次のように評した。

 いわく、F-35の開発予算は超過しており、これ以上赤字を出さないために開発を“打ち切る”という。もちろん事実上の開発は続くが、それは予定していた「作戦テスト」のなかで行う。そうすれば作戦テスト用の予算を使えるからだ。こんな方法では、さらに計画は遅れ、費用が高騰することは歴史が示している-。

 開発費の超過は、一部では5億3千万ドル(約600億円)ともされる。

欠点は克服できる?

 一方で、新戦闘機の選択肢はF-35しかないというのは米マスコミの一致するところだ。また、先のF-35の“欠点”を否定する意見もある。航空専門サイト「ザ・アビエーショニスト」では9月20日、F-35開発に関わるノルウェー空軍のテストパイロットの意見を紹介した。

 このパイロットは、プログラムの問題はスマートフォンが頻繁に基本ソフト(OS)を更新するのと同様で、最初のバージョンのプログラムで100%の性能を発揮するわけではないと指摘する。パワー不足についても「F-35に乗った感想は、F-18ホーネット(米海軍のエンジン2基の双発機)にエンジンを4つつけて飛ばしているようだった」という海兵隊パイロットの言葉を紹介し、そのパワー(推力)を賞賛している。さらに「(レーダーに映らない)ステルス機能は、後付けできるものではない」と、F-35の素性をかけがえのないものと評価している。

 また、開発責任者の空軍幹部、ジェフリー・ハリガン氏は、そもそもF-35は、敵が目で見えないような長距離からミサイルで攻撃する戦闘機であって、模擬空戦のように「目で見える」空中戦を行う必要などないと主張している。現実問題として、有視界での空中戦が起こる可能性は、程度の差こそあれ高くはないとの見方が各国空軍では支配的だ。

トランプ氏の決断

 性能については諸説あるF-35だが、共通しているのは結局、費用が高騰しているということに尽きる。

 米国はF-35を約2400機配備することを予定しており、空軍型(A型)1機の価格は約9500万ドル(約107億円)。2019年にフル生産に移行させるかどうかを決定する予定だが、その決定を下すのは次期大統領のトランプ氏とジェームズ・マティス次期国防長官だ。

 かつてトランプ氏が主役として出演していた、自分の部下を勝ち抜き形式で選ぶ米NBCの人気番組「ジ・アプレンティス」では、部下希望者に様々な課題を課し、脱落者に対してトランプ氏が「君はクビだ(You’re fired)」という決めセリフが人気を呼んだ。

 果たして厳しいビジネス界を生き抜いてきたトランプ氏が「赤字の成る木」をクビにせず、そのまま育てるのか。F-35の開発メーカーであるロッキード・マーチン社を始め採用国の軍関係者は注目している。



2016/11/6(日) 午後 11:51 

2016/11/9(水) 午後 5:12 

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2016/11/11(金) 午後 11:41 
2016/11/12(土) 午前 11:44 



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【北京=西見由章】広東省珠海市で2年に1度開かれる「中国国際航空宇宙ショー」が1日開幕し、中国軍の次世代ステルス戦闘機「殲(J)20」が初めて一般公開された。

 中国メディアなどによると、ショーの開幕式典で2機の殲20がデモンストレーション飛行を行った。開発を担当した中国航空工業集団の幹部は10月31日の記者会見で、殲20について「中国の総合作戦能力をさらに向上させる」と説明。2017年にも空軍に配備される見通しだ。

 殲20は11年に試作機の初飛行を実施。中国側は米軍の戦闘機F22に匹敵するとしているが、ステルス性能の詳細は明らかになっていない。米軍の最新鋭ステルス戦闘機F35の設計情報がサイバースパイに窃取され、殲20の開発に利用されたとの指摘もある。

 ショーは6日まで。42カ国・地域から700以上の企業が参加し、150機以上の航空機が展示される。
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★珠海航空ショーに登場したJ-20をどう評価すべきか
【航空宇宙ビジネス短信・T2:】2016年11月2日水曜日

空軍参謀総長の言うようにJ-20をF-22と比較するのはナンセンス、とはいえ、日本の近隣に長距離性能を誇る同機が登場するのは気持ちのよいものではありません。「もし戦わば」のような扇状的な記事がこれから出てくるでしょうね。(笑) 米側支援機材を長距離から排除するのか、日本の基地を攻撃するのか、どちらにせよ中国の「長い槍」になりそうな機材です。

China Shows Off J-20 Stealth Jet for First Time

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POSTED BY: ORIANA PAWLYK NOVEMBER 1, 2016
http://www.defensetech.org/2016/11/01/china-shows-off-j-20-stealth-jet-first-time/


中国軍が成都J-20ステルスジェット戦闘機を11月1日珠海で初めて公表した。

同機は米F-22ラプターならびにF-35共用打撃戦闘機に相当する性能があると言われる。

J-20は初飛行が2011年で短距離、長距離ミサイルをともに装備し、最大速度は推測の幅が広いが1,300マイルといわれる。

F-22同様のレーダー探知回避能力があると当局は豪語するが、西側第五世代戦闘機との比較ではステルス性が劣っている可能性がある。

「J-20のステルス性能は明らかに低い」とジャスティン・ブロンク(王立各軍研究所、ロンドン、戦闘航空機技術の主任研究員)は語っている。

ブロンクはCNN.comで「前方配備のカナードや、エンジン周りのシールドの弱さ、機体下部の安定板のためレーダー断面積が小さくできない。同機のレーダー探知は容易なはずだ」と述べた。

ただしJ-20により中国軍の戦法が大きく変わる。太平洋諸国には頭痛の種となるが、同機が第一線配備となるのは2018年以降だろう。

ロシアも第五世代戦闘機のテスト、調達を急いでいる。

スホイT-50の性能は「F-22とF-35の中間」とダグ・バリー(国際戦略研究所主任アナリスト)は述べている。

バリーはAir Force Timesに今年7月にT-50は次世代戦闘機として優れた機動性を誇るが、F-22に代表される米最新鋭機材より性能は劣ると述べている。

ロシアは新型機の受領を2017年に期待している。

8月に米空軍参謀総長デイヴィッド・ゴールドファイン大将はJ-20に代表される新型外国機材は米技術を持ち出してそのまま比較できないと述べている。

「問題はシステムのファミリー構成であり、ネットワークであり、我が方にない優位性が実現するかだ」「そのためF-35対J-20という話を耳にするが、比較するのは意味がない。ネットワーク対ネットワークと言う観点で考えるべきだ」■
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If the J-20 Stealth Fighter Is So Amazing Why Is China Buying    Russia's Su-35 ? 【NationalInterest

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Dave Majumdar
November 2, 2016
http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/if-the-j-20-stealth-fighter-so-amazing-why-china-buying-18273


中国は成都J-20ステルス戦闘機を珠海航空ショーで初公開したが、一方で高性能ロシア製戦闘機の取得を目指している。

J-20の二機編隊が世界の報道陣の関心を集めたが、同時にロシア政府がスホイSu-35フランカーEを中国人民解放軍空軍(PLAAF)向け24機生産開始したとこっそりと発表しいてる。中国は同機導入の契約を2015年11月に締結し総額20億ドルといわれる。

「中国向け納入は契約通り進める」とロシア連邦軍用技術協力企業の副局長ウラジミール・ドロツツォフがTASS通信に語っている。「契約に基づく第一段階を実施中」

ロシアはSu-35をまず4機PLAAFへ今年末に引き渡し、残りは今後三年以内に納入する。だがクレムリンは中国に高度技術を売却した経験からSu-35に盛り込まれたロシアの知的財産を保全する。中国がフランカー旧型機をリバースエンジニアリングして瀋陽J-11、J-15、J-16と立て続けに機体を開発された苦い経験があるためだ。

中国がSu-35の技術を入手することに意欲的であるのは確実だ。J-20現行仕様は第五世代戦闘機の想定とはいえ、中国のエンジン技術やミッションシステムのエイビオニクス技術は相当劣っている。Su-35が搭載するサトゥルンAL-41F1Sアフターバーナー付きターボファン、ティコミロフNIIPイルビス-Eフェイズドアレイレーダーや電子戦装備に中国が高い関心を示しそうだ。

中国国産のWS-10エンジンがフランカー派生のクローン機に搭載されているが、完成度は低く、J-20用の次世代WS-15が完成間近になっているのが現状だ。WS-15は地上テスト段階にあり、その後イリューシンIl-76に搭載した飛行テストがはじまるはずだ。

事実、中国製エンジンで信頼性が十分あるものは皆無で、ロシアから設計を盗んだエンジンでも同様だ。J-20は現在はロシア製サトゥルンAL-31F双発のようで、同エンジンはスホイSu-27他に搭載されているものと同じだ。ロシア製AL-41F1Sエンジンが手に入れば中国の悩みは解消する。

J-20にはアクティブ電子スキャンアレイレーダー(AESA)搭載の可能性がある。搭載されているのは1475型(KLJ-5とも呼ばれる)レーダーのようだ。ただしこの情報は未確認である。なぜならPLAAFからの情報開示あないためだ。だがロシアのレーダー技術は中国より優れているといわれるので中国がイルビス-Eから有益な技術情報を得るのは確実だろう。

中国がロシアに勝っている分野がある。電子光学赤外線目標捕捉装置でロシアはソ連解体後の経済崩壊の影響を受けたままだ。J-20には電子光学式目標捕捉装置(EOTS)が機首に搭載されている。Beijing A-Star Science and Technology製EOTS-89の可能性がある。だが同センサーの性能水準では公表データがない。米製あるいはイスラエル製の同様装備と同程度の性能であるとは思われない。

J-20は中国の軍用航空宇宙産業にとって大きな飛躍である。中国が注ぎ込んでいる投資規模を考えれば国産エンジン実用化に成功する日が来るかもしれない。ただし、その日はまだ到来しておらず、もしJ-20が言われるような高性能機ならばわざわざSu-35を導入する必要はないはずだ。

Dave Majumdar is the Defense Editor for The National Interest. You can follow him You on Twitter: @DaveMajumdar.
Image Credit: WikiCommons Image. 
ナショナル インタレストの記事は実に的を得ている。
J-20が高性能の第5世代ステルス戦闘機であるならば、第4.5世代戦闘機の導入を中国が熱望するだろうか?端的に中国空軍内での性能評価ではSu-35>J-20でなければSu-35を導入しないはずである。

J-20は本当にステルス機なのか?

J-20はステルス戦闘機と通称されてるが、そもそも中国は西側の第五世代戦闘機に相当するとは言っているが、ステルス戦闘機だと言っているのだろうか?勝手に西側の報道機関がステルス戦闘機だと言い出しているだけで、誰もJ-20のレーダー断面積(RCS)を計測したと言うのだ? やたら広い主翼、あの不細工なカーナードやステルス機ではありえない機体下部の安定翼、そして巨大な機体がステルス戦闘機のわけがなく、ロシアが2000年に試作した試作戦闘機Mig1.44のデットコピーであり、本当にステルス機なのか判断するのは難しい。RCSは大雑把な感だがタイフーンの0.9程度よりも大きいかもしれない程度のような気がする。 
J-20はステルス風戦闘機もしくは自称ステルス戦闘機が正解ではないかと思う。

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そもそも第5世代戦闘機の特徴は高いステルス性とともにスーパークルーズ(超音速巡航)も条件とされるが、中国はまだ戦闘機用の高性能エンジンを国産化していないので、主力戦闘機のエンジンはロシアから輸入し、二線級戦闘機だけ国産エンジンを使用している。J-20のエンジンは推力不足のWS-15と言われていているが、ロシア製のAL-31FWS-10Gも試されているらしく、エンジンが定まらないこと自体、J-20の限界が見えてくる。一応、最高速度推定M1.8とされてはいるが、スーパークルーズ(超音速巡航)能力など夢のまた夢であろう。

J-20の搭載する電子機器についても全く不明だが、中国は軍用機に搭載する電子機器が欧米やロシアよりかなり遅れている。国産最新鋭戦闘機のレーダーはロシアやフランスから技術供与された20世紀のもので、F22やF35クラスの能力には足元に及ばない。

J-20用にタイプ1475(KLJ5)という、アクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーが開発されているようだF-15のように常時レーダー波を放出すると自分の存在を知られてしまい、その瞬間にステルス性を失ってしまう。従ってステルス戦闘機は赤外線やパッシブ・レーダーで敵の位置を捉えるが、技術的な難易度が高い。

ステルス戦闘機は他の兵器とのデータリンクや、空中管制機(AWACS)との情報リンクが重要になるのだが、中国にはまともな空中管制機(AWACS)を保有していないので、ステルス機としてその能力を発揮することは出来ない。

J-20のデビューは2011年1月11日当時のゲーツ米国防長官訪中時に胡錦濤書記長(当時)も知らせず初飛行をリークして、私も衝撃を受けた。

だが、徐々にJ20の化けの皮がはがされてきた。レーダー反射はもしかしたら少ないかも知れないものの、ステルス性能には程遠く、電子装備やエンジンは第四世代戦闘機水準なので、E-2C/DやAWACS機の支援をうけなる自衛隊のF-15pre-MSIP機にもとても太刀打ちできるものではないだろう。

中国側は満足できる空中管制機を保有していないので、J-20は自前のレーダーを使用するか、レーダーなしで敵を発見しなくてはならない。そうするとレーダー波を出してしまえばステルス性能は意味が無く愚鈍な空中目標でしかない。

高性能な空中管制機を保有したり、J-20の搭載機器が進歩すればあるいは自衛隊のF15を撃墜できる日が来るかもしれないが、いまのところJ-20では自衛隊の戦闘機を撃墜できることは無いように思える。

そして日本はF-2後継機(F-3) Advanced F-15 2040J、F-35、E-2D、アンチステルスレーダーシステムなど、装備の強化を進めていくので、J-20では日本の制空権を逆転はできない。

2030年F-3+無人ウイングマン構想 
2016/10/6(木) 午後 11:21 


Advanced F-15 2040C   2016/7/18(月) 午後 2:24 




11/6追記
中国の広東省珠海市で開幕した航空ショー「国際航空宇宙博覧会」で、中国が開発を進めている次世代ステルス戦闘機「殲20(J20)」が一般に初めて公開された。ステルス戦闘機は、米空軍が第5世代のF22戦闘機を実戦配備済みだが、J20はF22と渡り合えることができるほどの性能なのか。

 ■中国報道官は「計画通りに開発が進行中」と説明

 2機のJ20によるデモンストレーション飛行は中国空軍のアクロバットチームによって11月1日に行われた。1機はすぐに会場の上空を飛び去ったが、もう1機は旋回して再び現れて、会場の上空を低空で飛行。上昇して消え去った。およそ1分間の初公開だった。

 中国空軍の報道官はこの一般公開に先立ってJ20の開発は計画通りに進んでいると説明。J20は「国家の主権と安全、領土保全の維持という使命」に寄与するとの考えを強調した。これまで、J20に関する情報はほとんど公にはなっていない。J20は2015年末までに試作機が9機製造され、11月1日に一般公開されたのはこのうちの2機とみられる。

 ■「F22の対抗機になり得る」vs「J20のステルス性能は不十分」

 ベールに包まれてきたJ20の性能を推し量ることができる機会とあって、初のお披露目が注目されたが、評価は大きく分かれたようだ。ロイター通信は、J20がF22の対抗機になり得るとの見方を紹介。習近平国家主席は軍事改革を進め、新兵器や防衛システムの自国製造を増やしていると指摘。今回のデモフライトに関しては「何らかの意味があるとすれば、それは中国が確実に目的へ向かっているようだ」とした。

 一方、朝鮮日報の日本語版は台湾の中央通信などの報道をもとに、中国人民解放軍に詳しい軍事専門誌「漢和防務評論」の平可夫編集長の話を引用。平可夫編集長はデモフライトをみた結果、J20は完全なステルス機能を備えた第5世代の戦闘機ではないとの見方を示した。

 その上で、F22はもとより、ロシアのスホーイ30MKIとスホーイ35でも可能な高難易度の飛行をしなかったと指摘。F22に比べて機体が大きく、翼の面積も防空レーダーに反射されかねないほど広く、F22やロシアの第5世代戦闘機T50に比べてステルス機能は相対的に低いとした。

 ■やはり、エンジン開発がネックに

 戦闘機にとってエンジンはその性能を大きく左右する重要な要素で、中国は1980年代から戦闘機搭載用のエンジン、WS10の開発に着手した。2010年代半ばにはWS10に関する技術的な成果を一定程度は納めたとされ、1990年代にさらに高性能のWS15の開発に乗り出した。

 中国は2011年にJ20の試験飛行を行ったが、このときの2機のうち1機にはWS10が、ほかの1機にはロシア製エンジンのAL31Fが搭載されていたとみられている。だが、WS10は性能的には中国空軍を満足させるものではなく、またWS15の開発は難航しているとみられ、J20はロシア製エンジンを搭載することになるとみられる。

 中国はレーダーに捕捉されにくい特徴を持つ次世代ステルス機としてJ20と「殲31(J31)」の開発を続けており、J20は来年にも配備されるとの報道がある。
ほれみろ!「漢和防務評論」の平可夫編集長もDdogと同じ意見だ!
殲20(J-20)はステルス戦闘機ではなくステルス風戦闘機なのだ!

ステルス風の中途半端な巨大な機体、そのうえ、まともなエンジンが付いていない。
ステルス風に仕上げたので運動性能高機動性に欠ける難がある可能性が高い。
WS-15エンジンの開発に手間取り、ロシアのエンジンを当面輸入するが、そのロシアのエンジンですら、耐久性が無く、壊れやすい。もちろん高速クルージンも出来ない。これではE-2C/DやAWACS機の支援をうけなる自衛隊のF-15pre-MSIP機にもとても太刀打ちできるものではないだろう。もちろん、AWACSと組んだF-15MSIP機を撃墜することは不可能だろう。

11月1日から6日にかけて行われた中国国際航空宇宙博覧会(珠海航展)において、中国のステルス戦闘機「J-20(殲-20)」が初めて一般に向けて公開された。そのJ-20について、中国メディアの環球網は7日、米メディアが「J-20には致命的な弱点がある」と報じたことを伝えている。

 中国の各メディアはこれまで、J-20は生産量が500-700機に達する可能性があり、米国のF-22が試験用の8機を含め、187機しか生産されないのに比べて「数」で圧倒できると伝えていた。つまり、J-20がF-22と比べて「戦闘能力」で一定程度劣っていても、「数で品質の差を補充することができる」という主張だ。

 だが、環球網は米メディアのフォーリン・ポリシーがJ-20のステルス性能について、「戦闘機の前方部のステルス性は非常に高いが、後方部には問題があり、エンジン排気口のステルス性能は低い」と指摘したことを紹介。

 さらにフォーリン・ポリシーが「J-20は極めて容易に敵のレーダーに発見される可能性がある」と伝えたことについて、環球網は「J-20はF-22に簡単に発見されてしまうということか」と懸念を示した。

 一方で記事は、フォーリン・ポリシーが「J-20の存在は中国の航空産業と軍事力の大きな飛躍を意味する」と伝え、西側諸国はJ-20と中国の軍事産業に真剣に向き合う必要があると警戒感を示したことを伝えた。(編集担当:村山健二)

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中国メディアの今日頭条は26日、中国には独自の地対空ミサイルや長距離ミサイル防衛システムが存在するとし、それらのミサイルは世界で高い評価を得ており、迎撃テストなどでも良好な成績を収めているとしながらも、「安価で質の高い中国のミサイル防衛システムはなぜ売れないのか」と疑問を投げかけている。

 記事は、トルコやイランが当初は中国の長距離ミサイル防衛システムの導入を検討したとしながらも、結局トルコは中国への発注を見送り、イランはロシアのミサイル導入を決定したと指摘。中国のミサイルは価格面で大きな強みがあり、アフターサポートもしっかりと行うとしたはずなのに「なぜトルコとイランは導入を見送ったのか」と疑問を投げかけた。

 一方、ロシアメディアの報道を引用し、「中国が輸出しようとしたミサイルシステムはいずれも中国国内で運用されているものの劣化版もしくは、中国国内で運用されていないシステム」であると伝え、「中国すら使わないミサイルシステムをどの国が導入してくれるというのか」と主張。

 また、トルコとイランに向けて売り込んでいた長距離ミサイル防衛システムは「極めて大きな欠陥があった」とし、それはミサイルが上昇していく過程で地上でミサイルを制御する必要があることだと指摘、「中国のミサイル防衛システムがいくら安いと言っても、これでは使い物にならない」と伝え、こうした欠陥こそトルコとイランが導入を見送った理由ではないかと考察している。(編集担当:村山健二)
その使い物にならないミサイル防衛システムとは紅旗(HQ)19のことを言っていると思われる。HQ-19はロシアのS-300(С-300、NATOコードネーム:SA-10 「Grumble」およびSA-12A/B)のパクリ+パトリオットパクリをミックスしたナンチャッテMDである。

本当に弾道弾を撃墜できるか前々から疑問であったが、どうも弾道弾の撃墜は不可能のようだ。記事では長距離ミサイル防衛システムは中国のシステムの劣化版と書かれているが、元々はロシアのシステムの劣化版をコピーしたのだから、トルコとイランに売りつけたのは中国の劣化版ではなくロシアの劣化版そのものではなかったと私は推測しています。

紅旗(HQ)19
全長:6.8m
発射重量:1,300kg
実用高度:25-30,000m
射程距離:6-120km
速度:M6
誘導方式:指令更新付慣性+セミアクティブTVM誘導(HHQ-9A)+アクティブ・レーダー・ホーミング(終末)

当らないんじゃ・・・ただのロケット花火
イメージ 5中国メディアの環球網は16日、 トルコが 中国製防空ミサイル「HQ-9(紅旗9)」購入契約を破棄することを決定したとの報道を受け、「全然怖くない。       中国の武器輸出の勢いは止められない」と主張する記事を掲載した。

 「HQ-9」は1980年代に開発が始まり90年代に完成したとされる。ロシアのS-300で用いられた技術をベースに、誘導システムでは米国のパトリオットの技術も取り入れられているとの見方がある。

 トルコは2013年9月、HQ-9の輸出タイプである「FT-2000」の購入を決めた。競合する米国製、ロシア製のミサイルを“撃退”しての落札で、売上高34億-40億ドルの「大商い」だったため、中国メディアや軍事ファンも沸き立った。

 しかしトルコはその後、具体的な動きを示さなくなった。環球時報は、トルコ高官が「エルドアン大統領が11月初旬に購入取り消しを決定」した。契約破棄は16日からの週に開かれる会議で正式決定するという。

 環球網は、北大西洋条約機構(NATO)に加入するトルコが中国製ミサイルを使用した場合、米国およびNATO全体の安全問題に影響するとして他のNATO加盟国から圧力がかかったため、トルコ政府は購入を断念したと紹介。

 2013年にHQ-9が落札したと報じられた際の大喜びを「記者も含めて当時の中国人は“あまりにも幼く、あまりにも幼稚だった”」と表現。武器輸出は国際政治の状況の大波を受けるとの考えを示した。

 その一方で、トルコが米国やロシア製の、EU製ではなく、中国製ミサイルを選んだことを「中国の軍事工業の巨大な進歩を示すもの」と主張。エルドアン大統領が2015年7月に訪中した際に、HQ-9について、さらに値下げしてほしいと発言したことにも触れ「トルコは最初から、誠意が明らかに不足していた」と非難した。

 記事は、中国の武器輸出について、市場の開拓で今後も妨害を受けると主張。しかし「中国の台頭がもたらす国際政治局面の変化により、“場外要素”の武器輸出にもたらす影響が小さくなっていくのは必然」と強調した。

**********

◆解説◆
 中国(中華人民共和国)は建国後、1970年代後半まで友好国あるいは他国内で自国に友好的な勢力に武器の無償提供はしたが、輸出は行わなかった。「武器輸出で儲けるのは資本主義的・帝国主義的」な建て前があったからだ。最初の武器輸出はエジプトへの戦闘機輸出だったが、決定したトウ小平も「仕方ないだろうなあ」とつぶやいたという。

 中国の武器輸出は他の国と同様に、新たな武器の開発資金を調達する資金を獲得する意味合いが強いとされる。(編集担当:如月隼人)(写真は環球網の16日付報道の画面キャプチャー)

紅旗(HQ-9)はトルコの選定で、アメリカの「パトリオット」、ヨーロッパの「アスター」、ロシアのS-400を退けて採用されたが「致命的欠陥が発見された」とのことで、トルコは中国製の役立たずミサイルを止め、独自開発する事になった。

紅旗(HQ-9)の元々のオリジナルのロシアのFD-2000はカタログ上、地上のフェイズドアレイレーダーによって100の空中目標を同時に追跡し、6つの目標を同時に迎撃できることになっている。だがしかし、セミアクティブ+アクティブ・レーダー・ホーミングなので最終段階では自身のレーダーで目標に誘導する、発射後に地上から制御する必要があり、欧米やロシア製防空ミサイルより、実際の命中率がかなり劣っている。

紅旗(HQ-9)はミサイルに命中させる機能は持っていると考えられるが、中国の防空システムはデータリンクしていないらしいので、車両備え付けのレーダーに映った対象物しか迎撃はできない。迎撃システムは時間と高度と速度、レーダー性能や誘導システムなど、非常に複雑な相反する要素をクリアして初めて命中する。

高度18kmまで届くなら、レーダーで探知して発射すれば目標に命中するが、問題は弾道ミサイルは非常に速く、巡航ミサイルは海面すれすれで飛び、ステルス性が高いミサイルも存在する。

弾道ミサイルの落下速度はマッハ4からマッハ20なので、時速2万キロとすると高度15キロから着弾まで5秒間しかない。

米国のパトリオットpac3はその5秒間で、範囲内に来たミサイルの80%は迎撃できると見られているが、中国製ではおそらく無理、紅旗(HQ-9)はデータリンクもしていないどこかから突然飛んでくるマッハ20のミサイルを迎撃するのは、不可能と考えた方がいい。

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となると、中華イージス艦の蘭州級が搭載しているミサイルはHQ-19の艦載型であるHHQ-9A(海紅旗9A、海红旗9A)はまったくのハッタリで、予想通り中国海軍のイージス艦は機能しない張り子の虎である。いや破れ傘ではないか?

052C(蘭州)052D(昆明)級レーダーは空母にも搭載されていた348型レーダーを改良したタイプの表向きフェイズドアレイレーダーです。

ところが米国の軍事研究機関の分析によると、中華イージスは同時多数の目標に対峙できず、一度に一つの目標しか追尾できないと推定されている。

052C/052D型の推進方式はは巡航時はディーゼルで、高速航行時はガスタービンのCODOG方式である。イージス艦は膨大な電力を消費する。ところが、052C(蘭州)052D(昆明)級の煙突が小さく、発電量が小さいのである。

米アーレイバークや日本のイージス艦に搭載されているAN/SPYレーダーは、同時に20以上の目標を追尾できるのだが、具体的な値は公開されていませんが全天をペンシルビームで同時走査するのでかなり電力を喰うのである。公表されている中国のガスタービンとディーゼルの出力では十分な発電能力が無く、同時複数対処能力はないのではないかと推定されています。

中国の自称イージス艦は一度に一機ずつしか撃墜する事しかできない。イージス艦の定義は「同時に複数目標に対処できる事」なので、これではイージス艦ではない。


我が国の極超音速のXSAM-3対艦ミサイルはもとよりASM/SSM-1.2ハプーンなどの亜音速対艦ミサイルの迎撃すら難しい可能性が高い。

実際海外に売り込まれて中身を精査したらキャンセルされるということは、粗悪品で役に立たないことが暴露されてしまったのであろう。

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10月17日、北朝鮮の弾道ミサイル発射が相次ぐ中、防衛省は迎撃態勢の強化を加速する検討に入った。写真は「THAAD(サード)」。U.S. Department of Defense, Missile Defense Agency提供(2016年 ロイター)
[東京 17日 ロイター] - 北朝鮮の弾道ミサイル発射が相次ぐ中、防衛省は迎撃態勢の強化を加速する検討に入った。政府が2016年度第3次補正予算を編成する場合に備え、新しい防衛システムの研究費と既存の迎撃ミサイルの改修費を、来年度概算要求から前倒して計上する方向で議論を進める。

複数の関係者によると、防衛省は来年度から取り組む予定の新型迎撃システム導入に向けた研究を、今年度中に開始することを検討。3次補正が編成されれば、来年度概算要求に盛り込んだ6000万円を前倒す考え。

新型システムの候補に上がっているのは、在韓米軍も配備を進める「THAAD(サード)」と、イージス艦発射型ミサイルを地上に配備する「イージス・アショア」。日本列島にどう配備すれば効果的かを模擬実験で検証する。

サードは現行の地上配備型ミサイル「PAC3」より射程が長く、導入すれば既存ミサイルと組み合わせて上層、中層、下層の三段構えで迎撃が可能になる。宇宙空間まで届くイージス・アショアを選択すれば、大気圏外での迎撃態勢の強化が期待できる。

日本はこれまで、自国領域に落下が予想される弾道ミサイルに対し、上層と下層で迎撃する二段構えの対応を整備してきた。まず、イージス艦から「SM3」ミサイルを発射し、大気圏外で迎撃。撃ちもらした場合、地上に展開したPAC3ミサイルで対処する。

防衛省はこの2つの既存ミサイルの改修も、来年度から今年度内に前倒す方向で検討する。射程、速度を向上させる計画で、来年度概算要求には約1000億円を盛り込んでいた。

しかし、どちらのミサイルも、実際に改修を請け負う企業の態勢が間に合わない可能性があるという。

関係者によると、3次補正が組まれた場合、防衛省は2500億円程度を要求することを検討している。

(久保信博、ティム・ケリー 編集:田巻一彦)
平成29(2017)年度予算の要求が提出されたばかりだが、平成28年の第三次補正予算でBMD予算を前倒しするとのことだ。16日の失敗を含め今年に入り22発も弾道ミサイル発射実験を行っている。極めて異常な発射頻度である。

脅威の次元がひとつ上がった。北朝鮮の行為は常軌を逸してきている。それでも金正恩が発狂して日本に核ミサイルを撃ち込む確率はけっして高くは無いとは思うが、打ち込む可能性に備える必要はある。

100%完璧な迎撃態勢は無理かもしれないが、鉄壁の防御体制を備える必用があると私は常々思っている。多くの国民の生命を守る為には台風や地震と違ってBMDを備えることによって守ることができるのだ。

独裁者にとって、守るべきは自分と一族の特権や生命であって、自国が核攻撃を受けたとしても、自分と一族さえ生き延びれば軍や国民がどうなろうとも痛くも痒くもない。仮に日本が核ミサイルを持っても北朝鮮に対しては,はたして抑止力になるか私は疑問だ。

日本は北朝鮮や中国に対しては鉄壁のBMDを備えるべきだと思う。

 


平成26年版防衛白書を読む  2014/8/8(金) 午後 11:46 (PAC3MSE 詳細)


産経でも報道されている。
 防衛省が平成28年度第3次補正予算案の編成に向け、北朝鮮の弾道ミサイルを念頭に置いたミサイル防衛(MD)装備などに2千億~3千億円を要求する方向で検討に入ったことが16日、分かった。北朝鮮による弾道ミサイル発射は今年に入り計22発に達しており、技術的進展も果たしているとみられるため、MD態勢の強化を加速化する必要があると判断した。

防衛省が予算要求するのは、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の改良型の関連経費など。現在配備されているPAC3と比べて防護範囲と高度が約2倍となるもので、PAC3MSEと呼ばれる。29年度予算案の概算要求に取得費(1056億円)を初めて計上しているが、前倒しして経費を盛り込みたい考えだ。

PAC3や海上配備型迎撃ミサイル「SM3」の改良型の先を見据え、新装備の検討も加速化させる。

防衛省は弾道ミサイル迎撃をより確かにするため、今年度から最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」や地上配備型イージスシステムを念頭に置いた調査研究を進めているが、第3次補正予算案でも調査費を要求する方向だ。

東シナ海における中国軍の活動活発化を踏まえ、空自のF15戦闘機のレーダー性能向上などを図るための近代化改修にも経費を要求する方針。

老朽化が進む航空機や艦船の部品調達に関しても予算確保を図る。
THAADとイージス・アショアの重層化の他に将来的に配備すべき兵器が対弾道弾迎撃用電磁加速砲(レールガン)だと思う。 

【ワシントン=加納宏幸】米戦略軍は15日、北朝鮮が米東部時間14日夜、北西部・亀(ク)城(ソン)付近から新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイルを発射したことを探知したと発表した。発射は失敗したという。

米戦略軍は日韓と連携して引き続き警戒を続けると強調。国防総省は15日、今回を含めた北朝鮮のミサイル発射について「北朝鮮に弾道ミサイル技術を使った全ての発射を禁じた国連安保理決議に違反するもので、強く非難する」とした声明を発表。声明は北朝鮮に「責任を取らせる」とした。

最近米国が北朝鮮を攻撃する可能性が僅かながら高くなってきたような気がする。
金正恩を暗殺する特殊部隊を派遣する噂から、韓国軍が北朝鮮に侵攻する噂まで、北朝鮮が本格的な米国に核攻撃能力を保有する前に北朝鮮を叩く気がしてならない。



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相模原市淵野辺の 陸上装備研究所一般開放2016へ行ってまいりました。
駅まで自転車で行こうと思い家を出ましたが、久々の雲一つない清々しい秋晴れ、わずか十数キロ、あまりの気持ちよさに、そのまま淵野辺まで自転車で行ってしまいました!1時間ちょっと多摩丘陵をサイクリング、とても爽快でした。

陸上装備研究所に到着すると、正面には見慣れぬ装輪装甲車が展示されていましたので、早速見学。

今回初公開となる軽量戦闘システム開発用の「機動性能確認用車両」でした。

  機動性能確認用車両  
ハイブリットではなくリチウムイオン電池搭載のEV車両です。個々の車輪で高さを可変させる試験を行うために独立懸架式となっており、車軸がない。インホイールモータで6輪が独立して駆動する為、超信地旋回が可能とのことです。カニの横歩きのような動きもできる為輸送艦や揚陸艦への搭載作業がものすごく楽になる利点があるとのこと。
そして、なにより静穏性が陸上兵器として画期的だそうです。夜間音もなく忍者の如く敵部隊に近づくことが出来る利点は大きいのではないでしょうか?

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車体右側の換気口は搭載計測器用に開けられたファン用で、ディーゼルエンジン等は搭載していない。

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逆光になってしまい残念だった。ナンバープレートは無いので公道は走れないそうですが、ちゃんとウインカーもありいずれ公道も走ることもあるかもしれません。

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車体後面、排気管はありませんので純粋EVです。

走行可能距離は?と質問したところ、午前中充電したら午後いっぱい走ることが可能とのこと。リチウムイオンバッテリーをどの位搭載するかで決まるとか、今そのデータを取っているところとのこと、要するに極秘事項だそうです。

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車体正面。車体底面がV字になっているのがなんとなくわかるだろうか?この車体は対爆試験を行った車輛だとのこと。
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http://response.jp/article/img/2016/10/16/283659/1109279.html
個々の車輪で高さを可変させる試験を行うために独立懸架式となっており、車軸を持たない。

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http://response.jp/article/img/2016/10/16/283659/1109278.html
機動性能確認用車両は次期装甲車両でファミリー化する予定なのだが、三菱重工系の16式機動戦闘車系統の8輪装輪装甲車MAVでファミリー化するのか、小松の96式装輪装甲車系統である、装輪装甲車改はどうするのか?そしてその上に6輪型の軽量戦闘システムを投入したのでは効率性コストカットどころの話しではない。その上に、ハイブリット車両もファミリー化を考えると言う・・・・
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低反動砲
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 陸上装備研究所では、コンパクトな車両にも大口径の火砲を搭載できるようにするために、どのようにしたら火砲の射撃時の発射反動を小さくできるかを研究しています。
 火砲の射撃時には、弾丸の飛ぶ方向と逆方向に大きな力が加わります。現在使われているほとんどの火砲は、この力を吸収するため、砲身を後退させています。ところが、砲身が動くことができる範囲は限られるため、従来の設計(シングルリコイル方式)では、大口径火砲の射撃時では反動が大きいという問題があります。
 そこで、砲身に加えて、火砲を支えている砲架自身も後退させることで反動を吸収し、射撃時の反動を小さくするデュアルリコイル方式の火砲について研究をしています。
 今回の射撃試験では、デュアルリコイル方式により、射撃時の反動がどの程度低減されるのかを確かめるため、シングルリコイル方式の従来の火砲とデュアルリコイル方式の低反動試験砲を用いて、発射反動のデータを取得しました。デュアルリコイル方式の採用により、砲架の後退に伴い、発射反動が急激に小さくなる効果を確認しました。また、デュアルリコイル方式については、射撃時の角度による影響を確認するため、傾斜架台を用いて、砲身を約10度上に向けた場合に相当する発射反動のデータも合わせて取得しています。射撃試験では、下北試験場において、布製の標的に射撃を行いました。
 今回取得したデータは、発射反動が小さい火砲の設計の基礎データとして、将来の火砲に反映される見込みです。本研究の成果により、軽量な車両等にも大型の火砲を搭載できるようになると期待されます。
機動性能確認用車両で説明担当の方に低反動砲で中国の98式戦車を打ち抜くことが可能か質問したところ、データをとっているところと答えていただけなかったが、正面装甲はどうも無理のようです。

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  ハイブリット装軌車両   
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<防衛省技術研究本部>ハイブリッド車両の性能確認試験

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右端下をクリックして拡大してください。
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イメージ 26このハイブリット動力システム研究車輛も将来はファミリー化を構想しているとのこと・・・

担当の方に将来的に高出力レーザーシステムを搭載することを考えているか確認したところ、このハイブリット車輛では出力エネルギーが少なく考えていないとのことでした。

「将来的にはガスタービンなどの高出力動力源を搭載すれば、可能性がありますよね」と誘導質問をしたところ「そうすればないこともない」との答えでした。

まったく考えていないことはないだろうが、研究開発官の方々が、今開発している目先のことに全力を傾けているのか、ハイブリット車両の可能性について気がついていないような語り口調に少々驚いた。

完全にとぼけてごまかしたのかもしれません。国防上の極秘事項ですから・・・

 CBRN対応遠隔操縦システム 遠隔操縦装軌車両   
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油圧バケットアーム搭載形態
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排土装置搭載形態
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指揮統制装置
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 東日本大震災発生直後、被災した原子力発電所及びその周辺では、放射能レベルが高いため人は近づくことはできず、既存装備では障害物撤去や通路啓開などの作業及び地上からの情報収集は困難であった。
そこで、本研究では、CBRN※汚染地域等の人員が危険で近づけず、現場の情報が事前に得れない環境下における、情報収集や施設作業といった初動対応が、遠方の安全な地点から遠隔操縦によって可能な自己完結型の無人車両システム技術の確立を目指す。
※CBRN:化学(Chemical)、
生物(Biological)、
放射線(Radiological)及び
核(Nuclear)の略            CBRN災害発生直後等の人の立入れない汚染地域において障害物撤去や通路啓開などの作業と初動対応に必要な情報収集が可能
遠方の安全な地域から汚染地域内の装軌・装輪車両を遠隔操縦することが可能
2014年 陸上自衛隊 陸上装備研究所 一般公開2014年

CBRN対応遠隔操縦システム中継ユニット
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10式戦車試作車両
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路上に仕掛けられたIED(即席爆弾)をミリ波レーダーなどで検知する装置を備えた試験車両。
将来的には小型化し、装甲車両に標準装備できるまでコンパクトにしたいとのこと。

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新型防弾チョッキ

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売店

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絶好の行楽日和すぎて・・・ちょっと見学者はまばらでした。

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おまけ
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2016年10月9日北茨城市二ツ島観光ホテルの4階客室から見た朝焼け 神秘的な絶景でした。

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Boeingが日本の航空自衛隊(Japan Air Self-Defense Force)が使用しているF-15J戦闘機の近代化改修案を提案か提案準備を行っていることが12日、業界専門誌の報道によって明らかとなった。

Boeingの防衛部門の日本担当責任者のJim ArmingtonがFlightglobalのインタビューに応えたものとなる。

改修案の内容は、機体フレームの改修による機体寿命の延長、レーダーをRaytheon APG-63(V)3 AESAに置換、長距離赤外線センサーの新規搭載など、F-15Cの仕様に近いものとなる見通しとなっている。

Boeingは詳細な改修案の内容については明かしていないが、日本の航空自衛隊で使用されている機体については、近代化改修により機体寿命を大幅に延長することが可能との見方を示している。

Boeingは日本の航空自衛隊が使用している機体がいつ頃機体寿命を迎えるかなどについてもコメントはしていないが、Wikipedia(日本語版)では、「空自の年間飛行時間から換算すると初期生産分の機体が基本寿命である8,000飛行時間を迎えるのは2025年あたりとなる」と記述されている。

今回のBoeingによる近代化改修案の骨格となるF-15Cは機体寿命を2040年まで延長させるものとなっているため、業界では別名「2040C」とも呼ばれている。


米空軍はF15を2040年代まで使用する事にしたが、F35が高価すぎて充分な数を確保出来ないほか、対空戦闘ができないへなちょこの空戦性能への不満や、遅々として進まないソフトウェア開発の目処が立たず、実戦に投入できないことが大きい。

私はF-35を必要以上にディスっているのではない。事実を述べているだけだ。

JAPAN AEROSPACE:Boeing promotes F15 as air-to-air missile truck
【FlightGlobal】12 OCTOBER, 2016 BY: GREG WALDRON TOKYO

Boeing believes there are several upgrades that can be applied to Tokyo's fleet of F-15J air superiority fighters, which could both extend the type’s service life and greatly enhance its capabilities.                           
ボーイングは東京の空を守るF-15J制空戦闘機の各タイプの耐用年数を延長することができて、その能力を強化することができと考えています。

Jim Armington, Boeing’s defence head in Japan, says the airframer has shared ideas about possible F-15 upgrades with Tokyo, but declines to comment on specifics.

ジム・アーミントン(ボーイング日本防衛関連担当)は、F-15の機体構造をアップグレードについての考えを日本政府と提案したようだが詳細はコメントできないとのこと。                                                               
“The JASDF [Japan Air Self-Defence Force] is looking at missions, and the F-15 has a lot of potential,” he says.
                                                                    「JASDF[航空自衛隊]の任務を鑑みると、F-15には多くの可能性があります」と、彼は言います。

Armington does, however, confirm that there are many hours left on Tokyo’s airframes, and that with the technology available today, its F-15J fleet could “leapfrog” technologies now present in the market.

アーミントン氏によれば日本の機体にはまだ耐用年数に余力がある。そして、現用テクノロジーでF-15Jを改修すれば、現用戦闘機の中で最も優れた戦闘機になることができるという。                                                        
“There are a lot of options,” says Armington, a former F-15 pilot. “These include AESA [active electronically scanned array] radars, a new mission computer, a new electronic warfare suite, conformal fuel tanks, and additional missiles.”

「多くのオプションがある」と、アーミントン(元F-15パイロット)氏は解説する。これらは、AESA[アクティブフェイズドアレイ]レーダー、新しい任務コンピュータ、新電子戦システム、複数搭載ミサイル搭載可能のコンフォーマルタンクを含みます。                                                                        
A model on display at Boeing’s stand at the Japan Aerospace show depicts an F-15 loaded with 16 Raytheon AIM-120 AMRAAM air-to-air missiles: double the load now available.

国際航空宇宙展のボーイングブースではF-15模型にレイセオンAIM-120AMRAAM空対空ミサイル16発を搭載しており、現行の二倍の搭載量になっている。                                
Armington says the cost of upgrading legacy jets would be considerably less than obtaining new aircraft.
                                                                    アーミントン氏は従来の戦闘機をアップグレードする方が新戦闘機を取得するよりコスト的に有利であると主張する。

In 2015, Boeing unveiled an enhanced version of the F-15C designed to keep the model operationally relevant through to 2040.                                                                       2015年ボーイングは2040年まで第一線として運用可能なF-15Cの強化バージョンを公開しました。                                                                                        Called 2040C, the upgrade package included “quad-pack” munitions racks designed to double the aircraft’s air-to-air missile payload to 16 and conformal fuel tanks for extended-range flights.                                                                                2040Cと呼ばれるアップグレード案は、航続距離を伸ばすコンフォーマルタンク(機体一体化型増漕)と空対空ミサイルを従来の二倍16発搭載するように設計された「クワッド-パック」ミサイルラックを取り付けます。                                                                   The package also included Raytheon’s APG-63(V)3 AESA radar and a long-range infrared search-and-track sensor for a claimed “first sight, first shot, first kill” air-to-air capability.

レーダーをRaytheon APG-63(V)3 AESAに置換、長距離赤外線センサーの搭載し、「ファーストサイト・ファーストショット・ファーストキル」のセオリーを実践することができる。                                           
Will Lane, of Boeing’s F-15 sales and marketing team, says new-build F-15 aircraft can accommodate extra missiles on an additional outboard hardpoint. For legacy fighters, including those operated by Japan, fitting an outboard hardpoint would be difficult and expensive, so a better option is to double the number of missiles carried under the fuselage, to eight.

ボーイング営業マーケット担当ウィルラーン氏によれば外部ハードポイントに更にミサイルを吊るす余地もあると言が、 日本の場合高価なミサイルを外翼のハードポイントに吊るすのは8発までとし、胴体下を従来の2倍(8発)とするオプションが良いと勧めている。                                    
“For legacy jets, we can increase the missile load to 16, but for new jets we can offer 20,” says Lane.

ラーン氏によれば、16発ではなく20発搭載することも可能だと言う。         
The air-to-air mission is a high priority for Japan. In a hypothetical conflict with its main regional rival, China, it would need to contend with waves of cruise missiles in addition to China’s growing air force.                                                                        日本の場合は防空戦闘が高い比重を占める。仮想敵国でありライバルの中国の、増大する中国空軍力と巡航ミサイルによる飽和攻撃に対応する必要がある。
Advanced F-15 2040C 概要

・発射装置を改良してAIM-120C空対空ミサイルを8発から16発最大20発まで搭載


IRST (赤外線追尾システム)搭載

・新型電子戦システムEagle Passive /Active Warning Survivability System(EPAWSS)搭載

・外部燃料タンク をコンフォーマル燃料タンクに交換

・機体寿命20000時間で寿命延長。 

Advanced F-15 2040C   2016/7/18(月) 午後 2:24 

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日本独自の近代化改修は不十分だと言わんばかりである。遂にボーイングが遅々として進まない自衛隊のF-15MSIP近代化改修と貴重な戦力を廃棄しかねないF-15JPre-MSIP機の存在に危機を感じ、F-15J/DJのAdvanced F-15 2040C並みの近代化案を提案してきた。

文面を読む限りF-15JPre-MSIP機も含めた提案である。

防衛省はF15Jの近代化改修を少数ずつ繰り返しているが改修が進まず、日本のF15Jは米軍Advanced F-15 2040Cより1世代近い性能の劣る戦闘機になってしまった。

 F-15 2040Cは最新の電子装備「EPAWSS」を搭載し、最新の対空ミサイルAIM-120Cを最大16基搭載できる。

米空軍は敵防空圏への侵入はステルス戦闘機で行うが、それほど危険でない任務はF15に担当させる方針のようだ。

日本への提案はレーダーをF-15C改修型と同じ最新のAPG-63(V)3 AESAへの換装と、機体寿命延長が中心になっている。

2016年8月に防衛省は、2017年度予算概算要求をおこなっているが、F15Jの改修費用を要求していました。

内容は空対空ミサイルの搭載可能数を増やす他、耐久性の向上を図るとなっていて、ボーイングの提案はこれに呼応するものになっている。

最近日米が重視しているデータリンクによる情報共有なども、盛り込まれると思われます。

現在はAWACSやE2Cなど早期警戒管制機の性能に大差があるので、F-15Jでも中国空軍から我が国の空域を守ることができるが、日々脅威は増している。

これで空自のF-15J Pre-MSIP機とMSIP機の改修が進む可能性がある。
F-35をこれ以上の追加配備せず、F-15を近代化してF-2後継戦闘機+無人戦闘機編隊2030年F-3+無人ウイングマン構想  )の出現まで繋ぐのが理想だと思います。


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Unmanned Wingmen For Japan’s Piloted Force Planned For 2030s 【AviationWeek】Sep 23, 2016 日本が2030年代供用開始を狙う無人ウィングマン構想を発表 日本語訳 【航空宇宙ビジネス短信T-2 2016年10月4日火曜日

Japan lays out a plan for pilotless combat aircraft to help fighters                                 日本は無人戦闘機が有人戦闘機を補佐する構想を持っている
Air-combat maneuvers will be far more challenging than strike missions for artificial intelligence, so countries planning autonomous warplanes are generally looking at trying air-to-ground first.

人工知能には航空戦闘での機体操縦は攻撃任務より難易度が高い。このため自律飛行可能な軍用機開発を目指す各国は対地攻撃任務から着手するのが普通だ。

But to many Japanese ears, unmanned strike sounds too offensive—in both senses of the word. Probably for that reason, the country’s defense planners are proposing to leap directly into air-to-air automation. Limiting the challenge, they propose high-performance robotic aircraft that would fly as helpers for manned fighters; a pilot would issue commands. And at first the aircraft, called Combat Support Unmanned Aircraft or unmanned wingmen, would fly ahead as sensor carriers, only later taking on the role of shooting.

だが日本人にとって無人機による攻撃はあまりにも乱暴に聞こえるので、同国の防衛企画部門は一気に空対空の自動化を提案しているのだろう。この課題を実現すべく、有人戦闘機とともに飛行し、支援する高性能無人機の提案が浮上している。パイロットの指示を前提とする。機体は戦闘支援無人機またの名を無人ウィングマンと呼ばれ、まずセンサー搭載機材として前方を飛行し、その後攻撃任務を実施するはずだ。

This family will appear in the 2030s, according to a technology road map for pilotless aircraft published by the defense ministry’s purchasing office, the Acquisition, Technology and Logistics Agency (ATLA). The ministry previously discussed concepts for unmanned wingmen but has now advanced its plans. The road map will also include a ballistic-missile defense (BMD) type that would go into service in the 2030s. 

機体はファミリー構成で2030年代に登場するとの技術ロードマップを防衛省の外局である防衛装備庁(ATLA)が発表した。防衛省は以前にも無人ウィングマン構想を検討していたが、今回はさらに前進させている。ロードマップには弾道ミサイル防衛用の機材も2030年代に供用開始するとある。

The plan divides unmanned aircraft into five types, including the two simplest—small, portable ones and those that operate with line-of-sight communications—which Japan already has in service. A third category, which the country is still working on, are those that need relay communications by satellite, such as types the U.S. has relied on for years, like the General Atomics MQ-1 and MQ-9 and the Northrop Grumman Q-4 in various versions. Then there are pilotless combat aircraft and, lastly, aerostats and solar-powered airplanes, both for extremely long endurance.

構想では無人機を五種類に分類し、まず二型式が最も簡単な構造で小型で運搬可能な見通し線外の通信用で日本はすでに供用中だ。三番目はまだ完成していないが、衛星通信の中継用の機材で米国にはジェネラルアトミックスMQ-1、MQ-9やノースロップ・グラマンQ-4の各種がこの任務を実施している。その後に控えるのが無人戦闘航空機で最後に長時間飛行用の軽量機や太陽光動力機がある。

ATLA says resources will be directed toward the third category, for ballistic missile defense, and the fourth, for air combat, meaning that they have priority. 

ATLAはこの内第三種と第四種に資源を集中配分するとし、優先順位がミサイル防衛と航空戦闘にあることがわかる。

The agency makes no mention of the BMD aircraft carrying weapons. Instead, the type seems to be envisaged as a sensor carrier, presumably using an infrared detector descended from the Airboss system that was tested in 2007. A simple concept design in ATLA’s road map document shows that it would be of a conventional configuration for high-altitude, long-endurance operation, with an extremely slender wing and what appears to be a twin pusher propeller-engine installation, similar to the Boeing Condor of the late 1980s. The sensor is shown in a turret in the upper nose (see concept, page 21).

同庁はこのうちBMD用途の無人機が武装するか明らかにしていない。むしろセンサー搭載機として2007年にテスト済みのエアボスシステムから赤外線探知機を派生させるようだ。ATLA作成のロードマップでは高高度長時間運用の機材に典型的な機体構造を示しており、極端に細い主翼とプロペラ推進式双発構造のようで、ボーイングが1980年代末に開発したコンドルに類似している。センサーは機首上部のタレットに搭載している。

The ministry’s Technical Research and Development Institute (TRDI) first discussed the concept of the unmanned wingmen at least six years ago. It then conceived of such aircraft entering into service in the 2040s and working with a suitably upgraded version of the country’s proposed next fighter, the F-3. The first version of the F-3 is expected to enter service around 2030.

防衛省技術研究本部(TRDI)が無人ウィングマン構想を検討開始してから少なくとも6年経過している。同本部はその後、2040年代に供用開始で、提国産新型戦闘機F-3の性能向上型と一緒に運用するとしていた。F-3初期型は2030年ごろに供用開始の見込みだ。

ATLA now says Japan will “acquire high-autonomy technology to realize an unmanned wingman for the F-3 in 15 to 20 years.” Entry into service before 2035 is probably not intended, since the agency proposes that technology be demonstrated in fiscal 2029–33. In that case, the F-3 would still get an upgrade to make it compatible with unmanned wingmen, but the modified version would appear sooner than was previously planned.

ATLAは「高度自律飛行技術による無人ウィングマンがF-3で利用可能となるのは15年から20年後」と見ているが、2035年より前には実用化にならないだろう。と言うのは同庁が技術実証を2029年から2033年になるとの見込みを出しているからだ。F-3に無人ウィングマンとの共同運用に向けた改修が必要となる。

The first type of unmanned wingman to appear would be a sensor aircraft. ATLA’s concept drawing shows three flying ahead of a fighter with which they would have a data link. This is the concept that would be achieved in 15-20 years.

無人ウィングマンの最初の型式はセンサー機だろう。ATLA発表の概念図では戦闘機の前方を飛行し、データリンクを確立するとしている。この実現は15年から20年後だろう。

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The Japanese defense ministry envisages unmanned wingmen firing missiles, searching for targets and luring and defeating missile attack. Source: Japanese Defense Ministry
防衛省が想定する無人ウィングマン編隊は敵ミサイルをおびき出し、敵標的を探知する


More than 20 years from now, there would be a second type—or perhaps a second version, using the same airframe and engine as the first. It would fire weapons. Also after 20 years, the sensor type or version would take on the role of a missile sponge. Since the sensor-carrying wingman would have to cost much more than missiles fired at it, and could not possibly accept hits, ATLA must expect it to routinely defeat attacks in the sponge role, using maneuver and electromagnetic countermeasures.

20年以上先に二番目の機種が同じ機体とエンジンを共有し武装運用可能な機体として登場するだろう。また20年後にはセンサー搭載型は敵ミサイルを吸収するスポンジの役目を果たすはずだ。センサー搭載型のウィングマンは敵ミサイルの価格を上回るので、敵ミサイルの命中を受けることは受け入れがたい。ATLAはスポンジ任務で敵攻撃を不調に終わらす構想で機体操縦制御とともに電磁対抗措置を活用する。

ATLA shows two concept designs for the unmanned wingman in low-resolution pictures that may or may not bear some resemblance to what is eventually deployed. One has a broad body, blended into a stubby wing that has perhaps 45-50 deg. of backward sweep on the leading edge and moderate forward sweep on the trailing edge (see concept, above). The design is shown operating in all three roles. The other concept design, with a longer, skinnier body, has about 60 deg. of sweep on the leading edge and a conventionally aft-swept trailing edge. It looks fast, except it has the draggy and unstealthy feature of a large underslung pod extending almost to the nose, presumably carrying a radar. This design is shown only as a sensor aircraft. 

ATLAは無人ウィングマンの構想図を二通り公表している。一つは広胴で主翼が胴体と一体化されており、45度から50度の後退角がつく。もう一つの構想図は全長が細長く、後退角は60度と高速機のようだが、機首近くについたポッドで抗力が大きく、ステルス性は乏しいようだ。レーダー搭載ポッドだろう。これは明らかにセンサー搭載専用機材だ。

The unmanned wingman would be under the control of the F-3 pilot but would devise its own tactical maneuvers, reporting back its planned moves. That suggests that the pilot would give general instructions, such as where to search or what to attack, and the drone would work out how best to execute them. It would do things that a piloted aircraft could not, the agency says, probably meaning it would pull maneuvers that a human could not withstand. That would contribute to surviving enemy missile volleys.

これに対し無人ウィングマンはF-3パイロットが制御しつつ、単独戦術行動が可能となるだろう。パイロットはおそらく一般的な指示で探査あるいは攻撃すべき場所を与えると無人機が自動的に最適行動をとるのだろう。また有人機では不可能な仕事もこなすと防衛装備庁は説明しており、人体が耐えられない高G操縦で敵ミサイル攻撃に対応できる。

The progression from only searching to attacking and dodging is consistent with expectations outside Japan on the likely evolution of artificial intelligence and its capacity to choose maneuvers. 

探査から攻撃、さらに回避行動まで取らせるのは日本国外での無人機の発展と同様で人工知能技術の向上で飛行行動の選択肢の広がりを期待しているのだろう。

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A Japanese unmanned aircraft for detecting ballistic missiles is anticipated in the 2030s. Source: Japanese Defense Ministry                                     弾道ミサイル探知用の無人機は2030年代に実用化されるとみられる                      
Saab, for example, has published a technology sequence in which an optionally mannedGripen E/F would progress from the current capability of automatically holding altitude and navigating by waypoints to performing “basic air traffic maneuvers” and takeoffs and landings. Later the fighter would be autonomously capable of basic maneuvers needed for maintaining a relative position with a flight leader—presumably, a manned fighter. That looks like the level that the Japanese unmanned wingman needs for the sensor role.

Saabは選択式に有人操縦となるグリペンE/Fが現在の高度維持自動機能や自動航法から「基本航空移動性能」や離着陸まで自動化できるように進展するとの技術推移の姿を公表している。その後に同戦闘機は自律運用で基本飛行制御をこなし、編隊長(有人機)から一定の位置を維持したまま飛行できるようになる。この考えは日本が無人ウィングマンにセンサー任務を期待するのと同じだ。

For the next degree of difficulty, Saab lists aerobatics, such as rolling and looping, and then tactical turns executed in relation to the flight leader. Last, and hardest, are maneuvers for beyond-visual-range combat, such as cranking and pumping. That is probably something like what the Japanese believe they need for an unmanned wingman that attacks the enemy or attracts and dodges missiles. 

次の段階にはSaabはローリングやルーピングのような高等操縦、さらに編隊長に合わせた戦術旋回飛行があるとしている。そして最終段階は最も困難な視程外戦闘で例としてクランキングやパンピングがある。日本も無人機による敵機攻撃や敵ミサイルをおびき寄せ回避する想定で同様の飛行性能を想定しているはずだ。

Power and propulsion studies for the unmanned wingmen are to begin in fiscal 2019. The technologies Japan must develop are high agility, meta-materials (with properties not found in nature) for stealth, morphing structure and bistatic radar.

無人ウィングマンの動力、推進系の研究は2019年度(平成31年度)から始まる。日本がねらう技術は高びんしょう性、メタ素材(天然には存在しない特性)によるステルス性、機体の変形技術とバイスタティック方式レーダーだろう。

With that radar technology, a transmitter is separate from the receiver, but the acquisition agency does not say which aircraft will do what. One possibility is that the sensor wingman will transmit and the shooter wingman will receive. But it would also be possible for the manned fighter to be the silent receiver, or for it to transmit safely in the rear of the drones while they silently close in for the kill.

このレーダー技術では送信機と受信する機体は別になるが、防衛装備庁は具体的な運用方法を述べていない。可能性としてはセンサー任務のウィングマンが発信し攻撃任務のウィングマンが受信役にまわるのだろう。有人機が受信するか、無人機の後方から安全に発信して無人機に気づかれないように接近させ敵撃墜を狙うことも可能だろう。

The F-3 is likely to have much greater range than the unmanned wingmen. The sensor drones could be of moderate size, however, so they could conceivably be carried near to the combat zone and air launched. ATLA says that in 2011 Japan completed development of a jet-powered reconnaissance drone that can be launched in the air and then land on a runway. An F-15J can carry two, each weighing 750 kg (1,650 lb.).

F-3の作戦行動半径は無人ウィングマン機をはるかに上回りそうだ。センサー任務の無人機は大型機になるだろうが、運用上は戦闘空域の近隣で運用させるか、空中発射とすればよい。ATLAは2011年にジェット推進式無人機の開発を完了したと述べており、空中発射式で滑走路に着陸できるとしていた。F-15Jは二機を搭載でき、各機は自重750キロだ。

Alternatives would be to use inflight-refueling—which could be repeated often on each mission, since there would be no tired pilot aboard—or perhaps to accept that many unmanned aircraft must be built to support frequent shuttling to and from the combat zone where on-station time would be short.

別の方法は空中給油をミッションごとに数回繰り返すことだ。疲労を覚えるパイロットがいないことで無人機は戦闘空域に何回も往復移動して短時間しか戦闘空域に留まれない欠点を補うのだろう。

The latest concept for the F-3, devised in 2014, envisages a fighter with great endurance and armament at the expense of maneuverability. 

F-3構想の最新版は2014年に改定され長距離飛行と大武装を重視する一方で機敏な操縦性は犠牲にしている。

The unmanned recon drone launched by an F-15 was a product of Fuji Heavy Industries, Japan’s specialist in unmanned aircraft. The company is presumably well placed to build the unmanned wingman, too, although rival Mitsubishi Heavy Industries is the national specialist in combat aircraft. 

F-15から発射する無人偵察機は富士重工業が製造し、日本では同社が無人機では主導的なメーカーだ。無人ウィングマンの製造でも同社が有利な立場になるとみられる。対抗する三菱重工業が戦闘機の製造では高い知見を有する。
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ウイングマンといえば昔少年ジャンプに連載していた桂正和の漫画ウイングマンを連想してしまうのは、40代50代の世代だろうか?
ウイングマンとは、広義には自機と編隊を組む友軍機をさし、狭義にはその編隊内において指揮官部隊長隊長が搭乗する長機とペアになる機のこと。ウィングメイトとも言います。
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弾道ミサイル探知用の無人機の方はどことなくブコダイか、印象的な一つの目がエバンゲリオン綾波レイ搭乗の零号機に印象が重なりますね。

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ついでに漫画がらみで言えば、ウイングマンというより漫画NARUTO -ナルト-におけるナルトの影分身の術に近い発想かもしれませんね。
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世界に先駆け二足歩行ロボットアシモが出来たのは、手塚治の漫画鉄腕アトムがあったからこそであることは有名な話であるが、日本の兵器開発も、多少こういったアニメや漫画の影響もなくはないような気がします。





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First F-35 for Japan   航空自衛隊向けF35の1号機の前であいさつする杉山良行航空幕僚長
 航空自衛隊に配備される最新鋭ステルス戦闘機F35の1号機が23日、テキサス州フォートワースのロッキード・マーチン社の工場で初公開された。F35は他の航空機や艦船と情報共有できる能力が従来機と比べ飛躍的に向上しており、日米一体で防衛力の強化を狙う。
イメージ 1F35は老朽化したF4戦闘機の後継機で、空自は計42機を取得する計画。10月に日本側に正式に引き渡され、当面は西部アリゾナ州の空軍基地でパイロットの訓練に使われる。ロッキードによると、2018年に三沢基地(青森県三沢市)に配備される予定。
航空自衛隊向けF35の1号機の前であいさつする若宮健嗣防衛副大臣=23日、米テキサス州フォートワース(共同)                                                        公開の式典に出席した杉山良行空幕長はF35の性能について「航空作戦の様相を大きく変える」と強調。若宮健嗣防衛副大臣も「日米同盟強化の象徴だ」とアピールした。米国防総省高官やロッキードの幹部も参加した。(共同)
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F-35Aは今年の8月初頭に初期戦闘能力(IOC)の獲得が宣言され、8月中旬には空自向けの初号機の組み立て/塗装が完了し画像が公開されていました。

初号機を含む4機はアメリカのフォートワース工場にて、そして38機が愛知県の小牧南工場にてライセンス生産され、合計42機のF-35Aが航空自衛隊に導入される予定。

米国防省は「F35」のアジア太平洋地域の整備拠点を北太平洋は日本、南太平洋はオーストラリアが担当、2018年初頭までに運用を開始する見通しと発表。日本では機体を三菱重工業の小牧南工場(愛知県豊山町)、エンジンをIHIの瑞穂工場(東京都瑞穂町)で整備する予定。
 
また航空自衛隊のF-35Aが青森県の三沢基地に配備される一方、短距離離陸・垂直着陸機(STOVL)タイプとなる米軍の「F-35B」は山口県の岩国基地に来年配備される予定。


なかなかシャープな動きを披露しているので、F-35が駄作機でないことを願うばかりだが、私のブログ記事でこれまでの経緯を参照するとわかるが、納入される機体がF-35ではなくF-22であれば、もしくはF-15SE、F-2改、タイフーンであったのなら・・
F-22であればどれだけよかったか・・・私はF-35を我が国に最適な戦闘機とは思っていない。

とはいえ、J-20やJ-31のポンコツステルスなら鎧袖一触の性能を有する我が国の空を守る新型機であるのだ・・・、頑張ってほしい。

当初FXは1998年アメリカ防衛予算法に「オビー修正条項」が明記されてはいたものの、特例でF-22は日本のFXに採用されるのではないかと思えた。

「オビー修正条項」は機密漏洩の対策が確立するまで、F-22の輸出を禁止するもので、2007年には輸出に向けて条項撤廃の動きがあったが、F-22の輸出を2015年まで禁止する条項を国防歳出法に明示していた。

しかし、2009年4月の北朝鮮によるミサイル発射実験、2ヵ月後の地下核実験の強行、2010年の韓国海軍哨戒艦沈没事件・延坪島砲撃事件の発生、F-35の開発の遅れなど情勢の変化に伴い、その都度日本への輸出解禁の動きや生産継続の議論が行われるなど、日本はF-22が輸出承認されるまで、時間稼ぎをした。

ところが、ゲーツ国防長官が2011年にF-22を187機の生産で打ち切る決断をして、生産ラインも撤去するという荒業まで行い、日本はF-22を諦めざるをえなかった。

だが、F-35初号機の引き渡しが2016年の今年なのだから・・・製造ラインさえ閉鎖されなければF-22を待ってもよかった。おまけに、米国では今年F-22生産ラインの再開の可能性について議論されている。

F-22を断念してからの日本のFX選定は迷走した。F-22モンキーモデル、F-15SE、F-2改、ユーロファイター、F-35と迷走した。私は、開発が遅れるF-35が最もふさわしくないと思っていた。結局はF-35かもしれないとは思っていたが、F-35がFXに選ばれたのは正直ショックであった。

米国などでF-35駄作機であるという様々な声が航空機設計者や現場から聞こえてきた。おまけに安全保障の専門家アウグスト・コール氏とP・W・シンガー氏の共著で書いた近未来小説「Ghost Fleet: A Novel of the Next World War(原題)」ではF-35が欠陥機で軍事作戦に失敗したと設定になっている。

航空自衛隊におけるF35に求められる主たる性能は迎撃ミッションである。飛行性能はすべてが明らかになっているわけではないがF-16の設計者Pierre Sprey氏によれば、F-35はマヌーバ(戦闘機同士の接近戦ドッグファイトや曲技飛行)できないという。現場からもドックファイト能力に欠けると苦情が出ている。カウンターステルス技術も日進月歩となっているのでF-35がステルス機でなくなったら駄作機である。

ただし、F-35に搭載するノースロップ・グラマン社製のAN/APG-81 AESAレーダーは優れ者である。空の戦いでは先に敵を発見した側が圧倒的な優位となる。これは航空機同士の戦闘が始まった第1次世界大戦から現代に至るまで変わっていない鉄則だ。

AN/APG-81 レーダーはアクティブ電子走査アレイ(AESA)によるアクティブ・フェーズド・アレイ・レーダーであり、F-22Aに搭載されているAN/APG-77の技術を元に開発されたもので、基本的な機能はほぼ同じである。これには、さまざまな空対地・空対空モードを持つとともに、電子戦能力も付与されている。また、F-35の機首に合わせるため、AN/APG-77と比べて送受信モジュールの削減と小型・軽量化が図られており、公式最大探知距離は2/3の166.7kmとなっているが、実際のAPG-81の素子モジュール数は、公式1200個ではなく1676個であった為(なんと日本の方が数えた)公式発表より単純計算で1.4倍の探知距離を持っている可能性がある。



F-35のAN/APG-81 レーダーはPAK-FAT-50の搭載するベルカレーダーのモジュール数1552個を8%上回り小型であるのでるのでPAK-FAT-50と互角より若干優位に戦えるであろうし、中国のなんちゃってステルスのJ-20やJ-31に対してはは鎧袖一触であろう。

だが、空対空戦闘に限ればF-35はF-22の能力を下回る。F-22のAPG-77レーダー素子モジュール数は、公式1956個であり、公式数ですら上回り、実際はその何割か増しと考えれば、F-22VsF-35の空戦ではF-22がF-35がF-22を発見する前にミサイルを発射しF-35は歯が立たない可能性が高い。勿論将来的にはF-2後継機F-3にはF-35は手も足も出せない可能性が高い。


F35Aは最高速度がマッハ1.6、航続距離は約2200キロとされている。航空自衛隊の現用主力機であるF15Jは最大速度マッハ2.5、航続距離約4600キロ、既に退役を始めているF4EJ改戦闘機でも最大速度マッハ2.2、航続距離約2900キロと、いずれの数値もF35Aは下回っている。これは致命的だ。

航空自衛隊がF35Aを配備する場合、領空侵犯機への対処が主要な任務となるが、短距離ミサイルの90式空対空誘導弾(AAM3)、04式空対空誘導弾(AAM5)、中距離ミサイル99式空対空誘導弾(AAM4)などの国産装備を搭載できるようにしなければならないのだが、現行の仕様では、短距離空対空ミサイルをウエポンベイに搭載することはできず、主翼下につり下げることになっている。これでは、ステルス性能が低下するだけでなく、速度や機動性にも大きく影響する。主要任務で売り物のステルス性能が限定されるようでは、航空自衛隊がF35Aを導入する意味がない。

F-4ファントム充足分の42機は支援戦闘機として導入するのはやむを得ないとしても、F-15pre-msip機代替後継機とならないことを願うばかりです。




2014/6/26(木) 午後 11:57 

平成の烈風F-35Jは飛ぶのか? 
2012/2/23(木) 午後 11:35 





F-35遂にFX候補より脱落か? 
2011/5/20(金) 午後 6:37 

FX機種選定未だ決着せず 
2010/11/18(木) 午前 2:09













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残念なお知らせ
機体が揃っても戦場にこのままでは投入できない.....とにかくIOC宣言で早く戦力化を実現したい米空軍、巨大すぎて潰せないことをいいことに管理しきれていないロッキードはペンタゴン内部から正直なコメントが出て関係者は困惑しているのでしょう。でもどちらが正しいのか。これから時間が経つとはっきりしてくるでしょう。今回の指摘事項にはこれまでお伝えした内容と重複する部分と実際の運用部門でないとわからない新事実も含まれています。米空軍、ロッキードもここまで来るとほとんどフィクションの世界を信じるしかないのでしょうか。まだ自殺者が出ていないのが不思議といえば不思議ですが。ギルモアメモが正しいとすれば関係者の精神健康はおかしくなっても不思議はありません。むしろ西側の防衛がこの機体のせいで大きな後退とならないように祈るばかりです。逆にロシア、中国等は同機の評価をする良い機会でしょうね。

The F-35 Stealth Fighter May Never Be Ready for Combat
Testing report contradicts the U.S. Air Force’s rosy pronouncements

by DAN GRAZIER & MANDY SMITHBERGER
https://warisboring.com/the-f-35-stealth-fighter-may-never-be-ready-for-combat-5c1180d6e2b1


F-35はペンタゴン史上で最高額の調達事業となったが日程の遅れ、大幅な予算超過やぱっとしない性能評価に苦しまされている。

米空軍が8月に空軍向け機材は「戦闘準備完了」と宣言し、報道の大部分は事業が曲がり角へ到達したと大々的に書き立てたがペンタゴンの試験評価トップが出した文書は空軍によるテスト結果を元にしつつ宣言は時期尚早だったとしている。

作戦テスト評価部長マイケル・ギルモアの出したメモは痛烈だ。F-35は「成功からはずれたコースにあり、ペンタゴンが4,000億ドル支出したブロック3Fの性能をフルに引き出すこともこのままだたと失敗する」
メモは16ページに渡り、まずBloombergが報じた。内容は同事業のトラブルがどこまで深いかを示し、全納税者が期待する基本性能でさえ実現できていないと述べている。

ペンタゴン試験評価部はF-35は戦闘に出せない、「想定ミッションをこなせず、現存する脅威対象に対抗できないため」としている。

現状のままではF-35は戦闘空域から離脱し他の機体の助けを求めるしかない。なぜなら敵脅威の位置をつかみ、回避し、目標を捕捉し敵戦闘機と交戦する能力に欠陥があり、搭載兵装が限定(爆弾二発、空対空ミサイル二発)されるため他機の支援が必要だからだ」

メモでは事例を上げてF-35Aは現行機種より能力が劣るとし共用事業推進室や空軍将官が出してきた好意的評価の数々は虚偽であったと明確に指摘している。

そうなると航空戦闘軍団司令官ホーク・カーライル大将が最近の記者会見で発言した内容や共用事業推進室長クリストファー・ボグデン中将の議会内証言はメモ内容と真っ向からくいちがうことになる。

「F-35Aは全装備中で最も強力な存在になる。なぜなら現行機では不可能な場所にも進出して現代戦に必要な性能を発揮できるからだ」とカーライル大将はIOC発表時に述べていた。

だがギルモアはこれは事実ではないとし、空軍も事実を先に知っていた証拠があるという。

空軍は戦闘能力獲得の宣言の前に評価を実施している。今回の作戦テスト評価部長メモでは空軍の事前評価テスト結果と全く同じ結論が得られたとしF-35の性能不足を残酷なまでに暴露している。

議会、国民が同機の欠陥を知る事に至ったのは議会が第三者試験機関の設置を1983年から義務化しためという事実は重要だ。現部長はどこにも所属せず誠実な人物だ。

限定付き戦闘能力


空軍は議会に対し初期作戦能力(戦闘態勢完了)の根拠は現行F-35A(ブロック3i)で基本ミッション三種類が実施可能になったためとしている。近接句空支援、航空阻止並びに限定付き敵防空体制攻撃だ。

各軍は新型F-35を連続「ブロック」の形で受領する。各ブロックで先のブロックを上回る性能を実現する。空軍が今回戦力宣言した機体にはブロック3iという暫定版が搭載されブロック2Bが使っていた時代遅れのコンピュータを新型に取り替えている。一方でブロック3F開発が遅れており、この搭載で契約上の戦闘能力をすべて実現することになっている。

米空軍の現行仕様では長距離空対空ミサイルは二発しか搭載できず(ドッグファイト用の短距離熱追跡ミサイルは搭載しない)地上攻撃用の爆弾は二発のみとなる。兵装搭載がここまで成約されたのはソフトウェアの不備のせいであり、機体にはもっと多くの種類の兵装搭載の余地がある。

.ただしこれ以上の兵装は外部搭載する必要があり、航続距離とステルス性能が下がることになる。

次に控えるソフトェアのブロック3Fは開発で現在大きな問題に直面している。2001年に多様な武装を搭載する想定があったが、F-35をこのために作戦テストするのはまだ先のことであり、現行機材には大きな影響は生まれていない。

そこで当面は現行F-35を戦闘に投入するとしても(作戦テスト評価部長メモは明確に不可能とする)、搭載可能な弾薬類が限定されることでF-35のフライトは短距離限定となるだろう。

もう一つの根本的欠陥は機関銃が使えないことだ。ブロック3i 機には機関銃運用はできない。なぜならブロック3Fで初めて稼働可能となる予定でこのソフトウェア開発は完了していないためだ。この事実はすでに多方面で報道されている。さらに最新型ヘルメットが銃の照準を合わせる唯一の手段だ。

最新の作戦テスト評価部の報告書では機関砲で別の問題があると指摘している。空軍のF-35Aについてで機関砲を内部搭載するのは同型のみ。(海兵隊、海軍仕様は機体下部に外部搭載する)

F-35Aのステルス性を確保するため、内蔵機関砲は扉の下に装着し、この扉を発砲時に開閉する。空軍はF-35Aによる初の機関砲射撃の映像を誇らしく公表した。だがドア開閉で機体がわずかに方向を変えることが判明した。ドアの抗力によるものだ。これで機関砲射撃が命中しなくなる可能性が十分ある。

作戦テスト評価部長のメモではこのドアが原因の照準エラーは「正確な射撃性能を定めた仕様の許容範囲を逸脱する」としている。一方、空軍のF-35が搭載する銃弾は181発とF-16の511発、A-10の1,100発と大きく差がある。戦闘では一発の意味は大きい。


F-35の近接航空支援能力で自軍地上部隊が苦しむ

将来の近接航空支援をめぐる議論はまだ続いているが、たしかなことがひとつある。F-35は地上部隊支援の実施がまだできず、永久にできない可能性を示す理由も多数ある。

作戦テスト評価部長メモではF-35がCAS任務に適しているとの意見を根本から揺るがしている。F-35は敵防空網の効率が高い場所での近接航空支援の実施が期待されステルス性能は必須だ。

だがCASが求められる戦闘は通常は敵防空体制の場所では展開されない。メモでも近接航空支援は低防空脅威体制で実施されるのが通例と指摘する。これは同機の近接航空支援は不可能と言っているに等しい。

近接航空支援の議論は空と陸の双方から考えるのが大切だ。

航空部隊は地上部隊と相互に支え合う。近接戦闘が始まるまでに敵の防空体制が無効担っている前提だ。また敵軍も地上戦闘に忙殺され、高性能ミサイルは戦闘地域に持ち込んでいない前提だ。なんといってもミサイルは装甲がなく、移動に時間がかかり、再補充が困難だからだ。

F-35のCAS実施能力は極めて限定されたままだ。

作戦テスト評価部長メモでははっきりと「F-35Aはブロック3i仕様では数々の制約が加わり、CAS任務の効果は現状のF-15E、F-16、F-18やA-10の水準に及ばない」としている。

前述したがF-35Aは「初期作戦能力」ありと認定されているが、爆弾は二発しか搭載できず、しかもこの爆弾の威力が大きすぎるため近接戦闘では友軍の被害を恐れ投下できない。CASでこの爆弾を投下した場合、機体は即座に基地に帰還し再装填して再び戻ってくる必要がある。

F-35Aが使用する基地は戦線から離れた地点となる公算が大きい。というのは、8,000フィート長のコンクリート滑走路に加え膨大な支援装備が必要だからで、このためCAS任務での対応が遅くなる。

友軍地上部隊支援に機関砲が使えないことが痛い。F-35に実用水準の機関砲が搭載されるのは2019年の予定だ。

機関砲はCASではロケット弾より効果が大きい。(F-35Aでは今のところロケット弾は搭載していない) とくに「危険度が高い接近」状況における交戦でこのことは確実だ。敵が友軍に極めて近いところまで進出している状況のことだ。

F-35Aで搭載可能な爆弾二種類のうち小型のGBU-12は500ポンド爆弾で高度250メートル地点から投下した場合友軍が被害を被る可能性は10パーセントと軍のリスク試算表は示している。大した数字に見えないかもしれないが、歴史をひもとけば戦闘の大部分は100メートル以内で発生している。

もしF-35AがCAS任務に投入されるのであれば、我が地上部隊に接近してくる敵には150メートル以上も余裕が生まれることになる。つまり空からの攻撃を恐れずに行動できる範囲だ。

機関砲が有効に使えればこの問題は解決する。F-35は25ミリ機関砲一丁を搭載する。同機関砲の安全リスク距離は100メートル。もちろん安全距離は機がどれだけ正確に飛行し、照準を合わせるかで変わる。

作戦テスト評価部長のメモにあるように機関砲の砲口扉を開けるだけで機体は一方向へ引っ張られ、弾丸が友軍ノ一する手前に落ちるあるいは敵陣の背後に着弾する可能性が残る。

だがこれはあくまでもF-35が戦場上空で十分な時間滞空し、必要とされるときに爆弾投下や銃撃を加えることができる前提だ。F-35は燃料消費が大量との悪評が高く空中給油機がなければ地上部隊用の滞空は不可能だ。

メモでは「F-35の燃料消費量は高く、空中給油の燃料搬入量が低いため給油時間が長く、結果として待機時間が短くなる」としている。

.残念ながら地上部隊は空中給油や再装填が終わるまで待ってくれない。燃料消費量が多いことと機体抗力が大きいことでF-35は行動半径が短く、現場滞空時間は短い。

各型F-35が共通した問題を抱えており、短距離でしか有効性を発揮できないため、対策として給油機に戻る機体があれば別の機体を戦場上空に滞空させることがある。だが、整備陣がF-35を飛行可能状態に保つことで問題があるとすでに指摘があり、同時にローテーション運用が可能となるだけの機数を確保できるようになるか疑問だ。

現状のF-35出撃率でこの問題がすでに浮上しており、今のところF-35の飛行は5日に一回程度にとどまっている。

いいかえるとF-35を12機で運用する飛行中隊がアフガニスタンやシリアに進出すると、二機一組のミッションを一日に一回実施して全国を対象にするのがやっとということになる。

データ融合のはずがパイロット負担増に

広報部門や「専門家」から広くアメリカ国民にお金がF-35で無駄になっていないとし、同機には機内センサーが集めるデータと他機のセンサーや地上配備センサーを統合する能力があると宣伝している。

これをデータ融合と呼び、各F-35の搭載するレーダー、ヴィデオカメラ、赤外線シーカー、パッシヴ電子戦受信機で敵位置を突き止め、空中地上の敵脅威を把握する。

F-35の売りの一つとして搭載コンピュータで機内外のセンサーが集めた情報を統合し、センサー情報を一つにまとめて表示するとしている。(既存機種ではセンサーごとに情報を表示している)

単一表示を即座に編隊僚機と共有することで全員が正確かつ確実な標的情報や脅威環境が周囲にあることを認識でき、無線による音声のやり取りで時間を取られることなく、迅速に行えるとしている。
これはそうありたいという姿であって、実際にはF-35では自機のデータを管理統合するのにも苦労し、ましてや僚機や偵察機とのデータ融合はできていないのが現状だ。

テストパイロットからはF-35でセンサーをすべて作動させると実際と違う結果が表示されるとの報告が上がっている。レーダー及び赤外線センサーを同時に作動させ敵機一機を探知すると、2つのセンサーがヘルメット内画像へ敵機二機として表示する。地上標的を相手にしても同じ現象が発生している。

そこでテストパイロットはセンサーは一つだけ作動させて無駄な探知結果を消去している。作戦テスト評価部長によれば「これでは戦闘に役立たずだ。多数の探知手段から結果をまとめて正確に追尾をし、状況認識度を引き上げ敵を突き止め交戦する原則にも反する」としている。

F-35各機のコンピュータが戦闘空域で何が発生しているかを把握するのに苦労するのでは話にならない。だが間違った標的情報を複数のF-35がデータを複数機材データリンク Multi-Aircraft Data Linkで共有すれば問題を複雑化するだけだ。

F-35最大の利点とされてきたものが期待値に達していないだけでなく、パイロットの負担を増やしているのだ。


ロジスティックスのソフトウェア問題


もう一つの問題hが自動ロジスティックス情報システムAutonomic Logistics Information Systemと呼ばれる大規模コンピュータシステムでミッション運用、保守整備診断、保全日程、部品発注をすべて自動化する構想だ。だが厄介なALISが頭痛の種になっている。

アップデート版ALIS 2.0.2は米空軍の初期作戦能力獲得宣言と同時に供用開始のはずだったが、実際はIOC時点でも新バージョンはまだ完成していない。ロッキードがプラット&ホイットニーの独自エンジンコンピュータデータシステムをALISに統合できていないためだ。

ALISは機内と地上のコンピュータをつなぎ、ソフトウェアで世界規模のネットワークを形成し、F-35の毎回のフライトで飛行経路、標的、脅威データをアップロード、ダウンロードし保守整備問題を診断し、必要な補修整備を整備陣に指示し、部品発注し、部品装着状態を管理し、機体の改修履歴を見ながら整備陣に予防保全を行わせる。コンピューターコードは24百万行に及ぶ。

同時にF-35配備基地には大型ハードウェアの配置場所が必要になる。最新のALISハードウェア構成は当初よりは小型化し使いやすくなっているが、それでも移動時には立ち上げに数日かかる。このためF-35は簡単に配備展開するのが難しく、作戦運用上で間に合うのか疑問の声があがっている。

たとえば各機のデータを新型ALIS地上コンピュータへダウンロードするには24時間が必要だ。このためF-35を新地点に移動させるとデータ転送だけで丸一日が無駄になる。かつ、データアップロードは一度に一機しかできない。ということはヒル空軍基地所属の最初の「実戦」飛行隊12機を戦闘任務に投入する場合は飛行隊全体の整備活動をALISで開始するまで2週間が必要となる。

ALISのアップロード・ダウンロードでは最高機密のミッションデータを取り扱うため、ALISコンピュータは特別警護施設に格納されており、移動用コンテナー施設の一部となっている。

さらに前線配備施設は大掛かりなことに加え、海外の戦場では民間契約企業に設置運営を任せることになっている。ロッキード・マーティンから業務委託を受けた業者が機体からデータをALIS施設へ転送する。プラット&ホイットニー社関係者もエンジンデータを飛行後点検整備のため転送する必要がある。

開発期間中ならいいが、戦闘現場でこのような仕組みを動かすと配備の邪魔であり、基地選定も民間業者の安全を考慮すれば自ずから限定されてしまう。つまり前線から遠く離れた地点となり、緊急時の対応に時間がかかり、ただでさえ数が少ない空中給油機の出番が更に増えてしまう。

今後の戦闘投入への不安

事業では戦闘対応可能なF-35をブロック3Fとしてシステム開発実証段階(2018年末期限)の終了までに準備するのが狙いだ。

ギルモア部長のまとめでは一部では簡単なフライトテストなど進捗が見られるが、ペースは予定から大幅に遅れ、ブロック3Fのテストが予算内期間内に完了するのは絶望的とする。またフライトテストでこの部分が一番重要な点なのだ。

ギルモア試算では開発テストフライトは最低でもあと一年必要で「予定したテスト項目で新規性能を確認し、数百件残る不具合点を改修する」のだという。

となると2018年までの運用テスト完了は無理だ。

事態をややここしくしているのはこの重要な時期でテスト要員が現場を去っていることだ。テストセンターの離職率は20%近くになっていると運用テスト評価部長はまとめており、交代補充がないと指摘。

ギルモア部長からは整備要員含む関係者の一時解雇も始まっていると指摘があり、技術者やデータ解析者も例外ではない。一時解雇を見てまだ仕事があるスタッフもいち早く次の仕事を探している。

そうなると統合テストセンターに多くの作業が残る中で人員不足が大きな影響を出すと指摘。

管理の不手際さが露呈した形だ。JSFの開発完了まで道は遠いが、関係者は適切な予算配分を図るよりも将来の調達予算増額に熱心なようだ。

JSF関係者としてロッキード・マーティンと政府の双方から繰り返し低率初期生産から脱却の希望が表明されている。議会には465機の一括購入を求め、巨額の前金確保を米国並びに海外軍事パートナーから2018年開始を想定し要望している。

にもかかわらず人員増員や飛行時間の追加の要望は表明されていない。開発をこれ以上長引かせないためにもこれらの手当が必要なはずだが。

生産増となれば修正手直しなければ配備できない機数もそれだけ増えることになる。

米会計検査院は初期製造機を対象に開発テスト期間中に見つかった結果を修正するのに17億ドルが必要と試算している。その分の費用が今後調達されるF-35に上乗せされる。

現時点で175機が運用可能となっている。

2017年にペンタゴンは80機を調達し、2018年は100機を導入する。355機の機材がそろっても戦闘に投入できず、開発、運用両テストで見つかる問題の修正作業に回される。(さらに作業内容の効果を確認するテストも必要だ)

作戦テストと評価は2021年までに完了する気配がない。つまり355機が戦闘遂行可能となるのは採炭で2023年で、2024年あるいは2025年になる可能性は十分ある。言い換えれば355機(これに加えて2018年以降に完成する機体すべて)が戦場に投入されるのはあと7-9年後ということだ。

新問題が浮上すると日程と費用は大きく影響を受ける。現時点で完成済み機材で大規模な欠陥が見つ勝った場合の予算は準備されていない。

開発テストよりも生産準備に予算を当て増産を狙えば各軍と納税者の手元に数百機の運用不能機材が残るだけだ。国防総省には製造ずみ各機を戦闘可能に変える予算がない。各機の使い道は部品取りしかないだろう。


今後のテスト体制が不確かだ

最も心配されるニュースは空軍関係者と共用事業推進室が増産を急ぐあまり、今後のテストは重要視していないことだ。ギルモア部長は「適度な内容の評価試験へ向けた準備企画が停滞している」と報告する。

その証拠としてギルモアは推進室の計画案では戦闘テスト用に量産機を手配していないと指摘。ギルモア部長によれば同計画では作戦テストの実施用に十分な数の最終仕様機材が手配できないと見ている。

「大幅な計画遅れと開発テスト期間中に見つかった問題により大幅な改修が作戦テスト用機材に必要となった。これらの機材は製造中に試験用の配線を施してあり、量産型と同じ仕様にする必要がある」と報告書は指摘している。

報告書ではさらに対象23機に155点もの改修箇所があると指摘し、これがないと戦闘テストの実施ができず、一部の回収作業は実施先が未定のままだという。つまり作戦テスト評価の実施ができないことになる。

推進室が適度な運用テスト案の作成に失敗したばかりでなく、テスト予算の確保にも失敗し、テストそのものに必要な施設が確保できていない。

なかでもフライトテスト用のデータ収集記録テレメートリーポッドの予算が手当できていない。これは兵器発射の模擬試験で得るデータの記録解析用には不可欠な装備だ。ポッドの作動が確認されて安全が確保されるまではテストも実施できない。



イメージ 16
 空軍はIOC宣言前に解決すべき課題を7つまとめているが、そのうち解決したのは4つだけのままIOCを発表した。DOT&E list


報告書では高度に複雑で戦闘状況を再現するテストシナリオに必要なシミュレーション施設がまだ完成しておらず、予定からも遅れているとも指摘している。ただしこれは推進室が過去15年間実現を約束していた内容だ。

この施設は検定用シミュレーターと呼ばれ、現実に限りなく近いコックピットのシミュレーター複数を含み、複数機による戦術シナリオを高度環境を想定して再現するものだ。

F-35の有する多様な性能を試すためには唯一の手段となるのはF-35編隊が直面するはずの脅威内容をすべて再現するには演習地では不可能なためだ。

2001年以来ロッキード・マーティンの技術陣は同施設の生産契約でとりかかっているが、ここまで来ても完成しておらず、作戦テスト評価部は運用テスト開始までに間に合うのか気にもんでいる。

そこで推進室はシミュレーター開発を海軍実験部門に任せることした。

作戦テスト評価部の報告書ではこの検定用シミュレーターが運用開始となるのは予定される作戦評価テスト開始2018年には間に合いそうもなく、完成はその二三年以上後と見ている。


F-35を正しく評価する最後の砦は?


今回のメモでは空軍によるIOC宣言は広報材料以外の何物でもないとしている。

不幸にもギルモア部長のメモはF-35の正しい評価を議会、ホワイトハウス、国防総省またはアメリカ国民に示す最後の機会になる。作戦テスト評価部長のギルモア自身は大統領による任命なのだ。

ギルモア自身は中立性をたもち分別のとれた演技者の役割を果たしている。何度も誘惑に駆られたはずで実際に前任者はこれにたえきれなかったのだが、転職後の防衛産業を意識した見解を示すことで運用テストの失敗を水増しして事業になんの悪影響もないと見せかけることや不十分なテスト案にも眼をつぶることができたはずだ。

政権の任期が終わりに近づくこともあり今後数ヶ月で同じことが発生するかもしれない。新政権が発足すればテスト部門長は交代となる。実力があり勇気のある人物、業界から便宜を受けない人物が職につけば同機を駆って戦闘に臨む男女が危険のない機体で戦闘に勝利を収め生命を守ることができるようになる。数々の遅延がこれまで発生しており、懐疑的な見方をするものもギルモアの任期中に関係者がそう考えてくれることに救いを求めるのではないか。■

This article originally appeared at the website of the Project on Government Oversight.
門出から・・・・この先が思いやられます。

これだけディスられる戦闘機も珍しい!



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21世紀の戦争では、ステルス機が登場し巡航ミサイルもステルス化し見え難い目標も出現し、弾道ミサイルなどの早期探知の必要性、情報共有の更なる高速化、それらに対抗する迅速な対処も求められてきている。

このため、各種センサの高感度化、情報処理システムの高速化、及び各装備間のネットワーク化が追求され、陸海空の各部隊が情報をリアルタイムに共有することで的確な状況認識ができるかが優劣を決する NCW(Network Centric Warfare)ネットワーク中心の戦いの時代となってきている。 

P18~20
(2) 情報機能 

ア 重視事項 

各種事態等の兆候を早期に察知して迅速に対応するとともに、これに必要となる情 報収集・処理体制及び収集した情報の分析・共有のための体制を強化する。

この際、 公開情報、電波情報、画像情報等に関する収集機能及び人工衛星や無人機による
常続監視機能の拡充を図るほか、画像・地図上において各種情報を融合して高度に活用す るための地理空間情報機能の統合的強化を図ることが重要であり、その実現には、情報収集機能、状況判断機能及び情報共有機能が必要である。 

イ 将来技術分野
 <情報収集> 

必要とされる情報収集機能を構成する技術分野は、情報の性質に応じた、情報収集・ 探知装備技術分野及びそれらを搭載して画像等の各種データを取得する人工衛星や 無人装備等の技術分野が重要である。 情報収集体制を強化するためには、電波・光波センサシステム技術、ソーナーに関 する技術、並びに人工衛星、UGS、UAS及びUMSに関する技術が重要である。

 <状況判断> 
必要とされる状況判断機能を構成する技術分野は、指揮統制装備技術分野であり、 情報処理及び情報分析体制を強化するためには、複数のセンサから得られた情報また は事前に取得した敵情報等を融合し、情報共有することで、指揮官等の意思決定を支 援する技術及び艦艇、航空機、地上部隊等の協同交戦を可能とする協同武器管制技術 が重要である。

 <情報共有> 
必要とされる情報共有機能を構成する技術分野は、通信装備技術分野であり、映像 等のデータ容量の多い情報についても広域かつ高速に伝送可能なデータリンクや電波による通信が困難な水中での通信を可能とする水中ネットワーク技術、また各種セ ンサからの情報あるいは事前に取得した敵情報等の広域にわたる情報を各自衛隊間 で迅速に伝達し共有するため、また遠隔地での情報共有を可能とする衛星通信や見通 し外通信等様々な活動地域に対応した指揮通信技術が重要である。また、異なるドメ イン間においてもセキュアかつ効率的なデータ共有を実現するセキュリティ技術も 重要である。

(4) 指揮統制・情報通信能力

 ア 重視事項 
統合運用を支えるための前提となる指揮統制・情報通信能力については、特に
島し ょ部における基盤通信網や各自衛隊間のデータリンク機能の充実・強化を図る。この際、指揮統制システムや通信システムを構成する電子デバイスの脆弱性を補うための電磁パルス(EMP(23)攻撃への対応等、電子攻撃防御が特に重要であり、その実現に は情報共有機能、状況判断機能及び電子攻撃防御機能が必要である。                                     

23 ElectroMagnetic Pulse:高高度核爆発などにより引き起こされる強力な電磁パルスのこと。
      


イ 将来技術分野 
<情報共有>

 必要とされる情報共有機能を構成する技術分野は、通信装備技術分野であり、指揮 統制・情報通信や各自衛隊間のデータリンクを確保するためには、高速・大容量で信 頼性の高い指揮統制・通信装備が必要であり、衛星通信、見通し外通信、ソフトウェ ア無線機、広帯域高出力デバイス及び大容量野外デジタル通信ネットワークからなる 通信システムを実現するネットワーク技術が重要である。 

<状況判断> 
必要とされる状況判断機能を構成する技術分野は、指揮統制装備技術分野であり、 統合運用における指揮統制能力を強化するためには、複数のセンサから得られた情報 あるいは事前に取得した敵情報等を融合することで指揮官等の意思決定を支援する 技術が重要である。 

<電子攻撃防御> 
指揮統制・情報通信能力の脆弱性を補完するためには、サイバー攻撃及び電子攻撃 (EA(24)に対し抗たん性の高い情報通信システムに関する技術のみならず電磁パル ス防護技術が重要である。 
                          
24 Electronic Attack
防衛技術戦略 中長期技術見積 平成28年版 その4 情報・指揮統制はその3 警戒監視と被る部分がある。常続監視機能の無人機等などはその3 警戒監視を参照してください。


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21世紀は指向性エネルギー兵器や電磁砲などが登場し、巡行ミサイルも亜音速から極超音速化し、従来のミサイル中心の戦いから大きくパラダイムシフトが起き始めている。

高度化高速化する脅威に対し、NCW のフローを鑑みれば、確実な探知・追尾を可能とするマルチセンサ技術、有機的 な情報共有・連携を可能とする戦闘指揮・通信技術及び迅速な対処が必要となる。

防衛装備庁ATLA は、マルチセンサ技術分野として、2波長赤外線セン サの研究に加え、電波及び光波の複合センサの 融合による遠距離探知センサシステムの研究を行 う。

戦闘指揮統制・通信技術分野では、サイバー 攻撃対処の研究、ミリ波帯を使用した適応制御ミ リ波ネットワークの研究に加え、更なる高速通信を 目指す将来の戦術データリンクの研究を行う。

ATLAは大学や研究機関との連携を強化するとともに、デュアルユース技術の活用を積極的に行い、 警戒監視能力の向上、情報通信能力の向上、電子対処能力の向上を 推進している。

EA(Electronic Attack)やサイバー攻撃から友軍の監視、情報指揮ネットワークを防御する研究は非常に大きな比重を占める。
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○敵のネットワーク化した脅威に対する通信妨害システムの研究 

情報通信・サイバー攻撃対処技術及びM&Sの積極活用
民生分野で科学技術の進展が著しい情報通信技術やサイバー攻撃対処技術の分野については、各種の技術革新の成果を踏まえた装備品の技術研究開発の推進を図る。さらに技術研究開発の構想段階から全般にわたり、統合シミュレーション技術を始めとするモデリング&シミュレーション(M&S)を積極的に活用する。

高い耐妨害性を有する敵の戦術データリンク及び衛星測位システムに対し、広帯域・高出力の妨害波を適切に制御・送信することにより、有効な妨害を可能とする通信妨害システムに関する研究

各種センサ、通信機材、妨害機器等の装備品が、近年急速に高度化・複雑化していることから、その機能・性能の評価が格段に困難になってきており、研究開発の効率化のために装備品の評価システムを構築することが求められている。

おおむね10年後に評価システムの根幹をなす電子戦評価技術及び電子戦環境模擬技術を実現するために必要な技術課題を解明し得る見込みである。

○ 高速・高信頼のデータ通信を実現する将来データリンク技術の研究

従来個別に使用していた狭帯域の周波数を複数用いて多重化することで、データ通信を従来の数倍に高速化するとともに、各システム間のデータを共有化する技術に関する研究
将来データリンクの研究では、次世代の戦術データリンクとして、既存の周波数帯域を有効に利用するための帯域多重分散技術やデータの確実な伝送に必要な高信頼適応通信技術、また、陸海空の3自衛隊間でのデータ共有をリアルタイムで実現するデータ共有化技術などの研究を実施する事としている。

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我が国においても、今後の陸海空の統合運用や部隊連携を円滑かつ効率的に実施するためには、データリンクを介した情報共有を推進すると共にネットワークの高速化、高信頼化を図る技術研究や、より広範囲に広がる戦場において、他のプラットホーム等のセンサ情報の利用は有効な解決策であり、特に、水平線の見通し線外の捜索追尾のデータ連携やステルス戦闘等における協同交戦の実施には、より高い周波数領域を使った超高速通信の実現が必要であり、これら情報優勢を確保するための技術研究が求められている。

また、ソフトウェア無線技術を活用することで、帯域分散多重化や適応通信技術など各種機能の実現による更なる高速・高信頼通信技術の確立や現用のデータリンクとの情報連接による統合的な情報共有能力の向上を図るものである。

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適応制御ミリ波ネットワーク装置の研究試作は、近年のネットワーク中心の戦いにおいて、増大する 通信所要に対応するため、ミリ波帯において、高速大容量移動通信を実現するための通信システムです。 GaN増幅器を用いたアクティブ・フェーズド・アレイ空中線と通信制御技術を組み合わせることにより、 マルチアクセス、マルチホップ可能なミリ波高速ネットワークの構築を実現します。 

情報通信ネットワーク関連の分野では、民間において携帯電話の普及、無線LAN等による電波資源の所要が増える中、防衛省・自衛隊では現有の周波数資源をより有効かつ効率的な利用技術の研究や現在はあまり使用されていないミリ波等のより高い周波領域の使用などの新たらしいアプローチが必要である。

このため、将来の戦術データリンクシステムを構成する技術の確立を目指した将来データリンクの研究と適応制御型高速ネットワーク技術の研究を計画している。

適応制御ミリ波ネットワーク技術の研究では、これまで、民間ではあまり使用されてこなかったミリ波帯域を使った新たな無線ネットワークの構築を目指している。

これまで課題であった送信出力は、マイクロ波等で実績のあるガリウムナイトライド(GaN)を適用とアレー化による大出力化を行い、更に、天候や気象条件による伝搬環境の影響は空中線ビームの制御や通信方式の制御をアダプティブに実施することでの解決することで安定した大容量ネットワークを構成するものである。

人工衛星
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Xバンド防衛通信衛星3号機(スーパーバードC2号機の 後継衛星)の整備

現在Xバンド防衛通信衛星運用、維持管理等 ・ 商用通信衛星回線の借り上げ、衛星通信器材の整備・ 維持等 を行っているが、 商用画像衛星・気象衛星情報の利用 ・ 画像解析用データの取得(WorldView-4) ・ JAXA陸域観測技術衛星2号(ALOS-2)の利用及び経済産業省が 開発した小型地球観測衛星(ASNARO-1)に係る実証研究 ・ 超小型地球観測衛星を利用した情報収集の調査研究をしている。更に、 先進光学衛星などを計画している。
衛星搭載型2波長赤外線センサの研究

周辺空海域における安全確保のため、広域における常時継続的な早期警戒監視能力の強化に資する研究開発を推進する。特に弾道ミサイルについては対処能力の総合的な向上を目指すことにより抑止・対処能力を強化する。平成27年度は、弾道ミサイル警戒監視用航空機システムのインテグレーションに関する研究等を実施する。

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将来の早期警戒機能、情報収集・警戒監視機能の研究のために、防衛省が研究を進めてきた探知・識別能力に優れる2波長赤外線センサ(中赤外と遠赤外)を、文部科学省・独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が計画する先進光学衛星に搭載し、当該センサの宇宙空間での実証・評価を行うとともに、これまで蓄積のない宇宙からの赤外線画像データを収集
 宇宙状況監視に係る取組
 米国及び国内関係機関との連携に基づく宇宙状況監視(SSA)に必要となる 宇宙監視システムの整備に係る基本設計等 ・ SSA関連施設の整備及び運用要領の確立に向けた準備態勢のさらなる強化。


Next generation aircraft control and warning radar prototype 
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  ステルス機を探知可能 MIMOレーダ                 複数のアンテナを用いて探知性能を向上させステルス機等を探知可能とするMIMO※レーダ技術の研究 (継続・所内試験・空幕要求)実目標を用いた探知・追尾機能・性能の確認   ※ MIMO:Multi-Input Multi-Output 





対弾道ミサイルや巡航ミサイルやステルス機に対して偵察警戒、要撃インフラはそのまま、指向性レーザーとレールガンのインフラとしても活用できる。
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北朝鮮や中国が電磁パルス(EMP)攻撃兵器を研究している。理論的には核兵器を高空で爆発させるだけでよく、全ての電子機器が瞬時にショートして使用できなくなる可能性がある。

強力な電磁パルスは、装備品の電子機器に損傷等を及ぼし、指揮・統制機能を無力 化する効果がある。このような電磁パルス(EMP)攻撃等に対応するために電子機器の重要部位を防護する技術が重要であり、所要の研究を経ることで、おおむね10 年後に電磁シールド等の技術課題を解明し得る見込みである。 
電磁パルス(EMP)弾を防御するには爆発する前にレールガンや指向性兵器撃ち落とすハードキルが有効であろうと思うが1発でも撃ち漏らして日本上空で爆発すれば全ての電子機器が破壊され一巻の終りである。

ミサイル等に対処するのにレールガンや指向性兵器の前に完成するのが、可能な高出力マイクロ波兵器である。http://www.mod.go.jp/trdi/org/pdf/27yosan.pdf 13/21
イメージ 17
イメージ 18我が国が得意とするデバイス技術を用いた高効率かつ小型化が可能な新型電子管により大出力指向性 マイクロ波を発生し、敵ミサイルの誤動作や電子的破壊を可能とする技術の研究 本研究により、従来のミサイルや火砲による自己防御に対して、数の制約がなく、低コストの防御が実現 可能となる HPM 
※照射 ※HPM : High Power Microwave 高出力マイクロ波
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ESMは航空機にも搭載され攻撃的にも防御的にも使える。

もう一つ仮説で、妄想の部類となってしまうが、電磁パルス(EMP)にはボーイングで開発中のプラズマシールドが有効ではないか?アークプラズマによる電磁的傘の内側では外側から押し寄せる電磁パレスを減耗させる効果があると思われるのだが、私が検索した限りでは言及している論文等を検索できませんでした・・・ので
イメージ 15

ボーイングがSF風「プラズマシールド」を考案。爆発の衝撃波を減衰させる技術で特許取得 【engadget】 2015年03月24日 14時25分

ボーイングが、爆発で発生する衝撃波をやわらげる防御技術を開発し特許を取得しました。この技術は近くで発生した爆発による衝撃波を、電磁的に発生させたアークプラズマによって減衰させ、人体への影響を減らすことを目的としています。

しくみをおおまかに説明すると、まず近くで発生した爆発を検知したセンサー装置が、その方向と距離を算出してアーク生成装置に送ります。そして信号を受けたアーク生成装置は即座に爆発の方向に対して強力な電磁波によるアークプラズマを発生させます。

アークプラズマが発生している部分は温度や空気の密度に変化が生じ、衝撃波が伝わりにくくなります。つまり目に見えない防護幕が生成された状態となるわけです。ボーイングはこのしくみにより衝撃波は対象物に到達する前に減衰され、考えられる有害な影響を軽減できるとしています。                 
イメージ 14
 
ボーイングはまた、このシステムが実用化できれば軍用車両や建造物への装備のほか、ひとかたまりで行動する軍人または一般人保護のため利用したいと考えており、今後は別ユニットとなっているセンサーとアーク発生装置の一体化を計画しています。

なお、この技術はあくまでも衝撃波の軽減を目的としたものであり、爆弾の炸裂とともに飛散する破片などの「物体」を止めることはできません。

とはいえ、実際にこれを使うシチュエーションに遭遇したいとは思わないものの、たとえ一部でも SF やアニメで見たあの「バリア」が実現するかもしれないと思うと、微妙にワクワクする話ではあります。


EMP弾技術 
ATLA防衛装備庁でも電磁パルス(EMP)攻撃兵器の研究がおこなわれていると
平成28年中長期技術見積り49/70において言及されています。
 EMP弾技術 
電磁パルスを発生して照射し、敵部隊の情報・指揮・通信機能等の電子機器の機能 を無力化する弾薬の技術である。この技術は既に研究を着手しており、おおむね5~ 10年後に技術課題を解明し得る見込みである。 
イメージ 16
強力な電磁パルスを発生させ、彼のセンサ・情報システムの機能を一時的または恒久的に無力化できる 電子機器阻害装備に関する研究 本研究により、彼の対処能力を抑制することができ、我の作戦を極めて優位に進めることが可能となる
2016/8/31(水) 午後 10:01 

2016/9/1(木) 午後 8:37 
 
2016/9/11(日) 午後 4:22 

2016/9/12(月) 午前 7:06 

2016/9/15(木) 午前 1:37 
 
2016/9/18(日) 午前 6:08 





2014/12/28(日) 午後 9:33 



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